四郷串柿の里ハイキング 11月!

日時  2008年11月16日
天気  

登山コース
   蔵王峠  ⇒  堀越観音  ⇒  文蔵の滝  ⇒  神野分岐   ⇒   燈明岳展望台  ⇒   蔵王峠
   10時30分                           13時         14時(昼食)       15時
                                                                   (歩数 17229歩)

晩秋に行きたかった和歌山県かつらぎ町の“四郷串柿の里”周辺を歩いて来ました。
お酒と木綿の町として知られた「かつらぎ町」  柿、特に富有柿も隣の橋本市と共に有名な物産です。
周辺の町は橋本市に合併されたり、紀の川市として一つの市になったりしましたが、平成17年に「花園村」と合併、未だ「町」として
頑張っている元気な「かつらぎ町」です。
串柿の生産量は日本一、11月中旬から皮を剥いだ柿を干します。
私の知っている串柿は、お正月のお供え用で鏡餅の上におく高価な干し柿かな
蔵王峠から堀越観音間は道路工事中、前日の雨で道はドロドロ、まだ山も歩いていないのに靴やズボンが汚れてしまいました。
堀越観音を少し行くと中畑地区、軒先や道路沿いに、ずら〜〜〜っと干してある柿、色が鮮やかできれいな柿暖簾、とても美しい風景です。
山村一帯に柿の甘〜い香りが漂っていました。
“文蔵の滝”は道から少し入った岩を刳り貫いた洞窟のようなところに滝があります。年配の男性が滝うちの修行をしていました。
神野地区では、アマチュアカメラマンの団体が、マイクロバスで乗付け三脚に高そうなカメラを持って山村をウロウロしていました。
村民は家の中や作業場で柿の皮むきの作業が忙しくて外にはいません。
廃屋の縁台で休憩していると隣に老人のアマチュアカメラマンが座り話しかけて来ました。
年齢が90歳で神戸から串柿を撮りに来られたそうな  健康の秘訣は、やはり歩くこと…らしい
山村をバックに私の記念写真を撮って貰いました(右下) デジカメを始めて使ったと言っていました。
蔵王峠 堀越観音 古い“かつらぎ町”の石杭       中畑地区の串柿 
 左上は大久保地区 右上は三国山
文蔵の滝 神野地区の串柿 串柿
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神野地区で記念写真

神野の里村からコンクリート舗装の林道を歩き稜線へ、岩湧山の綺麗な山容が望めます。
去年の春に滝畑〜三国山〜燈明岳を歩いた時は、畑山や神野山を経由しましたが、今回は林道を歩いて燈明岳へ
燈明岳下の展望台で遅いランチを食べ、蔵王峠に戻りました。
神野分岐から畑山の紅葉と岩湧山 燈明岳へ続く林道 枯ススキとモミジの紅葉

四郷串柿の里周辺を歩きましたが、殆どアスファルトやコンクリート舗装の道で重い登山靴では、チョッとしんどかったですが、
堀越観音・串柿の里村・草葺の家・滝・紅葉… 見所の多い歩きでした。
四郷串柿の里は、車で移動しながら観光できますが、道路幅が狭くて急坂も多いので対向が困難な場所がいっぱいあります。
ハイキングコースになっているので、歩いて山村風景を楽しまれた方が…