「鉄道紀行への誘い」から生まれた本
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書籍『週末鉄道紀行』のメディア紹介履歴
(2009/7/22掲載分)


日刊現代
日刊ゲンダイ 2009年7月22日号 15面
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日刊ゲンダイ 週末鉄道紀行 筆者インタビュー記事



・2009年7月22日(水)発行(2009年7月23日号)

 夕刊紙「日刊ゲンダイ」15面「著者インタビュー」に掲載されました。


■著者インタビュー
週末鉄道紀行 西村健太郎氏

「郷愁が鉄道旅へと駆り立てるんです」

 忙しい仕事の合間を縫って、週末に鉄道旅を満喫するサラリーマンの著者による紀行エッセー。
 「鉄道旅の旅行記はいろいろありますが、プロのライターが書いているケースが多くて、仕事や家庭があったら、絶対に行けないような旅ばかりなんです。だったら、自分で書いてみようと。サラリーマンでも、ここまで行けるぞというひとつの提示として書きました」

 旅は、月曜日の朝の通勤電車の車内で時刻表を手に週末の行き先を計画するとことから始まる。週末の旅への思いを膨らませながら、「ゆりかもめ」や「東海道本線」(東京駅から品川までわずか7分)など仕事で利用する電車の愉楽や、古い時刻表を眺める幸せなど平日の楽しみ方も語る。その鉄道好きは6歳からだというから筋金入りだ。

 「叔父が出張で使っていた時刻表を読み始めたら面白くて。この駅はどういう所にあるんだろう、この電車はどうやって走っているんだろう、どんな人が乗っているんだろううと、想像の世界で旅をしていました」

 そして待ちに待った週末。指定券の入手がままならず当初の計画を断念した著者は、なんと廃止直前のブルートレインに乗るため、土曜の夜から九州へ2泊2日の弾丸旅行へ旅立つ。もちろん出勤に間に合うよう、月曜の早朝には自宅に戻っている計算だ。

 後半は、昨年11月の北海道稚内への2泊3日の旅をつづる。中学生のときに訪れて以来、一時は移住したほど好きな北海道には、これまで数え切れないほど旅をしてきた。何度も乗ったことがある路線でも、飽きることがないという。
 「同じ場所でも、冬か夏かで風景は異なるし、雨か晴れだったかでも違う。2度目からは前の思い出があるから、また違う旅になるんです」

 数年前には、JRと旧国鉄だった第三セクター鉄道をすべて乗りつくした。それでも達成感や満足感はなく、まだ乗り足りないという。
 「ブルートレインや長距離列車など消えつつある列車や、地域の人との生活とともにあるローカル線に引かれます。少年時代から心に積み重なった風景や、古い電車への郷愁が鉄道旅へと駆り立てるんです」

 随所に鉄道旅を楽しむための「技」もさりげなく紹介され、読者を未知の旅へと誘う。

(アルファポリス 1400円)

にしむら・けんたろう 1973年生まれ、大阪府出身、大阪芸術大卒、法政大学大学院修了。横浜市在住。旅行専門誌編集者などを経て、現在IT専門誌記者。Webサイト「鉄道紀行への誘い」で第1回アルファポリス旅行記大賞を受賞。

(日刊ゲンダイ、2009年7月23日号15面より)


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