いつもとは別の店のジャンク籠 (非常設ね) で発見。 「うわっ、これ欲しい!」 という物が2個ほど転がっていたんだけど、何故か価格だけは通常中古。 本来は値が張るんだけど難有り品なので値段そのままで籠に入れてみました。 こんな感じだったのでそれはパス。 で、その隣に転がしてあったのが、この OM10 です。 「好きだと言う代わりに、シャッターを切った」 ですね (笑) ■ 状態 外観は綺麗だし動作も問題なさそう。 明暗や絞りに応じてシャッター速度も変ります。 結局、ベトベトのモルトを張り替えたぐらいでしょうか。 ちなみにレンズは F.Zuiko 50mm f1.8 が付いてました。 こちらの方はフィルター枠にゆがみがありますしカビも見えます。 ゆがみの補正に取り組みましたが意外なほど固く傷が付きそうなので断念。 カビの方は後からの分解でアクセスできる範囲だったのでラッキーでした。 ちょいとばかり拭き残しもありますが、まあ良しとしましょう。 ■ 使ってみる 巻上げが非常に軽いです <-- フィーリングは×ですが フィルム入れてもこれが変わらないのは良いですね。 ダイレクト測光のカメラです。 ミラー BOX 下部に測光装置が付いています。 けど、ミラーアップしないとここでの測光はできない筈。 でわ何故ファインダー内にシャッター速度が表示できるのか? 実は表示用の測光と、実撮影時の測光の2系統が存在しているようなのです。 条件によっては、表示と異なる速度で動作する可能性も有りって事ですかね。 不思議なことが、 スイッチ OFF にしますよね。 この状態でもなぜかきっちりと光量に応じた動作をします。 このスイッチはファインダー内表示を OFF にするためだけのものなのか? それと露出補正の操作性は問題ありかな。 「マニュアルアダプターがなければマニュアル撮影ができない」 こういう仕様である以上、ここはもうちょっと頑張って欲しかったですね。 |