北海道 終着駅の旅 様似
〜この冬、列車の旅をしてみませんか〜

日高本線・様似駅
日高本線で

 穏やかな気候が
 風景を包み込む


 日高本線は苫小牧から静内、浦河を通り、襟裳岬の玄関口、様似までの140キロ余りを延々と太平洋岸に沿って走る路線だ。

 白くて小さな列車には馬のイラストが描かれているのが日高地方らしい。

 勇払原野を抜け、鵡川を過ぎると牧場のサラブレットの姿と海だけが車窓を支配する。独特の穏やかな気候が風景を包みこみ、静かな感動を与えてくれる。

 苫小牧から3時間をかけ、終点の様似にたどり着いた。
 正面にそびえるアポイ岳が美しい。

 列車を降りると多くの乗客はそのままバスに乗り継ぎ、襟裳方面へと向かう。

 襟裳岬もアポイ岳登山口もまだこの先だ。道路は広尾を通り、十勝まで続いている。
 様似は終着駅というよりも新たな旅の出発点という感じがした。

(1998年1月掲載)
写真:日高幌別付近で様似駅MAP
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