大普賢岳・行者還岳・無双洞周回、和佐又キャンプ場 10月!
日時 2007年10月20日〜21日 天気 ![]() ![]() ![]() 登山コース(和佐又ヒュッテ・大普賢岳・行者還岳・無双洞周回・和佐又ヒュッテ) ・10月19日 自宅を出発 ⇒ 和佐又口(車中泊) 22時30分 20日0:15着 6時起床(朝食・準備、和佐又ヒュッテでキャンプ場利用の受付等で90分) ・和佐又ヒュッテ ⇒ 大普賢岳山頂 ⇒ 七曜岳山頂 ⇒ 行者還岳山頂 ⇒ 無双洞への分岐 7時30分 9時30分(15分) 11時30分(昼食15分) 12時25分(15分) 13時20分(20分) 無双洞 ⇒ 和佐又ヒュッテ 14時50分 16時20分 (歩数 30138歩) 去年、大普賢岳で美しい紅葉が観れ、今年も同じ時期の週末に休めたので登って来ました。 今年は暖かいので紅葉は少し早かったですが、行者還岳まで足を延ばし、下山後は和佐又キャンプ場で一人ノンビリとキャンプを 楽しんで来ました。 9月に釈迦岳に登った時と同様で金曜日の夜に自宅を出発し和佐又口で車中泊、睡眠を十分摂って歩いて来ました。 朝6時、和佐又ヒュッテに向う車のエンジン音で起きました。外はまだ薄暗くガスが立ちこめています。 カップメンで朝食を摂り、和佐又ヒュッテでキャンプ場利用の受付を済ませ山歩きの準備をして出発です。 大普賢岳はガスで全く見えません。 登る程、風が強くなりガスも濃く、特に日本岳のコル付近は前が見えないぐらいでした。 紅葉もまだ早い様です。 山頂手前で下山してくる単独の男性と会いました。 無双洞周回コースを歩く予定でいたらしいですが、天気も悪いし紅葉もまだまだなので大普賢岳ピストンで下山しますと言っていました。 今日、はじめて会った登山者ですが、この人が最初で最後、後は下山まで誰とも出会いませんでした。 大普賢岳山頂は、強風で視界0、周りの木々が見えるだけ…、寒かった。
15分ほど休憩し天気予報を信じて、先を進む事に、 紅葉はまだまだ、ブナが黄葉し始めたところ、シロヤシロの赤色の葉が目立ちます。 笹と自然林の小道を進み、クサリ場、薄暗い大岩に苔が付いた森、稚児泊ノ宿跡や七ツ池の案内板を過ぎ七曜岳に辿り着きました。 七曜岳山頂からは、強風でガスが動きだして大普賢岳の稜線が見えて来ました。 昨日の夜にコンビ二で買ったいなりずしを食べ、暫し休憩。
無双洞への分岐を曲らず、奥駈道を歩きます。 自然林の稜線の歩きで、目指す行者還岳を樹木の間から望み、幾つかのコブを繰り返しアップダウンしながら進みます。 鞍部の分岐で左の尾根を登ると行者還岳山頂です。 山頂は樹木に覆われ展望イマイチでした。 記念写真を撮って、少し休憩。来た道を引き返しました。
無双洞への分岐に戻り、此処から尾根を一気に歩き高度を下げます。 途中、天気が良くなり大普賢岳が望めました。 ある程度下ると目印のテープが左の谷方向に付いており、テープに従い下ります。 何時の間にか薄暗い植林の中に、 σ(^^;ん 去年こんな所歩いた? もう少し下ると土砂崩れで荒れていて、崩れの左右の杉に赤いテープが下に向って付いています。 足場の悪い急な崩れと植林の中を進み、沢が下に見える所まで下りて来たら赤いテープが途切れ見当たりません。 とりあえず沢まで降りれる所を探しました。 崩れを渡り返し杉の木を支えにしながら、見通しの利く場所に出て沢に降りれる所を見付けました。 沢まで降り浅瀬を探して反対側に渡り、少し岩場を登ると滝が見えます。 水廉滝の少し下に出ました。 無双洞まで戻り、少し休憩して底無井戸を目指します。 植林地帯を過ぎ、大きい岩場、垂直に見える岩壁をクサリと鉄アングルで登って底無井戸に着きました。 ここから先は緩やかな道で鷲ノ窟から下りて来る岩本新道と合流します 黄葉がまだまだ早いですが、気持ちのいいブナ林が和佐又のコルまで続いています。 4時過ぎ和佐又ヒュッテに帰って来ました。
ヒュッテの食堂隅にある公衆電話でかみさんに下山した事を言ってキャンプ場へ 大普賢岳へ明日登る登山者のテントが2・3張ってあります。 テントを設営し簡単にレトルトカレーで夕食を済ませ、後はテントの中でノンビリ過ごします。 2m×1mの空間も慣れてくると広く感じてきます。 今日一日歩いた充実感と安堵感、この一時が最高に良いです。 外は風が強く寒いですが、空一面の星は素晴らしかった。 朝5時30分起床、霜が降りて気温0度。 大台から昇る朝日を撮ったり、和佐又周辺を散歩したり、登山者を見送ったり… コーヒーとパンで朝食、霜と夜露で濡れたテントを乾かし10時頃に帰路につきました。
まだ少し早かった紅葉と和佐又の朝日
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