八ヶ岳 7月!

日時  2014年 7月26日〜27日
天気 26日時々  27日

登山コース(美農戸・行者小屋・赤岳・横岳・硫黄岳・赤岳鉱泉・行者小屋・美農戸)
  1日目
   美農戸  ⇒  行者小屋   ⇒   阿弥陀岳分岐  ⇒  赤岳山頂  ⇒  三叉}峰  ⇒  横岳山頂  ⇒  硫黄岳山頂
    5時40分  7時20分(テント設営40分)            10時(15分)   11時35分(20分)              13時15分(45分昼食)
   赤岩の頭  ⇒  赤岳鉱泉  ⇒   中山展望台  ⇒  行者小屋
             15時(15分)                     16時             (歩数 26834歩)
  2日目
   行者小屋  ⇒ 三農戸口
    6時        7時40分                    (歩数 9123歩)

梅雨明けして猛暑の日が続き、畑の野菜は悲鳴を上げています。
特にキュウリ、ナス、ピーマン、エダマメ、サトイモは、この時期の水やりが大切です。
畑も気になりますが、山も行きたい。
かみさんに週末の水やりと収穫を任せて、南八ヶ岳(赤岳・横岳・硫黄岳)を歩いて来ました。
25日(金)仕事を早く終えて、自宅を19時30分出ました。
中央道 諏訪南ICより美農戸口、ここから林道で「やまのこ村」の駐車場へ
美濃戸口からカーナビの指示のとおり走れば、別荘地奥の行止りまで来てしまい、その後迷いに迷って美農戸口まで戻り、案内板を見付けホッとしました。
ネットの情報では、未舗装の悪路、特に夜中走るとヘットライトで照らした範囲しか分からないので余計に酷く感じましたが、
明るい帰りに走ったら、まったく問題なしの道でした。
駐車場には、日付が替わり午前2時到着、何とか駐車スペースを見付けて仮眠を取るけど、寝れませんでした。
5時ごろから駐車料金(1000円)徴収に
5時40分歩き始めました。
南沢から行者小屋まで1時間40分、久しぶりに担ぐ60gのザックは重いです。
行者小屋でテントを張って、お腹が空いたので菓子パンを頬張り、サブザックに必要な物だけ入れます。
8時、赤岳・横岳・硫黄岳までの稜線を歩き、赤岩ノ頭から赤岩鉱泉へ下りて行者小屋に戻る周回コースへ
傾斜のない道を歩き、少し行くと阿弥陀岳への分岐があります。
体調が良ければなら阿弥陀岳を登って赤岳へと縦走しょうと思いましたが、歩き始めが遅かったし、まったく寝ていないので文三郎尾根を登り赤岳へ
長い急な岩場と鉄階段、鉄階段のステップには「マムート」のロゴ、マンモスを見ながら登ります。
稜線まで登ると西に阿弥陀岳、東にはこれから登る赤岳の赤褐の岩肌が山頂まで続きます。
見晴らしの良い急な稜線からゴロゴロした岩場、2カ所設置された鉄梯子を登ると赤岳山頂、山頂には、三角点と赤獄神社が祀られている。
山頂から全方向が望めます。
富士山、南・中央・北アルプス、浅間山、奥秩父の山々と雄大な大パノラマが展開します。
そして目を下に向ければ、森の中に歩き始めた行者小屋や下山する赤岳鉱泉が望めます。
順番に記念写真を撮って貰い山頂を後にします。
赤岳の肩からクサリ場や岩場をジグザグに下って赤岳天望荘で一息入れます。
地蔵ノ頭からハイマツの岩礫の稜線を辿り、アップダウンが続きます。
クサリや梯子による登山者と行ちがいも多く、その間に休憩と展望を楽しみ、デジカメで撮る写真も多くなります。
横岳周辺は、鉾岳の西側をトラバース、ゆるやかな稜線を登り石尊峰頂上を踏み、横岳の中間点三叉峰は、杣添尾根が分岐する。
無名峰を越えて、暫くおだやかな地形が続き、横岳の本峰 奥ノ院(2829m)へ
歩いて来た赤岳からの稜線や西に突き出た大同心、小同心の迫力ある岩頭が望めます。
クサリを頼りに下り、リッジを諏訪側、佐久側に回り込んでトラバースして、砂地の斜面にはコマグサのピンクの花が綺麗です。
コマグサの群落地を下り硫黄岳山荘に着き、一息入れます。
大ダルミもコマグサが綺麗で、進路に8つの石積みケルンが並ぶ道に導かれて登り切ると広々とした硫黄岳山頂に到着です。
硫黄岳は、最も火山らしいピーク、北面には迫力満点の荒々しい爆裂火口壁があります。
東と西面にはなだらかな斜面が広がり、歩いて来た行者小屋から稜線、赤岳から横岳そして硫黄岳までの稜線や下山する赤岳鉱泉も望めます。
ここで大休憩、昼食を摂り、ザックを枕にして横になると30分ほど寝てしまいました。
元気を取り戻して、赤岳鉱泉まで一気に下ります。
赤岳鉱泉も大きな山小屋で多くの登山者で賑わっていました。ここのトイレは新しくきれいに整備されていました。
中山展望台に寄って、今日歩いた稜線を下から望み、午後4時前に行者小屋へ帰って来ました。
阿弥陀岳に登りませんでしたが、登っても帰って来れたと思います。
小屋周辺は、多くの登山者で賑わっています。テントの数も増え、森の中まで張っている人も
夕食を済ませて、周辺の人と山談、7時にテントの中へ、そして夢の中へ
やまのこ村 左…北沢 右…南沢 木橋を渡って森の中へ 行者小屋
「マムート」のステップ 岩場を登れば赤岳山頂 赤岳山頂(2899m) 赤岳鉱泉、行者小屋が望める
山頂から赤岳天望荘・横岳と続く 横岳主峰、奥ノ院山頂(2829m) 大同心稜 硫黄岳の爆裂火口
赤岩の頭より横岳・赤岳・阿弥陀岳 大きな森を下り 赤岳鉱泉 行者小屋のテン場

