日新(日本春蘭)       日 新(日本春蘭)

・昭和5〜6年に新潟産とされるものの
 その来歴は謎に包まれ、新潟と筑波
 で産地論争が長く続くも、出所不明。

・昭和8〜9年に新潟三条の高坂鳳仙
 氏から石油王の中野忠太郎氏の培
 養の後、昭和13年に長野の上田の
 
宮坂陽氏が、自分の病院名をとって
 命名された。

・かって「日新を持たずして赤花を語る
 かれ」と言われ、戦前、戦後を通じて
 大旦那衆に、秘宝の如く愛された赤
 花の名品中の名品。

・緑花かと見まがう蕾から、輝く橙色に
 染め上がる後冴えの芸は誠に見事。

・平肩咲きの豊かな花容は日が経って
 も形が崩れず、全面に金粉をまぶし
 たような独特の色彩は人を魅了す。

・花も良いが、葉の紺地、光沢の良さ
 は格別で、花が無い時も楽しめ、特
 に葉先の捩れで一目で区別がつく。

・花つきが良くないのが欠点の名花。

・私が昔から入手を夢にまで見た蘭で
 これだけは4〜5鉢で愛培中。

 この写真は’09年に撮影。

出所来歴