ハーフサイズカメラの代表格、オリンパス・ペンです。 汚れはありますが、全くの正常動作です。 それでもジャンクでした。 ペンなら結構人気ありそうな気がするんですけどね。 動作検証して中古にするよりジャンク扱いにした方が手っ取り早くて良いのか? まあ、個人的にはその方が嬉しいですけどね。 (笑) ■ ペン・シリーズ ペンといえばオリジナル・シリーズ、Dシリーズ、Fシリーズ等がありますが、 この EE-3 は最も初心者向けフルオートの EE シリーズになります。 EE-3 って EE シリーズ最終型かと思ったらフラッシュ装備の EF っていうのがあったのね。 でも、生産期間は EE-3 の方が長くて、先に EF が生産終了したらしいです。 焦点距離は 4m 固定(3.2m という話も有る)、シャッターは 1/30、1/250秒の2速という情報と、 EE-2 の途中から 1/40、1/200秒に変更されたという情報とがある様です。 ペンといえばここ! っていうページに載ってたんで 1/40、1/200秒が正解でしょう ■ 各部清掃 トップカバーは定番の方式で特に問題なく開きます。 ファインダーは上部の紙を剥がして清掃します。 続いてレンズ回り。 レンズ銘柄の書かれたリングにゴムを当てて外します。 あとは数本のネジを外すだけで、あっという間にこの状態に… 初期型 EE とは外し方がちょっとだけ違うみたいです。 それから EE-3 にはありませんが、EE のフィルムカウンターカニ目は逆ネジだって。 前玉を外してレンズ・クリーナーで洗浄。 レンズ・ユニット一式をボディーから外して裏側のカニ目を外しクリーナーで洗浄。 これでレンズも綺麗になりました。 ■ 使ってみる EE-3 では通常の裏蓋式なので普通にフィルムをセット。 更にフィルムカウンターも手動逆算式から順算式に変更されてるので何も意識する必要なし。 フィルム感度さえ合わせてしまえば、後はフィルムを巻上げてシャッターを切るだけ。 う〜ん、簡単。 あまりに簡単すぎて逆に色々考えてしまいます。 大体、4m ぐらいの距離の被写体を狙う。 できるだけ絞り込まれる状況で撮影する。 ハーフサイズなんだから小難しく考えないでどんどん撮ってみたほうが良いんでしょうけどね。 ■ 試写結果 ISO400 24枚撮りのネガで試写してみる。 結果は確かに外れもあるけど、意外に当たりも多くてなかなかいいんでないの。 ちょっと気になっていた同時プリント 0 円の料金のほうわ… 「枚数倍増、お値段そのまま」 で助かりました。 同時プリント 0 円の店でも、一定枚数以上はプリント代金が必要なケースも有り。 すっきりデザインで使い勝手も良し。 持ち運びに便利なコンパクト・ボディー。 フィルム性能の上がった今こそ使えるカメラかもしれませんね、コイツ。 ■ 追記 ちゃんと動いてるかな〜 動作チェックしてるうちに使いたくなって持ち出す。 うん、よかよか。 |