当時の私はワゴンセール大好き人間。 今でもか… 釣具屋に行けばまずワゴンの中からチェッ~ク! そんな私でも不思議と手を出さなかったルアーそれが モデルA。 チャート等のハデハデカラー (しかも塗りっぱなしの感があるツヤ無し...) が多い。 形もいかにもクランクベイトって感じでヒネリがない、 どうも「買おう!」っていう気になれなかった。 本当はヒネリがない形じゃなくて、こいつを参考にした物がいかに多いかって事なんでしょうが… そんな私が何故モデルAを手にする事になったのかと言えばそれはズバリ、 「拾ったから!」 (笑) とりあえずフックとリングだけ交換してBOXに忍ばせておく。 ある日、釣り場に到着すると前日より降り続いた雨のせいで水はまっ茶々。 そのうえこれ以上無いぐらいのドロ水がインレットよりゴウゴウと流入中… 「こりゃ駄目だ...」 半ば諦めの心境でBOXからモデルAを取り出す。 何故この時モデルAが選ばれたのか? それは根掛かりしやすいポイントだったんで 「なくなっても良いか」 ていう扱いだったから… ゴメン ホットタイガーのモデルAをドロ水流入中のインレットに投げ込みリーリング開始。 ルアーがアクションし始めると同時にガツンとひったくるようなバイト! 某氏であれば間違いなく「ビーッシュ!」「オーイエ~グッサイズ」という様なバスがいきなり、 しかもこんなドロ水の中にいた事に驚く。 2投目再び 「ビーッシュ!」「オーイエ~グッサイズ」 「フィ~シュ!」って言ってるんでしょうけど「ビーッシュ!」に聞こえません? 何度かこれを繰り返す。 いわゆる、入れ食いってヤツですね。 が、楽しい釣りもここまで。 最高の釣果をもたらしてくらた頼もしいヤツも根掛かりには勝てず寂しく湖底に消えた… この釣りでチャート系の色への猜疑性、モデルAへのちょっと怪しげな印象、全てがあっという間に吹き飛んだ。 この後、店頭のワゴンからタイガーやチャートのモデルA(6A)を買って、釣って、なくして(涙)を繰返し、 ・モデルA = お気に入り ・ツヤ無しチャート= 釣れそう という感覚がしっかり刷り込まれる。 プラグで入れ食いっていうのは本当に楽しいですね~ ※この時モデルA以外で同様の好成績をもたらしたヤツは、 レーベルの「エビクランク~!」名前知らないけど... 色というよりは割とワイドなアクションが良かったのかな~? ちなみにこいつも拾った物。 |