■ うちにあったカメラ 最初はコニカの1眼レフ。 (型番覚えてないな〜) これは親父にシャッター速度と絞りの関係を教えてもらったフルマニュアル機。 しかし、小学生(低学年)にはなかなか理解しがたいものがあった。 次にうちに来たカメラが、このポケットフジカ300です。 (ちなみに、その次は兄貴用のニコンEMでした) 時期としては小学生(中〜高学年)でまさにスーパーカーブーム真っ最中。 「うぉ〜っ、幻の多角形コーナリング!」 とか言いながら自転車乗ってる頃ですね。 (笑) で、当時のスーパーカーショウに持っていったのがこのカメラです。 この時友人が持ってきたカメラが リコーオートハーフ か ペン だったと思う。 「20枚撮りのフィルムで40枚撮れるんで〜」 と自慢された記憶が… ちなみに、「4枚増えて、どっちが得か、よ〜く考えてみよう」 もこの頃じゃないかな? ■ 出来上がりにがっかり 当時はフィルム、現像ともに結構高かったけど無理言って撮った大量の写真。 しかし、上がってきた写真を見て非常にがっかり。 手ぶれ、ピンボケ、フレームからはみ出た世界の名車のボケボケ写真。 まあ確かに今考えれば、そうなる要素が一杯だったけど。 ● まずはカメラ側、 ・シャッター速度は多分単速 (1/60?) ・絞りは2段階 (晴れ/曇り) ・パンフォーカス ● 次に状況、 ・はっきり覚えていないが天候は良くなかった ・しかも、テントを張ってその下での展示 ● そして一番の原因、撮影者 ・横長、軽量のカメラ形状のせいか手ぶれ多発 ・パンフォーカスの意味合いが判っていない ・しかもブライトフレームの意味が良く判らずファインダに見える範囲で撮った だって1眼しか知らなかったんだもん <-- 言い訳 これだけ悪条件が重なれば撮れるものも撮れませんな。 ■ 発掘 で、今回この思い出のカメラが実家から発掘されました。 ファインダとレンズに汚れがあるようですがとりあえず動きそうです。 フィルムがないとシャッターロックが掛かります。 で、裏蓋を開けてロックを解除しながら動作確認。 晴れと、曇りの設定で絞りが2段階に変更されます。 <-- 絞り形状は銀杏の葉の様な変な形 レンズは前面カバーを外してクリーナーで拭いたら綺麗になる。 ファインダーは上面貼り皮(?) を剥がしてカバーを外して綿棒で拭く。 以上で作業完了かな。 ちなみに、専用ストロボも検証しましたが問題なく動作します。 このストロボ、シュー部の取り外しパーツを外すと一般的な形状になるのでこんなことも、 ■ ポケットフジカ・シリーズ 1975年発売のこのカメラ 200…固定焦点、電池不要のフラッシュキューブ用シュー付き(詳細不明) 300…固定焦点、フラッシュ付き 400…ゾーンフォーカス、電子シャッター EEカメラ 500…ゾーンフォーカス、プログラム電子シャッター EEカメラ 600…距離計付き、プログラム電子シャッター EEカメラ、セルフ付き の5種類があったんだって。 一回こいつで試写してみたいけど、果たして 110 フィルムがうちの近所にあるかどうか。 と、思ったらありました。 110 (ワンテン) フィルムです。 大鉄人17 (ワンセブン) の曾孫じゃありません。 ※ APS も 110 フィルムみたいにならなきゃいいけど。 |