Last Update 21-AUG-2004
アイレス 35-IIA
Aires 35-IIA
Aires 35-IIA

おことわり
以下はあくまでも聞きかじりの素人仕事です。
はっきり言って、たまたま動いてラッキーだったというレベルです。
間違っても高価なお手持ちのカメラで真似などしないように...

くたびれたケースに入れられたアイレスを発見。
「やった、ついにアイレス発見!」
という訳で状態も良く確かめずに購入。

状態
外観は結構メタメタ、トップカバーにも激しい当たり有り。
当たり
各部の連携を確かめながら状態確認。
最初のうちは不安定だった各部の動きも徐々に正常になってくる。
シャッター動作は全速無事で、絞り動作も正常。
猛烈に汚いファインダーを覗いてみると…
2重像はまったく動きません。
しかもカメラを振ると内部でカラカラと音を立ててます。


ファインダー
まずはファインダーを確認するためトップカバーを開けます。
巻上げは普通に外せます。
巻戻しは、つまみをひっぱり出すと見える軸スリットの小ネジを外します。
ミラー類総外れ
開けてビックリ!
ミラー類が4枚も外れてました (笑)
こりゃ2重像が動かなくて当然ですね。
もとの姿を想像しながら組み上げて、距離計を調整して終了です。


シャッター
念のためシャッターに注油をしよう。
そう考えて前から分解。
ところが絞り動作レバーの関係もあってすんなり開きません。
私はズルして前からちょっと無理矢理分解を進めましたが…
ビュッカー様の情報によると後から分離するのが正解だったかも。
ところが肝心の前群ががっちり固着して回りません。
カニ目の状態も危険な感じになってきたので、結局何もせずに戻しちゃいました (涙)
次はちゃんと CRC で養生して作業しよっと。


使ってみる
セルフコッキングでは有りませんが巻上げと連動しています。
試写
Fuji Neopan 100 ACROS SPD
シャッターに粘りがあるようです。
綿棒2〜3本で除去できそうなんですが、前玉群が…

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