何故かローライと書かれたレンズキャップの付いた C35 を発見。 フラッシュマチックです。 ストロボをセットすると自動的に設定されたガイドナンバーでの適正撮影ができます。 ストロボ無し時は緑字の 14 に合わせるんだって ■ 状況 左肩部分に激しい落下傷があります。 ファインダーも猛烈に汚く、ど真ん中に大きなモルト片がくっついてます。 入っていた H-C型電池を取り出して LR44 を入れてみるとメーターは動き出す。 動作上の不具合はなさそうです。 レンズも完璧な状態からは程遠いですが、なんとかなるかな。 ■ 使ってみる ファインダーはクリーナで拭いて作業完了。 縦方向にズレた距離計も校正。 あとはモルトを…… C35 シリーズ、コンパクトで写りも良くていいカメラなんだけど、 この大量に使われたモルトだけはいただけません。 レンズボード外して内側のモルトも貼り替えないと駄目かも? ■ 試写直前 フィルム装填直前にバルブができない事に気が付く。 別に使わないと言えば使わないんだけど気味が悪いのでチェックする。 外周カニ目を外して、CDS 部を外す <-- 断線注意 あとはネジを数本外して中身をチェック。 なぜかこれだけでバルブが効き始める。 ところが元に戻して一晩経つと、またまたバルブが駄目になってる。 再度ばらして各動作部の汚れを落としと極少量の注油でなんとか復活。 この調子だとシャッター周りも油切れかも… ■ 試写失敗 猛烈にアンダーな写真やまったくシャッターの開いていないコマもある。 結局ここまでバラしてシャッター羽根を洗浄する必要がありました。 2枚の羽根とワッシャ状のパーツをジッポオイルで拭き拭き。 これでなんとか軽快な動作を取り戻す。 なんでこんな油汚れみたいなのがついちゃってたのかな〜? |