なにやら怪しげな1眼レフをジャンク籠で発見。 一杯レバー類が付いてるなと思ったらオートレックスでした。 ハーフサイズとフルサイズの切替え付き1眼レフですね。 ■ 状態確認 外観はめためたに汚れてますが、巻上げレリーズ共問題なさそう。 スローもセルフもなんとか動作しています。 HEXANON 52mm f1.8 もカビはきてますが絞りはちゃんと動作します。 ちなみにミラーは… 拭けば綺麗になるかと思ったんだけどね、残念。 電池を入れてみると露出計が動き出し EE も無事動作しています。 前オーナーが電池を抜いて保管してくれたお陰です。 ■ シャッター コパルの縦走り金属幕シャッター搭載機です。 裏蓋を開けて見える範囲を慎重にジッポオイルで拭き拭き。 かなり汚れていますが動作そのものに問題はないようです。 ちなみにカメラ上部の切替えレバーを動かすと、 左右からハーフ切替えマスクがせり出してきます。 巻上げもこれに連動し前半空回りしてから半分だけ巻上がる様です。 ■ クリーニング 外観は一生懸命磨いてなんとか綺麗になってくる。 あとはスクリーンの汚れ取り。 レバーが2本ありますが、それ以外特に変わった所もなくカバーは外せます。 内部に多用されているモルトがひどい状態になってました。 全て除去してから代替品を貼り込む。 結構綺麗にはなったのですが、ファインダーは少し暗いままですね。 まあミラーの状態が最悪なのでこれはしょうがないかな。 ■ 使ってみる レンズも分解し、カビを拭き取ってから試写に持ち出す。 現像後に気が付いたんだけど、 途中でサイズ切替えすると場合によってはフィルムのカットが難しくなるのね。 ちなみに上はハーフでの1コマ。 |