高見山 1月!

日時  2010年1月17日
天気 

登山コース(平野・高見山)
   平野(たかすみ温泉駐車場) ⇒  高見杉  ⇒  杉谷平野分岐  ⇒   高見山山頂  ⇒  平野(たかすみ温泉駐車場)
    8時40分                          9時50分       10時40分(30分)      12時40分

                                                                     (歩数 17782歩)
どうしてもこの冬に登っておきたかった山、関西のマッターホルン高見山
山頂付近の樹氷を、是非観たいと思っていましたが、なかなか行く機会がありませんでした。

朝6時30分に出発し、何時も明神平へ行くR169の宮滝から東吉野村に入りR166で平野へ 
木津トンネルを貫けた辺りで見た高見山の山頂付近は白く輝いていて登山意欲も高まります。
平野の「たかすみ温泉」駐車場に8時30分到着、広い駐車場で道の駅のようなところ
やはり台高や大峰の山々へ登るには、家から如何しても車で2時間はかかります。
登山ルートも色々あるようですが、下山後は温泉に入れるのでここから登ることにしました。
準備をして
と ここで周囲を見渡しても登山口らしきところが無くて広い駐車場をウロウロ…と 確か、川に架かる赤い橋?
温泉施設の玄関を掃除していた女性に教えて頂きました。赤い橋を渡って川と民家の間の登山口から登ります。
薄暗い植林の中を進みます。砂防ダムを何個か通り過ぎ、避難小屋と鳥居があって、その横に1本だけ大きな杉があります。
樹齢700年と伝えられる高見杉です。
相変わらず杉林の道を進みます。
丁度、金剛山へ登る道やダイトレと良く似た感じ、ダラダラと行くと杉谷から来た道と出会います。
分岐には、でかいプーさんの看板があります。本当に熊が居るのでしょうか
杉谷から登って来られた方々で山頂を目出す登山者が多くなり、自然林も少しずつ増え、積雪も多くなってきました。
大淀町で朝日が R166より高見山 この橋を渡り左が登山口 登山口
高見杉と避難小屋 左杉谷 右平野の分岐 分岐に熊出没の大きな看板 自然林が多くなり樹氷も付いてきた。

国見岩、息子岩、揺岩を過ぎ樹氷のトンネルをくぐって、最後の笛吹岩の岩頭からは、南に広がる台高の山々が望めました。
尾根筋を進む程、風がいっそう強くなって樹木に付いた樹氷が横に伸びて大きくなり、見事な“エビの尻尾”ができています。
これを観たくて今日は登って来ました。本当にラッキーです。
前方には、上が展望台の避難小屋が見え、その奥に高角神社を祀る山頂です。
横の2等三角点の標石は雪を被っていました。
山頂からの眺めは、住塚山や曽爾村の兜岳・鎧岳・曽爾高原、三峰山、台高・大峰の山々が並び360度の展望
登って来た道や高見峠からの登山客がどんどん登ってきます。
尖がった山なので山頂は狭く登山客でいっぱい、避難小屋も満杯で立ってランチを食べている人も、
風が強く、冷たくて寒い。
風当たりが少ない避難小屋の南側で、私も立ったまま冷たいコンビニおにぎり1個を頬張り軽く腹ごしらえして下山する事に
とにかく寒かった。樹氷の写真を撮っていると指の感覚が無くなってしまい、シャッターがなかなか切れない
樹氷のトンネル 笛吹岩  笛吹岩より台高の山々の展望 樹氷の尾根を登り
強風の山頂直下の尾根 避難小屋の上は展望台 高角神社 二等三角点の標石(1248m)

山頂手前の尾根、あの冷たい強風が、エビの尻尾を作るのですね!
寒かったけど見事な樹氷、綺麗でした。

まだまだ登ってくる登山者に挨拶を交わして来た道を戻ります。
下山後は冷えたからだを「たかすみ温泉」で温めました。
入浴客の殆どが高見山から下りて来た登山者
施設は新しく、空いていたので湯もきれいでした。 ぽかぽか あったまり帰路に
帰り道は、R166で途中にある道の駅「宇陀路大宇陀」で休憩とおみやげを買いR165・南阪奈道路で帰って来ました。

たかすみ温泉 道の駅「宇陀路大宇陀」

山頂からの展望、記念写真と樹氷