なつかしの
最長片道鈍行列車の旅 1979(昭和54年)
350キロ以上を走る懐かしの「普通・快速列車」の一覧)
※「レ」は客車列車、「M」は電車、「D」はディーゼルカーの意味

順位 運転線区と列車名
始発駅 行先 運転距離 備考
1 山陰本線824レ 門司5:20発 福知山23:51着  595km  
2 山陰本線831レ 豊岡5:04発 門司22:52着 575km
3 山陰本線726レ 浜田5:08発 大阪21:00着 499km
4 【夜行】関西本線紀勢本線
921レ「はやたま」号
924レ「はやたま」号
名古屋15:19発
天王寺23:00発 
天王寺5:00着
名古屋12:59着
493km 天王寺〜新宮間は
三段式B寝台車2両連結
天王寺〜串本間は快速運転
5 山陰本線835レ 京都5:25発 浜田21:21着 473km
常磐線・東北本線233レ 原ノ町6:00発 青森16:59着  461km  
7 羽越本線・奥羽本線833レ 新津5:38発 青森19:40着 456km  
8 山陰本線822レ 長門市5:30発 豊岡20:56着 451km
9 函館本線121レ
函館本線122レ
函館6:20発 
旭川6:16発
→  旭川20:06着
函館20:04着 
436km  
10  北陸本線522レ
北陸本線523レ
長岡4:40発
米原10:33発
米原17:45着
長岡23:23着
427km   
11 【夜行】函館本線・根室本線
423レ「からまつ」号
424レ「からまつ」号
小樽21:16発
釧路19:00発
釧路9:17着
小樽6:24着
426km 三段式B寝台車2両連結
下りの滝川→新得間と
上り滝川→江別間は快速運転
12 山陰本線544レ 浜田6:25発 東舞鶴20:53着  424km  
13 函館本線121レ
函館本線122レ
函館6:20発
旭川6:16発
旭川20:06着
函館20:04着 
423km 小樽(山線)経由
14  【夜行】
東海道本線344M
東海道本線347M
大垣20:25発
東京23:28発
東京4:40着
大垣6:59着 
413km  大垣→静岡間各駅停車
上りは東京〜小田原間と
浜松→大垣間ほぼ各駅停車
自由席グリーン車連結
15 山陰本線721レ 大阪5:37発 出雲市19:50着 410km
16 東北本線41レほか2本
東北本線42レ
仙台9:07発
青森7:38発 
青森19:36着
仙台18:32着
387km  荷物41列車と併結
17 【夜行】
山陰本線827レ「山陰」号
山陰本選826レ「山陰」号
京都22:04発
出雲市19:09発
→  出雲市9:48着
京都5:24着
385km 三段式B寝台車1両連結
京都〜鳥取間は快速運転
※下りは福知山から先はほぼ各駅停車
17 山陰本線543レ 福知山6:14発 浜田19:42着 385km  
18 函館本線・石北本線
831レ/521レ
札幌11:28発 →  網走22:49着  375km 札幌→旭川間831レ
旭川→北見間521レ
北見→網走間1521レ 
19 東北本線1138レ 盛岡10:18発 黒磯21:28着 372km
20 【夜行】函館本線43レ 函館23:51発 滝川9:51着 370km 札幌→滝川間は825レ
荷物43列車と札幌まで併結
※上り列車は「札幌→函館」44レ(夜行)
21 常磐線221レほか1本 上野5:55発 →  仙台14:02着  362km 
22 山陰本線828レ 下関12:34発 米子23:55着 361km
23 奥羽本線428レ 東能代5:15発 福島15:53着 355km
24 日豊本線534レ 宮崎13:12発 門司港23:55着 351km
▼このほかの著名な普通・快速列車
長距離 高崎線・信越本線
2331レ/321レ/
323レ/1323レ
上野6:15発
高崎9:49発
長野16:18発
→  高崎8:53着
長野12:52着
新潟22:41着 
432km 列車番号を変えてはいるものの、
同一車両を使用しているとみられる列車。
上りは新潟5:55発1322レからスタートし、
直江津、長野、高崎で分断しながら、
上野21:55着まで走っている
夜行 高松→中村731D
窪川→高松762D「快速」
高松0:37発
窪川20:37発
中村7:51着
高松3:32着
274km
231km
自由席グリーン車連結
上下便とも宇高連絡船に接続
夜行 門司港〜長崎・佐世保
「ながさき」号 
門司港22:42発
長崎22:59発
佐世保0:30発
長崎6:41着
佐世保4:41着
門司港7:44着
259km
195km
長崎発着便に三段式B寝台1両連結
大村線経由
夜行 新宿〜長野441M/442M  新宿23:55発
長野18:30発
長野9:49着
新宿4:23着
288km 「ムーンライト信州」の原型のような列車
夜行 上野→長岡733M  上野22:11発  →  長岡4:42着  267km 片道のみ設定、ほぼ各駅停車で運転 

 1979年(昭和54)年、全国の主要な鉄道路線には、国鉄の象徴のような茶色や青の「旧型客車」を大量に連ねた「鈍行列車」がこれだけ残っていました。
 まだ東北・上越新幹線さえ開通していない頃で、在来線の特急や急行が都市間唯一の大量輸送を担っていたころです。

 特急列車では、寝台特急「富士」が東京〜宮崎〜西鹿児島(現鹿児島中央)間1595kmを、「はやぶさ」が東京〜熊本〜西鹿児島間1514kmを走破。
 昼間の特急では、「白鳥」が大阪〜新潟〜青森間1059kmを、東北本線では「はつかり」が上野〜青森間739kmを9時間弱かけて結んでいました。
 もちろん、庶民移動の主役である急行列車も、中・長距離、昼夜問わず全国津々浦々に走り回っている、そんな時代です。

 ここに掲載した鈍行列車は、地域輸送の担い手として、朝夕の通学ラッシュ時以外は、おそらく空気を運んでいるような存在だったのでしょう。
 この3年後の1982年、そんな「鈍行列車」を格安で使って旅してもらおう!と「青春18きっぷ」が生まれて、今まで生き残っています。
 もし、1979年に「18きっぷ」で旅ができたなら、さぞ面白く、長距離移動も乗り換えがなくて楽だったんだろうな、と思ってしまいます。
 

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