GIBSON
EDS-1275 '92


DON FELDER (LEFT) & JOE WALSH (RIGHT)
        FELDER'S BEST SONG

 これはもうEAGLES「HOTEL CALIFORNIA」を演奏する為だけのものと言って過言ではない。もちろんこれを抱えているドン・フェルダーに憧れて購入した。彼のものはアウトプット・ジャックを増設し12弦と6弦を別々に出力できるように改造がされている。当然12弦専用のアンプであのクリアサウンドにセッティングしているのである。

 ボディはマホガニーであるが特筆すべきはネックがメイプルであることである。この組み合わせはギブソンではコイツだけ(たぶん)。フィンガーボードはローズでフレットは一応20Fまであるもののまともに指が届くのは18Fまでがせいぜいである。そういえばジョー・ウォルシュはカッタウェイを削って使っていた(無理やりだー、でもそんなところが好きだったりして)。

 12弦のチューニングは相当めんどくさいが独特の響きがするのでエフェクターでは代えられない良さがある。ホワイトBODYにゴールドパーツはジミー・ペイジのチェリーに比べて数段華やかな印象を与える。(まぁジミー・ページはステージ衣装が派手だったのでギターまで派手にする必要はないよね。)

 ドン・フェルダーはこの他、チェリーサンバーストのレスポールのデザインのカスタムメイドWネック(ポジションマークはeagle)なんてものも所有している。GIBSON製かどうかは不明、まさかPUは4つともPAFのダブル・ホワイツだったりして。(BODY厚はレス・ポールと変わらないみたいなのでむちゃくちゃ重そ〜)。

追記/2001年3月初旬の情報では、なんと再結成EAGLESからドン・フェルダーが脱退(解雇?)。彼のいない「HOTEL CALIFORNIA」なんて考えられないし、聴きたくもない。でも来日したら行ってしまうだろうな・・・。

確かに弾きやすそ―だけど
そうなると20Fしかないのははチト辛い
     

DON FELDERの所有機

YOUNG GUITAR '80年11月号 表紙