いつものジャンク籠を覗くと金属製のカメラがごちゃっとある。 さあ一大事! と言うことで早速チェック開始。 先立つ物もないので、状態の良さそうなエルニカ1台だけを選んで購入。 ■ チェック シャッターが切れない。 で、まずは電池BOXを確認すると HM-N x 2 の仕様ですね。 ということは電子シャッターだったんだ。 てっきり機械式シャッターだと思ってました。 ちゃんと SEIKO-ESF って書かれてますね。 電池を入れてみるだけで無事動作し始めました。 裏蓋の裏側 (変な表現だな) にカメラ屋さんのシールが貼られています。 農協前にあったお店のようです。 そのシールに 48.5.20 と手書きの文字が書きこまれています。 30年間いろんな出来事を記録してきたんでしょうね。 でも、まだ引退できないのだ。 これからは、意味のない思いつき写真をどんどん撮ってもらうのだ (笑) ■ 分解 レンズに小さくカビが見えるのでちょっと分解。 前から順に分解していくと前群が外れます。 う〜ん、前群は外れたけどネジ止め剤の使用もあってその先分解できません。 1枚目の裏の端っこにカビが残ってるんだけど… 力技でいって失敗するのも嫌なのでまあ妥協しておこっと。 続いて、ちょいズレの距離計調整にチャレンジ。 まずはトップカバーを外します。 巻上げレバー、巻戻しクランク、セルフスタート用の赤いボタン。 あとは巻上げレバー下のカニ目と巻戻しクランク下のネジ1本を外します。 セルフタイマーセット用レバーは外す必要はありません。 私は間違えて外しちゃいましたけど (笑) ちなみにレバーを外すネジは逆ネジでした。 ■ 使ってみる 他の電子シャッター搭載機よりちょっと大きいです。 実は日付焼き込み機能を予定していたらしく、それで横長なんだとか。 そんな裏話まで書いてて良いのかリコーさん (笑) 4群6枚構成の 40mm F1.8 という豪華レンズ搭載です。 マニュアルで使ってみたいですね。 |