4時起床、阿弥陀岳に登り、ご来光を観て下山しょうと思っていましたが、ガスで山は真っ白け、持病に右足裏も少し痛むので止めました。
周りの人と話しをして、これから出発する登山者を見送り、撤収して6時に下山しました。
やまのこ村の駐車場に7時30分に帰って来ました。
小屋でソフトクリームを食べて休憩させて貰い、これから登る方から赤岳の天候を聞かれたけど「曇っていました。」と言い
林道を下ります。真っ暗の中を走るのと大違いで、何処にでもある未舗装の道でした。
上がってくる10台以上の車と出会いましたが、お互いバックする事も無く交せました。
近くの温泉「もみの湯」の営業が、10時からなので、何処かで時間を潰そうと蓼科方面へ少し走ると「たてしな自由農園村」が開いていたので入りました。
道の駅のような所で地元でとれた野菜や果物、乳製品、お土産ets
駐車場には、いすゞ「117クーペ」です。
見た時は、感動から全身鳥肌が立ちました。
ハンドメイド車も並んでいます。
関東の愛好家グループで今日は10台の参加でしたが、20人以上の愛好家グループがいるらしいです。
大阪にも愛好グループがあるとの事。
ここで横道に外れますが、
実は、私の2代目の車で、自分で買った最初の車が「117クーペ XG」なんです。
排ガス規制でも残ったDOHC搭載の車
中古車でしたが、ディーラーに頼んで1年待って手に入れました。
古い年代の丸目ヘットランプが欲しかったのですが、見付りませんでした。
当時と同じ車に乗っている人がいました。それも、カンパ二ヨーロのホイルも同じ、本当に懐かしかったです。
皆さん、大切にすごくきれいに乗られています。
壊れた時の部品が大変らしい。
ここで、皆さんが出発するまで1時間以上、車を見せて頂いたり、お話を聞きました。
もう一つ、117について大きく横道を外れて序でに(^^ゞ
117は、かみさんとの恋愛中から結婚、長女が生まれて数年間乗っていました。
今までで一番好きな車、お金も一番掛けて改造したのもこの車でした。
改造がエスカレートして電気系統、排気系交換、足回りも強化、太いタイヤが入らなかったのでボディーもカットしました。
40万円のフルコンポのオーディオ  当時としては、もの凄い金額と思います。
かみさんが、排気音で「数キロ先からでも帰って来たらわかった」とよく言ってました。(笑)
この次の車もいすゞ車でした。同じジウジアーロがデザインした「ピアッツア イルムシャ」 この車は、ノーマルでもターボが利いてもの凄く走りました。
山とは、関係ない話になりました。
でも、今回は山歩きよりも感動しました。
行者小屋で朝の出発で賑わう 深い緑の森が癒されます。 ここにも「マムート」 やまのこ村でソフトクリームを
林道を下ります。 たてしな自由農園原村でモーニング いすゞ「117クーペ」 「もみの湯」

「もみの湯」で汗を流して帰路に
追記
因みに、私のURL(HP、ブログ等)の117は「良いな」からではなく「117クーペ」から取りました。


「117クーペ」と山・記念写真他