いつものように彩織さんに貸して頂きました。 うちに届いた時、 「これはただの入れ物で、中に何か入ってるのか?」 そう思ったのは内緒 (笑) ■ 調査 さてこのカメラ、一体何というカメラでしょう。 前面とストラップ (?) 部に Agfa と書かれているのでメーカーは特定できます。 が、その他にはな〜んにも書かれていません。 Web 上で検索しても、もっと時代が進んだものしかヒットしません。 どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。 では、早速その仔細を報告。 シャッターは単速でバルブ付き、絞りは無しで固定。 あと、あえて書くまでもないけどピントも固定ね。 ボディーはどうやら厚紙製です。 紙製ボディーに木の板を取り付けそこにシャッターが組まれています。 それにレンズの付いた中箱が入って、金属製の裏蓋を付けたって感じです。 ファインダーは縦位置用と横位置用が用意されていますが非常に見難いです。 実際には大体こっちの方と当たりを付けてパシャリとやるしかありません。 シャッター、レンズ、フィルムの順で箱に入っています。 これらの位置関係 (見た目も?) などはまるでピンホールカメラですね。 ■ 使ってみる シャッターはこんな感じで動かします。 レバーを上もしくは下に動かすとシャッターが切れます。 フィルムを巻き上げて次のコマは先と反対方向にレバーを動かします。 この操作を繰返すのみ、う〜ん面白い。 赤窓に蓋がないので今時のフィルムではちょっと不安。 そんな事を考えていたら思いっきり光が漏れている。 赤窓とか光線引きなんてレベルではなく、ほぼフィルム全面露光です (笑) 遮光対策をしてから再試写なのだ〜 裏蓋内に貼られたシールも良い感じ。 |