▲ トップページ

ウィルスメールはプロバイダーに通報しよう


概要
 ウィルスメールが届き続ける場合は、感染者のプロバイダーに連絡し、プロバイダーの責任により、感染者に警告等を送ってもらうようにします。ウィルス対策ソフトを使っている人は、大丈夫だと思っていませんか?ウィルスによる間接的な被害もあるので、きちんと対処したほうがよいのです。

理由
 ウィルス感染者は、感染したことに気が付かないので、そのままではウィルスメールが毎日のように送り続けれて、被害が拡大してしまいます。しかし、最近のウィルスメールは、ほとんどが差出人を詐称するので、感染者が分からないため連絡することはできません。そこで、感染者のプロバイダーに連絡し、プロバイダーから感染者に連絡してもらいましょう。
 ウィルスメールの対策としては、これまでは、アンチウィルスソフトウェアを導入すること、Windwosのアップデートをすること、が周知されています。確かに、アンチウィルスソフトを導入すれば、本人は快適になるかもしれません。しかし、ウィルスに感染する人を放置すれば、ウィルスに対する意識が低いので、次から次へと新種のウィルスの感染を繰り返し、いつまで経っても解決されないのです。
 そこで、ウィルス感染に気が付かない人々に注意を促すことにより、少しでも快適なネット社会になることを願って、私は「プロバイダーに連絡」という方法を提案しています。自分がウィルスに感染しないということが最も大切ですが、それと同じようにネットワークは公共性のものという発想も大切だと思います。
プロバイダーへの通報メールの文例
プロバイダーが対応する根拠
ウィルスが発信されたプロバイダーの調べ方
ウィルスメールによる間接的な被害
  1. 差出人が、あなたになっている場合があります
     近頃のウィルスは差出人を詐称するので、あなたのメールアドレスが差出人となっていることがあります。もし差出人になっていると、無用なエラーメールが届くので、削除する手間などが面倒です。ウィルス対策ソフトを使っていれば、ウィルスメールから守ってくれますが、エラーメールは受信箱に届くのです。エラーメールは、「ウィルスが添付されているので配達できなかった」とか「宛先のメールアドレスが見つからない」などがあります。それから、自動返信メールも届くことがあります。これは、ウィルスメールが届いた人が、自動返信を使っていて、「メールをありがとうございました」などと自動的に送ってくるものです。→自動返信のサンプル
     あなたのメールアドレスで送られるので、稀に、受け取った人から、文句がくることがあります。そのため、ホームページを運営している人は、「ウィルスと関係ありません」という文を書いているホームページもよく見かけます。
  2. 迷惑メールが増大する可能性があります
     差出人が詐称されてあなたのメールアドレスが使われているウィルスメールが送られると、受け取った人が怒りにまかせて、ホームページで、メールヘッダを公開することがあります。差出人が詐称されていることを知らないのかもしれませんが、関係の無い人のメールアドレスをさらしているのです。
     迷惑メールに苦しんでいる人は、知っていると思いますが、迷惑メール業者はメールアドレスを自動で収集するロボットを使って、ホームページに載っているメールアドレスを片っ端から収集するのです。収集されたメールアドレスは、転売されることもあり、迷惑メールが増大することになりかねません。
     ※ウィルスや迷惑メールが増大する前に、自分のメールアドレスをキーワードにして検索してみることを強くお勧めします。

リンク

ウイルスメール対策 by Kentaro's Memo
ウイルスメールをたくさん受信する人向けアドバイス by spam撲滅私的調査会