旅日記のコーナーです。

「青春18きっぷ」の思い出 普通列車の旅
2002/2/23更新 (第2回)

  2月20日から春の「青春18きっぷ」が発売となりました。(詳細>>JR西日本HPより

 北海道に住んでいる頃は、ほとんど使うことがなかったのですが、こちら(東京)に来て以来、発売日や有効期間などを見てしまいます。

 もちろんその「安さ」もありますが、今になって普通列車の旅の楽しさを再認識したためです。

 「鉄道紀行への誘い」の中にも書きましたが、私の旅の原点は「青春18きっぷ」での普通列車の旅にあります。

 今から10数年前の中学生の頃、はじめてその存在を知り、友達と1枚ずつ分け合って関西近郊の旅からはじめたのです。(今はバラせなくなったのが残念です)
 それから次第に夜行列車も使うようになり、今はなき「紀州夜行」(天王寺−新宮間)や上諏訪夜行(新宿−上諏訪間)などを活用して、遠くへ遠くへと足を伸ばしたのです。

 移動するための夜行列車ですが、「宿泊場」としても活用し、上諏訪夜行などは3日間連続で乗ったりもしていました。

 そして何よりも楽しかったのは、同じく鉄道旅行をする同年代の人や、また年上の「お兄さん」らと友達になり、夜な夜な寝るのも忘れて情報交換や鉄道談義をしたことです。当時は中学生ですから、同じ地域や学校という狭い範囲でしか友達交流がなかったのに、旅に出て以来、中学生なのに日本全国の人と友達になれたのは大きな財産でした。

 また、鉄道で働く車掌さんや運転手さん、駅員さん、乗り合わせた大人の人たちにもとても親切にしてもらいました。当時はその有難さなど分からなかったのですが、今になってみると、そういう人たちが私を成長させてくれたんだな、と感謝せずにはいられません。

 そんなこんなで楽しかった「18きっぷ」の旅も大人になるにつれて卒業し、「周遊券」「特急列車」「新幹線」「車」などを経て「飛行機」になり、ついには国内に見向きもせず「海外」「ユーレイルパス」になってしまいました。

 30歳を前にして、これではいかん、と思い今年の正月、久しぶりに「18きっぷ」の旅をしました。
 大阪−東京間という“移動”に近い「ゴールデンルート」ですが、普通列車だからこそ見えた風景もありましたし、楽しさもありました。

 今回、その模様を「東海道本線 普通列車に揺られて」という文章にまとめてみました。
 「昔とった何とやら…」ではないですが、多少、鉄道写真が多くなったり、鉄道関係のお話が多くなっている点はご愛嬌ということで…ご容赦ください。

 ただ、昔よりも「18きっぷ」で普通列車を利用する人々が多く、混雑しているのはちょっと…という所ですが、老若男女、誰でもが鉄道に目を向けてくれた、また「18きっぷ」が世間に認知された、というのは嬉しいことでしょう。
 なにせかっては駅員でさえ「何それ?」というような状態でしたから。

 今回もまた1冊買ってみて、近所でもいいので普通列車の旅を楽しんでみたいな、と心待ちにしています。


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