旭川発の旅関係記事
あさひかわ いちにち旅紀行−2
釣りたての魚は新鮮美味
〜オホーツク海・船で釣って食べて大満足〜
(1997年8月掲載)
沙流漁港 長い浮島トンネルを越え、紋別からオホーツク海を縦断する国道238号線を興部方面へ約15分、車を走らせると沙流(さるる)の漁港が見えた=写真上。
 今回はここから船に乗り、オホーツク海の新鮮な魚を釣り上げ、それを食べてみたいと思う。

 とはいえ、当方はまったく釣りの経験などない超初心者。かなり無謀であるのだが、「大丈夫。全く釣りの経験がない子供でもカレイなら釣れますよ」との船長の言葉を信じ、カレイを狙うべく釣り船に乗り込んだ。

 蒼(あお)い夏の海原が延々と続くオホーツク海を飛ぶように船は突き進む。さわやかな潮風が非常に気持ちいい。10分もすると船が停まった。どうやら釣りポイントに着いたようだ。

 リール付きのサオに仕掛けをつけてもらい、餌は「イソメ」というミミズのような虫を針に付ける。多少気持ち悪く、つけるのは面倒だ。何とか餌をつけ、糸を海に落してみたが、一向に釣れる気配がない。同船した人達は釣り歴10数年の超ベテランだけあってあずか数分で大きなカレイを釣り上げている=写真下。

カレイを釣り上げる
 「もっとコヅかないと釣れないよ」とベテランからアドバイスを受ける。サオを上げ下げする「コヅく」という行為をしないとカレイは釣れないようだ。

 見よう見真似でサオをコヅいてみると、ググッと引きがきた。意気込んで引き上げてみたが、オコゼのように背びれにトゲがある「カジカ」と呼ばれている魚で、とても食べられる代物ではないらしい。その後も巨大なヒトデが釣れたり、クラゲが引っかかったりとロクなものが釣れない。

 少々、意気消沈していたら今度はこれまでにない強い引きを感じ、サオが大きくしなった。何だろうと引き上げてみると大きいカレイがかかっていた。
 「これはいい形のカレイだ!食べるとおいしいよ」と船長も絶賛する素晴らしい魚が釣れた。

 一度釣れてしまうとその後はすぐに釣れるようになり、2時間で15匹近いカレイが釣れた。釣りというものはこんなものなのだろうか。釣れ出すと非常に楽しく、船酔いの気分の悪さも、エサを付ける面倒くささも忘れてしまう。

 港に戻り、釣れたてのカレイを炭火で焼いて塩焼きにして食べてみたら実に旨かった。楽しく釣っておいしく食べる……、海釣りがこんなに良いものだとは思わなかった。今度は大物を釣り上げて食べてみたいものである。


転覆したはやぶさ遊漁船はやぶさ

(1997年8月撮影)





 当記事中に登場しております遊漁船「はやぶさ」号が2002年9月14日午前、北海道のサロマ湖で転覆事故を起こし、複数の死者、行方不明者を出す結果となりました。
 事故で亡くなられた方の心よりのご冥福と、行方不明者の方々の一日も早い発見をお祈り申し上げます。
(2002年9月19日)


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