小笠原旅行術〜世界遺産の島旅案内
page 3  《滞在ガイド》小笠原で何を楽しむか
▼小笠原イコール美しい「海」
小港海岸
 ▲海の透明度は非常に高い

 小笠原を訪れる人の大半は海を楽しむことが目的、といえるほどに海に関するレジャーが多数あります。

 本土から1000キロ離れた孤島を取り囲む太平洋と戯れるのは、他の観光地にはない魅力で、海の美しさにとりつかれて何度も繰り返し訪れるリピーターになったり、果ては移住してしまったりする人も多いようです。小笠原イコール海といえます。

 父島における海の「アクティビティ(「観光リゾート地での遊び」の意味)」はおおむね次のような内容です。

・海水浴→市街地の大村海岸(前浜)をはじめ、宮之浜、境浦、扇浦、小港などバスで行ける交通便利な海岸、そして、山を越えないと行けないブタ海岸やジョンビーチなど、海水浴場が多数。サーフィンを楽しめる海岸も多い。

・ダイビング
→スキンダイビング(素潜り)やスノーケリングも含め小笠原で最も盛んなアクティビティ。イルカと泳ぐドルフィンスイムが有名。兄島海中公園での潜水や、南島へ泳いでの上陸など、大小のボートを持った専門業者が20程ある。

・シーカヤック→船の上から魚や珊瑚を観察したり、海路でしか行けないビーチへ上陸したり、シーカヤックとダイビングを両方体験できるツアーも多い。8事業者が展開しており、アウトリガーカヌーを専門に行う業者も1社ある。

・海釣り→1年中大物が狙えることで釣り好きには有名。船釣り、磯釣りは専門業者が9社程度。港での釣りには、釣具のレンタルを行っている宿も。西町に釣り具店がある。


▼山のアクティビティも人気

 一方、父島は小笠原ならではの自然環境を持つ200〜300メートル級の山々が続いており、山に関連した観光も根強い人気があります。
 ハイキングは単独でも可能ですが、深い情報を得たいならガイドツアーへの参加が良いかもしれません。

・自然散策→小笠原固有の動植物観察など。遊歩道が整備されている場所も多い。

・戦跡めぐり→山の中に旧日本軍の痕跡を求める。ガイドツアーが安心。

・ナイトツアー→光るキノコ「グリーンペペ」や星空の観察が有名。


▼海や山以外の「観光」も

 海や山に入らなくても、父島の観光施設やスポットをめぐる観光も楽しむこともできます。島全体が広くないので、半日から一日あればほとんど訪れることが可能です。

・島内観光→路線バス(1回200円、1日券700円)と徒歩で主要観光地は網羅できる(本編参照)。島内を一周するならレンタルバイク、レンタカーで。大村の周辺施設や観光スポットなら徒歩だけでも十分に回れる。

・南島上陸→20以上ある民間のツアー参加することで上陸可能。船から上陸するツアーと海から泳いで上陸するの2パターンがある。年末年始を除く11月〜2月初旬は入島不可。(本編参照

・兄島上陸→熱帯魚と戯れることができる「兄島水中公園」で潜水するツアーは多いが、上陸するものは少ない。

・その他無人島→ケーター(聟島)に上陸できるツアーが2〜3ある。

・母島訪問→父島滞在中、定期船「ははじま丸」で日帰りできるダイヤの日が必ず1日ある(本編参照)。また民間業者の船がホエールウォッチングなども含んだ母島ツアーを独自に行っている。


▼母島でも海&山の楽しみ

 母島は父島ほど大規模ではありませんが、次のようなアクティビティを楽しむことができます。

 ダイビング関連/釣り/海水浴/石門山など自然散策/島内観光本編参照


▼最大4日間を費やせる

 小笠原は小さな島ですが、迷うほどに多くの楽しみ方が用意されています。
 「おが丸」の父島到着は11時半なので、その日の午後も含めて合計3.5日間を観光やアクティビティに使えます。また、復路便が父島を出港する14時までの時間も合わせると、丸4日間を費やすことが可能です。

 ただ、1日くらいはなにもせずに、大村海岸あたりで海を眺めたり、買い物したり、ベランダから夜空を眺めたりしているだけでも、小笠原が感じられて愉快かもしれません。
 たとえずっとそう過ごしたとしても、この孤島の良さは体感できるはずです。


 観光やアクティビティの詳細は小笠原村観光協会母島観光協会のサイトをぜひ参考にしてください。

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