栽  培  情  報

     
       

   栽培環境    

 エビネ 
 

年間を通じて住戸東側と東南側の屋根のある作場と、遮光
 に都合の良い庭の「紅枝垂れ」の下で露天栽培している。

遮光は夏までは50%遮光の寒冷紗で覆い、梅雨明けから
 10月までは、更にその上部に写真のようにヨシズをかけて
 夜間は通風のために巻き上げている。

また通風のために、屋根は出来るだけ高くして、地面からの
 高さは、潅水時に水が跳ね返らないように、ブロック二段の
 高さにしている。 (ウイルス予防)

特に夏場の無風状態、高温による蒸れは、ウイルスを呼び
 起こす原因になるので、頻繁に打ち水をしている。

夏場の潅水は鉢の温度が下がった夜半に、毎晩葉水をか
 けてやっている。

冬場の乾燥もウイルス発生の原因になると言われており、
 酷い乾燥は避けるべきです。

油虫、ツユムシによる被害を避けるため、不要のCD-ROM
 を吊るしているが、その効果はあるようである。

 



 
 春 蘭
 

春先から梅雨明けまでは戸外の東側の作場で、午前中の直射
 日光を十分に当てて、株を充実させる。

梅雨の時期と、冷たい秋の長雨にはかからないように、考慮し
 ている。

夏場だけは風が良く通るようにヨシズを高く張って遮光し、風の
 ない時は通風の補助として扇風機を使用。

潅水は全般的に寒蘭に比べて、乾湿のメリハリを十分つけてい
 るが、特に花芽を付けたい株(小株は駄目)には、梅雨明けから
 9月までは若干辛めにしている。

夏の昼間は温度の低下と空中湿度を高めるために頻繁に打ち
 水を、夜間はヨシズを外し通風を図る。

11月下旬から3月上旬までは寒蘭の作場をビニールシー トで
  目張りしたフレームで冬眠させている

 



寒  蘭
 
  花芽を付きやすくするために、春先から葉焼けさせない程度に 
 出来るだけフレーム内に陽光を入れ、明るくするようにして、かつ
 通風に努めている
 

庵の天井は半透明のエスロン波板で梅雨明けまでは、遮光せ
 ずに、梅雨明けからは約60cm上部にヨシズで、天井部全体が
 影になるようにして、温度上昇を避け、9月までの潅水は辛めに。

夏場は庵の通風を良くするため、側面の遮光材も寒冷紗よりも
 ヨシズを使い、昼間はヨシズは下ろして、夜間は毎日こまめに巻
 き上げている。

盛夏中はフレーム内の温度を下げるためと、通風のために扇風
 機も使い、頻繁に棚下に打ち水して空中湿度も高め、 葉ダニや
 厄介なカイガラ虫を殺虫剤を使わずに防止している。

11月の下旬~3月の上旬までは、フレームから暖房のない部屋
 内に取り込んで冬眠させている。

写真のヨシズを巻き上げている左側から、梅雨が明けるまでは、
 朝の直射光を数時間採り、真夏の午前中だけはヨシズを下して
 遮光している。