リサイクルショップで発見。 ジャンク扱いだけど、いい値段がつけられていたので一旦見送る。 が、その夜またまた夢枕に ご先祖様が立ち、 「買って後悔するか、買わずに後悔するか」 と諭されて、つい… (^^; ■ 詳細 コニカ I 型です。 (本当は 「I」 じゃなくてローマ数字の 「1」 なんだけど機種依存文字なので) 細かな経緯は調べれば出てくると思うのでざっくり紹介ね。 設計と試作で終わっていた「ルビコン」をベースに昭和22年に生産開始。 G.H.Q に納めたもの、トップカバーに made in occupied Japan 表記。 翌年より一般に市販されたもの、底部の皮に made in occupied Japan 表記。 シャッターが KONIRAPID から KONIRAPID-S に変更される。 Hexar 50mm F3.5 から F2.8 に変更される。 という流れを経ているようです。 ちなみに今回入手したものには、 底部に made in occupied Japan 表記あり。 シャッターはシンクロ無しの KONIRAPID で T あり。 レンズは Hexar 50mm F3.5 どうやら 初期の一般販売が開始された頃のモデルのようです。 このタイプ、元々は裏蓋の皮に大きく Konica 表記があるらしいです。 が、残念ながら底部の皮以外は全てパリパリで剥がれてました。 惜しい! ■ チェック シャッターはスローがスタックしがちですが、単なる油切れでした。 前玉はねじ込まれているだけです。 これを外してブタ鼻ネジ (正式名称を知らない) を半回転する。 この手順でシャッターへは割と簡単にアクセスできます。 2重像は一応見えるし、距離計ズレもなかったんだけど、 曇りが酷かったので、やっぱりトップカバーも開けちゃいました。 ■ 使ってみる レンズは沈胴です。 引き出して、回転させて固定です (矢印表記あり) ボディーとの連携は無いので、シャッター部でチャージとレリーズね。 一見すると、レリーズボタンにも見える右側のこれ。 じつは巻止め解除ボタンです。 ということで、巻上げは都度こいつを押してからね。 ■ おまけ 入手時、なんとなくフィルムが入っている気配が、 という事で巻戻してから開けてみたのですが… 残念ながら、カメラ内部でフィルムがちぎれてました。 しかし入っていたフィルムがカラーだったのはちょっと驚き。 長く使われていたんでしょうね。 |