韓国 鉄道紀行 2005
page-1 JR九州の『コリア・レール&ビートルパス』で韓国へ
コリア・レール&ビートルパス(JR九州のチラシ)

 今年(2005年)5月の大型連休、一週間ほど妻と韓国を旅することになった。

 2004年4月に高速鉄道「KTX」が開通し、今年になってからは国鉄が公社化されるなど、韓国鉄道が大きく変貌しつつある。

 旧型の客車を使った「鈍行列車」はKTX開業と同時に全廃されてしまったが、その変化の現状を実際に見てみたいし、まだ乗ったことがない路線や列車が無数にあるので、この機会に乗りたいと思う。

 大型連休中だが、JR九州が発売する『コリア・レール&ビートルパス』なら、博多〜釜山間のジェットフォイル(高速船)「ビートル」の往復券と韓国鉄道7日間乗り放題の「KRパス」が付いて2万8000円という適価で韓国まで行って帰って来ることができる。

 特に「乗り放題」などと言われてしまうと、昔の自由気ままな日本での周遊券旅行を思い出して、大いに期待が膨らむ。
 『コリア・レール&ビートルパス』の購入を即断し、韓国鉄道に思う存分に乗る旅に決めた。一週間もあれば、かなりの路線を制覇することができそうだ。

 苦い顔をしている妻には「韓国の真の姿を知るためには、地方都市に行かねばならない。そのためには鉄道旅行が最適である」などともっともらしい理由を述べて、時折、行程に韓国各地の観光地巡りを織り込むことで主たる目的の粉飾に努めた。

 そうして考えた行程は以下の如くである。
旅のルート図
・・・・・・・▲今回の韓国鉄道旅行ルート図

 【1日目】
 羽田(飛行機)福岡…博多港(ビートル)釜山港<釜山泊>

 【2日目】
 釜山(中央線)蔚山(東海南部線)慶州…仏国寺…慶州(東海南部線)浦項(東海南部線・大邸線)東大邸(KTX)釜山<釜山泊>

 【3日目】
 釜山(慶全線)馬山(鎮海線)鎮海(鎮海線)馬山(慶全線)順天(全羅線)麗水(全羅線)順天(慶全線・湖南線)木浦<木浦泊>

 【4日目】
 木浦(KTX湖南線)論山…扶余…論山(KTX)龍山<ソウル泊>

 【5日目】
 ソウル(京義線)都羅山…非武装地帯<DMZ>バスツアー…都羅山(京義線)ソウル<ソウル泊>

 【6日目】
 清涼里<ソウル>(中央線)堤川(太白線・嶺東線)道渓(嶺東線)栄州(中央線)永川(大邸線)東大邸(KTX)釜山<釜山泊>

 【7日目】
 釜山港(ビートル)博多港…福岡(飛行機)羽田

 やはり、一週間の大半が鉄道乗車という結果となり、粉飾にはなっていない気もするが、古都・慶州と百済終焉の都・扶余は押さえているし、非武装地帯へ延伸した京義線でのイムジン河越えとDMZ見学も盛り込んだ。

 「なかなか良いプランである」と自画自賛している私を、妻は呆れたように眺めていた。



>>page-2 JR九州「ビートル」(博多港〜釜山港)へ

前のページに戻る
前のページへ
韓国鉄道紀行トップへ
韓国鉄道紀行のトップへ
次のページへ進む
次のページへ
ホームに戻る 世界編のトップへ戻る