一目惚れである。 「一目逢ったその日から恋の花咲く事もある」 のあれである。 いつもの釣り具屋でゴソゴソと変な物を物色中、ふと気になって上を見上げる。 そこには天井から吊るされた愛らしいピンクのカエルが、 「あっ!」 運命的な出会いだった。 頭のタガが外れた様な衝撃が走り、足はガクガク、股間はモッコリ (嘘) 思わず抱きしめたくなるピンクの小さな体。 クルクル廻るセクシーな足。 その後ろに付けられたWフック。 軽目のカバーであれば難なくクリアしてしまうスマートなボディーライン。 衝撃的な出会いから2人は即結ばれた。 しかし、それは同時に2人に訪れる数々の苦難の始まりでもあった (笑) ボートに載る機会があったので早速使ってみる。 キャスト ― 悪くない。 引いてみる ― 予想よりはスローな引きでも足が廻り始める。 バズベイトに比して若干アピールが弱い気がするがまあ気にせず行こう。 ウィードなどのソフトカバー上を通してみる。 着水地点さえ気を付ければほぼクリア。 「うむ、立派」 残りは結果だけとなったが、あいにくこの日はバジンフロッグへのバイトなし。 そこで、今度はいつものポイントに持ち出しキャスト。 引くことしばし、 「ガボンッ!」 少々野暮ったいバイト。 しかしパワーは十分、「よ〜しもうすぐ魚が見えるぞ」 というところで突然 「ポロリ」 この後もう1バイト取るもののやっぱり 「ポロリ」 短パン穿いてて、おいなりさんが 「ポロリ」 ジャジャマル、ピッコロ、「ポロリ」 「次こそは!」 気を取り直してキャストを続けるもののなんか変。 どうもラインがロッドに巻き付いてくるし徐々に飛距離も伸びなくなってくる。 調べてみる。 「ありゃま、ラインがよれよれ」 こいつ、引いてるとボディーまで回転させてるんだわ〜 それで使い続けるうちにラインがよれよれになっちゃうんだわ〜 ![]() しょうがないのでスイベルを付けて再チャレンジ。 しかし、ここでも意外な落とし穴が! なんと浮力が弱いせいか大きいスイベルを付けるとサスペンデットに大変身 (笑) スイベルのサイズを落として再々チャレンジ。 ああ〜、2人の愛が報われるのはいつの日か…… 今回はハー○クイーン調にまとめてみました。 <-- 何処がじゃ! |