カップ付き南京豆
ジッターマウス
フレッドアーボガスト ジッターマウス


ありがちなジタバグもどきの商品かと思う。
が、実はこれ本家フレッドアーボガスト製。
いくらなんでもこりゃ小さすぎかとも思うけどやっぱり1個買ってしまう。
 
全長わずか 5cm 程度 (尻尾除く)
重さはたったの 1/8oz !
この重さで、金属製のジタバグカップが付いている。
重心は思いっきりフロントヘビー。
水上での姿勢も当然の様に前かがみ。
流水で使うにはあまりにも小さすぎるので、野池に持ち出して使ってみる事に、


ポイントに入り、そ〜っとキャスト。
 
ひゅ〜ん、ぽちゃ。
 
大きな弧を描き、狙いよりもはるか手前に着水。
「と、飛ばない…」
スピニングタックルに結んでいったんだけどそれでも飛距離がでない。
あまりにも軽すぎるせいか、それともフロントヘビーの重心のせいか…
気を取り直して再度オーバーハングした木の下を狙いキャスト。
狙いのポイントから 1m 近く離れた場所に着水。
「ありゃま」 と思いながらも取敢えず波紋が消えるまで待ってみる。
と、水面が静まる寸前に、
 
「ガボンッ!」
  小学生
なんとアクションを確かめる間もなく釣れちゃいました。

この後も同じような状況が続く。
キャストしてポーズを取ってるだけで結構な確率で 「ガボンッ!」
出る回数だけなら両手、両足を使っても全然足りないぐらい出続ける。
ところが、キャッチしたバスの数は……
魚が小さすぎるんでしょうね、
まず、針に掛かる確率が低くてちゃんと乗せた回数は 5、6回。
更にそこからバラシちゃったんで、ちゃんとキャッチできたバスはわずか3匹。
20cm っていうようなお子様まで含めてこの結果だからね。
魚が小さすぎるんだよと言い訳しておこう。 (笑)
  幼稚園児

ところで、肝心のアクションの方だけど、
意外とよろしくないね。
まず、フロントヘビーでカップが沈み気味のせいか立ち上がりが良くない。
さらにジルバの方もどうも安定しない。
カポカポいいだしたかと思ったらすぐにただの棒引きみたいな動きになったり。
フック同士が絡む事もしばしば…
 
ただね、どういう訳だかバイトは多い。
普通は出ないサイズの魚も誘い出す小さなシルエットが一因なのかもしれないけど、
それだけじゃないような気もする。
 
やはり、どこかに本家独自のノウハウが隠されているのか?

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