東海道本線 青春18きっぷの旅
page-3 美濃から三河まで「名古屋の新快速」で走破
名古屋の「新快速電車」
 ▲ 名古屋の「新快速電車」も速い

 大垣からは「名古屋の新快速電車」豊橋行に乗る。

 大阪圏と同じように、名古屋圏でも私鉄との競争が激しく、新快速電車が設けられている。


 「青春18きっぷ」では料金がかかる特急や急行には乗れないが、こういった通勤電車の新快速や快速には乗ることができる。関西や中京圏では中距離移動も楽で速い。

 新快速は、岐阜までの各駅に停まると、あとは主要駅だけの停車となる。

 競争相手の名鉄がここ岐阜から豊橋まで併走するので負けてはいられないのだろう。運転席のスピードメーターは100キロを軽く越えている。
併走する名鉄電車
名古屋に近づくと名鉄も併走

 大阪から約2時間半、車内で耳にする言葉も変わってきた。名古屋の言葉を聞くと、「うみゃー」味噌カツや赤だしが食べたくなる。どうしてか、昔から名古屋の味が好きでたまらない。

 ライバルである赤い名鉄電車が右手に併走し始めた頃、雪景色の名古屋に到着。
 駅前には50階建てというツインタワーがそびえ建つ。乗客のほとんどが入れ替わる。私もホームに降りて「きしめん」でもすすりたい所だが、今日は先を急ぐ。

スピードメーターは100km/h超え
 ▲ 常に100kh/h以上で走る新快速
 大阪の時と同じように、新快速は淡々と高速で走り続ける。ローカルな特急電車より余程速い。

 三河の国に入ると、さすがに雪は少なくなってきた。

 ボートレースに行くと見られる中年男性を蒲郡で一気に吐き出し、右手遠くに三河湾の姿をチラリと望みながら終点、豊橋に到着した。






名古屋−静岡間のMAP


■電車は満員… 人の頭ごしに眺めた浜名湖

 長い旅の中間地点・豊橋にようやくたどり着いた。
 昔なら何時間電車に乗ろうと疲れることなどなかったのだが、混雑もあいまって列車を1本見送る。

 ホームでは18きっぷで移動中の若者が次の列車に長い列を成している。並びたいところだが、そんな元気が出ない。

 高くて混雑していても速い新幹線に乗るべきだったかな、とここまで来て少し後悔する。

 豊橋から先は各駅停車の旅となるのに、浜松行の普通電車は通路まで超満員だった。

駅の列車案内板
 ▲豊橋−浜松間の列車は幾分か少なくなる
 人の頭ごしに弁天島の美しい風景と浜名湖の姿を見て窮屈な30分を耐える。空腹のためか、浜名湖を見ると鰻重とうなぎパイの姿が浮かんでは消えた。

 ちょうどお昼過ぎに浜松に到着。浜松市は静岡県。ようやくイメージ的に東京圏内に入った気がする。

 1時間半の小休止。脳裏にまで浮かんで出てきた名産のうなぎを食す。いつも食べている養殖輸入品より、どこか自然臭い味がする。空腹を満たし熱海までの長い各駅停車の旅に備える。

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