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ニッポンハム杯第2回関東学童軟式野球(新人)県大会
【決勝】

2000年10月28日(土)、於:渋川総合運動公園野球場


上毛新聞ニュース(インターネット)  2000年10月29日

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(写真)初優勝を決め、渡辺主将を胴上げする神明ナインら=渋川総合運動公園野球場

神明バンビーズが逆転で初優勝

 関東学童軟式野球(新人)県大会(県野球連盟、上毛新聞社主催)最終日は二十八日、渋川市の渋川総合運動公園野球場で準決勝、決勝を行い、神明バンビーズ(桐生)が終盤に粘りを見せ、逆転勝ちで初優勝した。最優秀選手賞に渡辺竜也選手(神明バンビーズ)、首位打者賞に9打数5安打の5割5分5厘で長浜紀之選手(同)、敢闘賞には間明田周平選手(滝川リトルホークス)がそれぞれ輝いた。

 神明バンビーズは県代表として、来月二十五、二十六日に千葉県の日本ハムファイターズタウン鎌ケ谷で開催される関東大会に出場する。

 ▽決勝(延長八回)
神明バンビーズ(桐生)
 010 020 31|7
 400 002 00|6
滝川リトルホークス(高崎)

◎最終7回に追いつく

 ○…神明は七回、2四球と代打・佐々木命の安打で一死満塁とし渡辺、長浜の連打などで3点を奪い同点とした。延長八回には中村が安打で出塁し二死二塁、佐々木命の右前打で決勝点を入れた。

 滝川は初回、敵失や松井の三塁打などで4点を先取。主導権を握ったものの土壇場で優勝を逃した。

◎佐々木命が決勝打

 ○…まさに全員でつかんだ逆転優勝―。神明バンビーズ(桐生)は今大会初登場の佐々木命(みこと)が勝利を呼び込んだ。延長八回、二死後に安打で出た中村祐一郎を二塁に置き、佐々木命が右前にポトリと落ちる決勝打を放った。

 この日の準決勝戦はベンチ、決勝戦もボールボーイの雑用係と“裏方”だった。代打でお呼びがかかったのは七回表。滝川リトルホークスが3点リードと優位のまま最後の守りを迎えていた。佐々木命は右前打でチャンスを広げ、中軸陣のお膳立てをした。チームは四番・渡辺竜也らの連打で土壇場で振り出しにした。

 星野清見監督は「みんな最後まであきらめずに頑張った。(佐々木命は)いつもは試合に出られずボールボーイなどをしてくれる子。普段出られない子が(チームに)いなければ勝てないんだ、ということがみんなにわかったと思う。ふつうの優勝よりもうれしい」としみじみ振り返った。




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