MATSUSAKI KNIVES


釣行記


平成14年2月4,5,6日 男女群島釣行記


















男島のハナより北村瀬、上の赤瀬を望む





















馬丁岩




















花栗のカベの足元




















女島東岸




















女島のクズレ



















名礁 立神



















釣果

ナイフが売れている時には金が有るけど暇が無い、売れてないときは暇は有るけど金が無いと言うジレンマに陥りながら、一年ぶりの男女群島
オーダー注文されているお客さん、釣りに行ちゃってすみません、もうしばらくお待ちください。
釣りもナイフのフィールドテストと言う大事なお仕事なので御座います!
なんちゃって。

さてさて、この3日間はこの時期には無い好天に恵まれいく前から、気合十分、凪倒れにならなければ良いがと、多少の不安を残しながら、釣友石田氏が経営する釣具屋、大漁屋にまず出発
ここで、今回の相棒となる小川氏と合流、段取りを話し合いながら出航時間になったので、瀬渡船 「ばらもん」の待つ港へ、30人分の荷物を積み込み予定より1時間早い午後9時に出航、べた凪の海をさほど揺れもせず、「ばらもんキング」は3時間30分で到着、男島のノコギリのチョンボより瀬付け、2番目は男島のハナに瀬付けここで誰が乗るかになったので、すかさず、乗りまぁ〜す、でバタバタと小川氏と上礁、午前0時30分それから夜釣りの用意をして15分後には第1投、仕掛けは中通し石鯛竿に1000番のLBリールに8号の道糸、ハリス通し、針はカットヒラマサ9号、浮きは全層浮き夜釣り用、針から50センチ上にルミコとガン玉の3号をセット、これで5キロクラスが来ても、ブリ上げ大丈夫仕様。
打ち返して、打ち返して、その後粘るも、ハタンポに二人とも弄ばれて、夜明けを迎える。

夜明けと同時に小川氏がでかいのを掛けてやりとり、ハリス何号?と聞くと5号と答える、竿の曲がりからすると2.5キロから3キロ位、まず大丈夫だろうと思い玉網を用意する、なんだろねぇ〜と思っていると浮いてきましたサンノジが、磯に上げてリリース。
昼釣りの仕掛け、竿は中通し2.5号、LBのリールに5号の道糸、ハリスは3号から5号、針はグレ針の7号か8号、浮きは、全層ななめ浮きか自作どんぐりか自作かや浮き。
ハリスは釣りにはまり出した15年程前に、丁度「フロロカーボンハリス」の出はなで、これを幾度か使って居たのだが、硬くて脆いのではないかと感じてそれ以降、「ナイロンハリス」に拘って使って居たのだが、ナイフメーカの古藤さんから「私もそうでした、でも今のフロロカーボンハリスは魚に見にくい上に強いですよ」と、教えて頂き全て買い替えて、男女に臨みました。

ポツリポツリと1キロ前後のクロが上がるので、瀬代わりしないで粘る事に決定。
でも、居食いしているうえにくいしぶり、浮きを消し込んで行くのに、合わせてもはりがかりしない、これはもう、当たりがあったら、糸を張って魚が乗ったところで合わせる事にする。
午前8時ごろ目の前を「ばらもん・・・」が通って行くのでおはよう代わりに手を振る、向こうからもマイクでおはよっ、この間違いが、後で・・・
午前9時頃「ばらもんキング」が来たので、釣った魚をクーラーに移すのとまきえの補充
この船の船長は社長の息子さん
この後も潮が動けばポツポツ釣れ続き午後2時までに10枚ほどのクロを釣る。
午後3時頃、でかい当たり、ハリス3号おまけにチモトにキズ少々慎重にやり取りすると浮いてきたのは2キロは有りそうな、サンノジ即リリース。
でも、よく3号で上がってきたなと感心する、古藤さんの言うことは嘘では無かったのねぇ〜
 
その後午後4時までまったく釣れず眠たぁ〜くなる、目の前を「ばらもんシーバード」が通り過ぎる 、あれぇ〜2隻来てたのねぇと、思っていたらUターンしてくるではないか、マイクで船長である
社長が「松崎さんやろ」と申されますので、帽子を取って一礼、「馬丁の空いとるけん、乗らんね」 えっ!馬丁岩、男女群島屈指の超〜〜〜A級ポイント、凪の干潮の時にしか乗れない、小さな瀬である、一も二もなく「良かとですか?乗ってきた船の違うとに?」「良か良か、流されたっちゃ良かごと近くに船ば付けとくけん、流されたら太か声で呼ばんばぞ」と心強いお言葉。
何で社長が私が来てたのが判ったのやろ?
あ〜っ朝間違って社長に手を振ったのねぇ、ここで納得。

馬丁に上礁してみると、畳3畳ほどの瀬、しかも岩のりがビッシリその上に乗ると滑る事間違いな し、30センチ程の溝に2人してはまって、釣り開始、1投目から針掛り、しかも良型のクロ、その後 爆釣入れ食い2時間で21枚、午後6時になったので、後ろ髪引かれる思いで回収の船に乗る、小川氏とこれだけ釣れればもう満足、明日は釣れなくても良いと話しながら、船泊まりする、他の釣友も代わらないぐらいの釣果、夕ご飯を取りながら釣友と本日の結果報告しながら酒盛り。
その後睡眠したのだが、毛布が無い、寝袋も持ってきてない=寒い、なかなか熟睡できず、午前2時30分出航の時間、船泊まり組みを次々と瀬上がりさせて、私が最後、石鯛を狙うためハナグリのカベに上礁、1人で上礁のため安全には細心の注意を払う、付け餌となる赤貝を割る、5キロほど割ったのでその日の分は充分だろう、納竿は午前10時なのでしょうみ3時間程しかない。

仕掛けは中通し石鯛竿、リールは石鯛用両軸メーター付きにPEの15号を巻く、錘は15号、38番ワイヤーに15号の石鯛針。
夜明けを迎え、第1投なぁーにも当たらず何投かしているうちに、小さいけれども石鯛らしき当たり、ピュ−と食い込んだので
軽く合わせると25センチ程のイシガキダイ、口白に成ったらまたおいでとリリース。
その後同じように2枚釣り上げる。 
石鯛は居ない様だ、との結論。

午前10時に回収の船が来たので、帰路に着く、船上で石田氏曰く「石鯛どがんやった?」、「ワッペンイシガキ3枚」、「そりゃ引っ掛って来たとやろ」、「ちゃんと口に掛かっとった!」

午後2時港に無事到着。

釣果の写真に写っているナイフは長年使用の3inスキナー、
鋼材はZDP189 海釣りにZDP使うとあっと言う間に錆びますが、この
錆をナイフの勲章と思って使えば良いのです。
切れ味優先、よ〜く切れますよ!
 

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