北海道 終着駅の旅 新十津川
〜この冬、列車の旅をしてみませんか〜

札沼線・新十津川駅

新十津川駅
 札幌出発時「満員」
 終着駅では「1人」


 新十津川へは滝川からバスで15分も乗れば行けるのだが、札沼線の起点は札幌だ。

 札幌を出発した時、3両の列車は満員。別名、学園都市線と呼ばれているだけあって沿線には大学が多く、車内にも学生が目立つ。

 マンションと住宅が密集する中を高架線が貫く。途中のあいの里教育大駅までは札幌のベッドタウンが続く。

 石狩当別で列車を乗り換え、次の北海道医療大学駅で8割が下車し、石狩月形、浦臼と続くうち、ついに乗客は私1人になってしまった。

 「誰もいない日もある」と運転手さん。私のために列車を走らせているようで申し訳ない気分になる。

 誰もいない終着駅・新十津川に到着。忘れ去られた存在のように街外れにひっそりと建つ駅だ。

 新十津川村は奈良県十津川村からの移住民の姿を描いた「新十津川物語」の舞台。町には開拓記念館や物語記念館などがあり、ゆかりの地めぐりもいいだろう。

(1998年1月掲載)
写真:新十津川駅駅舎

次のページ又はTOPへ