GIBSON
LES PAUL CLASSIC
PREMIUM PLUS '94
with JIMMY PAGE CIRCUIT



 
 ネックの薄い弾きやすいレスポールが欲しくなり購入したが、やはりレスポールは極太ネックでなきゃと改めて思い知らされる1本。しかしながら低出力系のピックアップとあわせてピッキングニュアンスが出しやすく、さらっとした曲には使えるLPである。

 購入時すでにサーキットはジミー・ペイジ・シグネイチャーモデル同様(VOL/TONEともPULL式)に改造されていたが、(ショップによると、以前の所有者はたぶんアメリカ人で)素人の仕事らしくノイズだらけであった為、POTごと交換してもらい、ついでにコントロールノブもメタルトップのものに交換した。(’60S風にする為とノブの背が高くなるのでPULLしやすくなる為。シグネイチャーモデルはJ.P.自身の希望により普通のノブがつけられているのでLIVE等で瞬時に切り替えるのは結構厳しい。)
 右上の写真は2つのTONEノブをPULLした状態。

 VOLUME POTは各PUのコイル・タップ、F/TONE POTはシリーズ-パラレルの切り替え、R/TONEはフェイズのIN-OUTの切り替えとなっている。PUは現在FRONTがDUNCAN SETH LOVER、REARがDUNCAN ALNICO II PROに交換されておりヴィンテージ指向のサウンドとなっている。テールピースはアルミ製に交換。

 コードストロークではまとまりのある良いサウンドだが、ソロの単音弾きになるとショボい。杢目はJIMMY PAGEの'59BURSTと言うより、ZEPのコピーバンドとして有名なCINNAMONのJIMY氏の所有機である'60に似ているが、プレミアム・プラスにはありがちなソフトメイプルらしい杢目でいかにも良い音がしそうにない。(ちなみにJIMMY PAGE SIGNATUREはAAグレードのメイプル・トップにPUはF/496R、R/500Tである)


 追記/イ○ベから限定でPREMIUM PLUSベースのジミー・ペイジサーキット改造物が発売されるそうだ。PUはJPモデル同様496Rと500Tなんですけどこれってもとから4芯なんですかね。それとも別注でつくってるんでしたっけ(57CLASICの4芯バージョンつくってくれないかな)。売価は328,000円よりということなので結構高い(もう少しで59ヒスコレの中古が買えそうですね)。Light Honey Burstなる特別色にこだわらなければ木目の良い中古のPPなんて結構たくさんあるので自分で造った方がよっぽど安上がりですよね。PUだって好きなものが選べるしトム・ホームズだって4芯ものはありますよ、ちょっと高いけど。(2002.01.03)