武奈ヶ岳 11月!

日時  2009年11月 8日
天気   時々

登山コース
     ガリバー青少年旅行村  ⇒ 八淵滝   ⇒  オガサカ分岐  ⇒  八雲ヶ原   ⇒  中峠の分岐  ⇒   武奈ヶ岳山頂
       7時45分                                    9時30分                   10時30分(30分)

     細川越  ⇒  広谷分岐    ⇒   八淵滝   ⇒   ガリバー青少年旅行村
            11時45分(昼食30分)                13時20分         (歩数 21570歩)

2003年に購入しました「関西の山あるき100選」と言う山ナビの本
中部から中国・四国地方までの山歩きコースを紹介しています。
その本の最初に載っているのが、比叡山系の最高峰「武奈ヶ岳」です。
秋の紅葉で全山赤黄に色付いた写真や日本の滝100選の「八淵滝」、山頂からの展望など 「魅力のある山やなぁ〜」「いつか登りたいなぁ〜」
と思っていました。
大阪の南からは中途半端な位置にあって、朝早く出発しても日帰りではチョッと遠い、金剛山より100m程高いだけの山へ登るのに前日出て
車中泊までして行きたくない。 でも登りたい。 紅葉シーズンになると、ここ数年思っていました。
今季もそんな思いが高まり、頭等行って来ました。
前日の土曜日、夜9時に自宅を出発し道の駅「藤樹の里あどかわ」に11時過ぎ到着、
大きな道の駅で24時間営業のコンビニもあります。
夜中でも車の出入りが多くて騒がしいので、耳栓をして仮眠をとりました。
携帯電話のアラームのセットを忘れ、アラームが鳴っても耳栓していたので聞こえなかったと思いますが(苦笑)
寝坊して6時30分起床、ガリバー青少年旅行村に着いたのが、7時30分でした。
登山者用無料駐車場に車を入れ、準備をして歩き始めます。
アスファルト舗装の道を歩き、ガリバー旅行記をテーマにした公園やきれいに整備されたオートキャンプ場の横を進みます。
「八淵の滝」の大摺鉢までは旅行村の遊歩道を利用する。
遊歩道の入口には転落事故が多発していて8月・9月に2人死亡している警告板がありました。
魚止の滝・障子の滝へは通行止めのロープが張られていて、ひき返して来た人に聞けば、崖崩れで危険との事、私もここはパス。
大摺鉢から先は、クサリや梯子・杭・ロープが設置されているアスレチックコース、なかなかスリルがあって楽しいです。
8つの滝郡のハイライト“貴船の滝”付近はロープを使って降り、川を渡って梯子を登り岩場のクサリを持って抜けます。
沢は徐々に傾斜が緩やかになり、七遍返りの滝を過ぎてしばらく行くとオガサカ道との分岐、右の沢沿いの道を登り尾根に取り付きます。
道の駅「藤樹の里あどがわ」と鯖寿司
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ガリバー青少年旅行村
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魚止滝・障子の滝は通行止め
屏風の滝 大摺鉢 貴船の滝と梯子・クサリ場 七遍返りの滝

自然林の尾根筋を暫く進みます。
突然明るくなってススキの原っぱに飛び出ました。比良スキー場の跡地、少し下がると八雲ヶ原
武奈ヶ岳が望めたと思いきやコヤマノ岳、武奈ヶ岳はこの山の右奥でした。
三つの道が出会うイブルキのコバを目指していましたが、手前の分岐で間違ってススキの急な斜面を登ってしまいました。
自宅の裏山、カヤトの岩湧山と似た風景です。
中峠・コヤマノ岳からの道と出会い、葉が落ちたブナ枯れの中やササの道を登れば山頂
山頂には、団体さんやご夫婦など20人ほど休憩していました。
少し霞んでいて白山や伊吹山は望めませんでしたが、360度のパノラマをゆっくり楽しみ、お腹が空いたので菓子パンを頬張りました。
バックはコヤマノ岳、武奈ヶ岳は左端 ススキの登り 中峠の分岐 ブナ枯れの奥に武奈ヶ岳
最後の登り 武奈ヶ岳山頂(1214.4m) 山頂の地蔵様 山頂から釈迦岳方向

下山道は北稜を下ります。 細川越で右に折れ湿地の中の古い木道を進み広谷の分岐へ、ここで昼食にしました。
いったん尾根まで登って、山腹を巻くように進みます。
この付近はミズナラやカエデなどの自然林多く、紅葉も丁度見頃で綺麗でした。
見事な紅葉を楽しみながら進み大摺鉢の対岸に出ました。
後は往路で歩いた道を旅行村へ
細川越の分岐 湿地の木道を進み広谷へ 広谷分岐 紅葉

前々から、この時季に歩きたかったお山“武奈ヶ岳”
山頂付近の紅葉は落葉状態でしたが、途中の登山道は紅葉が見頃で綺麗でした。
細川越からの下山道は途中から迷路でウロウロと悩まされました。
きれいな滝とアスレチック・展望・紅葉、十分堪能した山歩きでした。
道の駅「藤樹の里あどかわ」にもう一度寄って、お土産を買い帰路に

八ツ淵の滝と黄紅葉