湖西線 北陸本線 普通列車に揺られて 青春18きっぷの旅
page-1 京都から湖西線に乗って北陸路へ
湖西・北陸・ほくほく・上越・高崎 ルートマップ

 
東海道本線、中央・関西本線と乗ってきた東京−大阪間の「普通列車・移動旅行」も、これで3回目。最後に残されたのが日本海沿いに北陸本線を移動するルートである。

 京都から湖西線・北陸本線で直江津へ行き、第3セクター鉄道の「ほくほく線」を乗り継いで越後湯沢へ。そこから上越線と高崎線で上野へ戻ってくるルートだと1日で行けることに気づいた。

 大阪・京都・福井・石川・富山・新潟・群馬・埼玉・東京と9都府県を通り、総距離数730キロ。約16時間の長い旅。その間、乗り継ぎばかりでほとんど時間もなく、大半は普通列車の中となる。

 少々、無茶な気もするが、東海道、中山道と来たのだから、最後は北陸道も試したい気がしたし、久しぶりに日本海も見てみたい。「18きっぷ」の良さはいくら乗っても値段が同じということにある。

 「昔は24時間、普通列車に乗っても平気だったのだから、16時間くらいは大丈夫」。
京都駅名板

 自分に言い聞かせるように理由を見つけ、朝早起きし、大阪から東海道本線で京都へ向かった。

 京都を7時7分に出る湖西線・近江今津行の普通列車。その昔、関西の「新快速」として活躍した車両だった。

 クリーム色に茶色いライン、落ち着いた茶色の車内とシート。ドアが2ヶ所しかない。ラッシュに対応できないため都心からは追いやられたが、未だに素敵な車両だと思う。鉄道マニアらしく、昔乗った電車には、未だに思い入れが深いようだ。
湖西線の普通列車(京都駅で)
 ▲ 湖西線の近江今津行普通列車

 列車は次の山科駅で通勤客が大量に乗り込みほぼ満員となった。列車のほとんどが京都始発となっているが、湖西線の起点はここ山科からである。

 山科を出ると、東海道本線と分かれ、京と近江を隔てる長い長等山トンネルに入る。トンネルを抜けると西大津駅に停車。ここからは滋賀県となる。

 かって「叡山」という名だった比叡山坂本駅に停車。付近に京阪電車の坂本駅があり、その先に比叡山ケーブルの乗場もあるためか、何時の間にかこの駅名に変わっていた。
 出雲大社には行けない山陰本線「出雲大社口駅」よりはマシだが、比叡山まではそんなに近くはない。

 右手の車窓には朝の雨に濡れた琵琶湖畔の街並みと、灰色の空に煙った琵琶湖の姿が見えてきた。今日の天気は曇りのち雨。残念だが、灰色の風景を眺めて過ごす。

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