アブ社のハイローでパイクならぬナマズを釣ること |
モラム川とはいかないが、中国地方のとある川で糸を垂らしてみる。 川幅が突如広がり流れに変化が現れる、いかにもというポイントを見つける。 「うむ、立派」 リールは「大使」の 4600(5000じゃなくてゴメン)傷は多いが使い込まれたという程ではない。 表層での反応が無いためアブ社の「ハイロー」を用いてやや水面下をさぐってみる。 しばしキャスティングを繰返す。 ふいに竿を支える手にショックがくる、すかさず竿を立てるとそこでキマった。 「フィッシュ・オン!」 何かが暴れ、竿がびりびりする。 しかし小さい。 引き上げてみるとナマズであった。 30cmを超えたばかり、かなりの小型である。 青い背に白い腹をした12グラムの「ハイロー」の鈎が数本刺さっていた筈だが、 暴れた際にほぼ外れてしまい、ナマズの口を掴んだ時には残り1本だけとなっていた。 |
![]() 殿下の釣り上げたこの日唯一の魚 |
これから数年に及ぶ生活が彼にも待っている。 鈎を外して水に返してやる。 ナマズはめまいをこらえ、とまどい、ゆらゆらしてから、対岸側へ急いで消えていった。 元ネタ判る人がこれを読んで怒りません様に… (^^; |