高校生の時にスズメバチに刺されてから、久しくハチには刺されていなかったのですが、実家の植木を剪定していて、巣に気がつかずに触れてしまい、アシナガバチに刺されてしまいました。スズメバチに、2回目に刺されて、アナフィラキシーショックで死亡することがあるということを知っていたので、ちょっと不安でした。でも、スズメバチではなく、今回はアシナガバチなので、大丈夫だろうと思いながら、1時間ほど様子を見て、腫れがひいたので、良かった。でも、けっこう痛いですね。1円玉ぐらいに腫れて、中心が赤黒くなりましたが、2時間くらいで、ほとんど痛みも腫れもひきました。アシナガバチに刺されたのは、小学生以来だったので、その時のことを思い出しました。小学生のときは、巣を落とす遊びをしていたんですが、その時は2mくらいの棒で巣を落とそうと突っついていたら、刺されました。
インターネットで調べていたら、アシナガバチに刺されても、症状がひどい人は、手が2倍に腫れるようですね。大変です。 ハチに刺されて死ぬ人は、毎年、20人〜50人くらいいるらしく、大部分がスズメバチによるものという。刺されてから十数分以内で全身症状がでてきたら、危ないらしい。 ハチの毒は水に溶けやすいので、刺された部分を両手の指で強くつまんで毒を絞り出しながら水で洗い流すといいようだ。
●軒下にセグロアシナガバチの巣 ・2007/4/21 アシナガバチが、うろうろと飛んでいると思って見たら、作り始めたばかりの小さな巣が、自転車置き場の軒下にありました。アシナガバチはイモムシを食べてくれる益虫だし、巣は駆除しなくても大丈夫らしいのですが、自転車を置く場所のすぐ上で、私の頭に近い位置だったので、除去しました。 ・親蜂がいない間に、巣を取りました。そうしたら、親蜂は巣のあった場所で、また作ろうとしているのか、さかんに動き回っていました。巣を取ってから、何時間も経つのに、まだ巣のあった場所にいるので、棒で突いたり、水をかけたりして追い払いました。 ところが!翌々日になって、見ると、小さな巣が、まったく同じ場所にできていました。丸1日で、巣は復活し、5部屋のうち3部屋に卵が生みつけられていました。かわいそうですが、すぐにまた除去。写真は、再建された小さな巣です。
・セグロアシナガバチとキアシナガバチの区別のしかた
●巣は駆除しなくても、大丈夫らしい
多くの保健所の対応は、「近づかないようにできると所なら、駆除しなくても大丈夫。生活に支障がある場合は、自分で駆除して下さい。駆除は、夜間に市販の殺虫スプレーをかけてください」というもの。
東大阪保健所のHPによれば、「巣を刺激しない限り攻撃してくることはまずありません。アオムシ・ケムシなどを食べてくれる有益な昆虫です。そのため、市では駆除を行っていません」
千代田保健所のHPによれば、「巣が日常生活にそれほど影響のない場所にあるのなら,駆除しないでそのままにしておきます。いたずらをしなければ刺されることはありません」
豊島区保健所のHPによれば、「アシナガバチはスズメバチより攻撃性が弱く、巣を刺激したり、手でハチを払ったりしなければ、刺されることはほとんどありません」とのこと。
Wikipediaでは、「巣を強く刺激しなければまず刺してはこない。刺傷は子供などが巣を刺激して起こるケースと、洗濯物等に紛れ込んでいるアシナガバチに気づかず起こるケースとがある」とのこと。
●アシナガバチの巣にはどれくらい近づいても大丈夫なのかな 私の経験では知らずに30cmぐらいまで近づいても大丈夫だったことがあるような。。。 2,3mまで近づくと、ハチはこっちを向いてくるし、移動すれば、ずっと見ている。女王蜂一匹の時は、ゆっくりなら50cmくらいまで顔を近づけても大丈夫だったが。。。
・新潟県ねずみ・衛生害虫等防除作業従事者研修会:スズメバチによる被害の防止についてに詳しい
アシナガバチの警戒行動:外的の接近を感知すると、静止・注視
アシナガバチの威嚇行動:外敵の接近を視覚的に確認→働きバチ、オス、女王バチも一斉に動き回らず、相手を注視。足を突っ張り体全体を持ち上げたり、巣から飛び離れたり など
アシナガバチの攻撃:相手にぶつかった瞬間に毒針で刺し、すぐ引き抜いて飛び立つ。相手が巣の付近にとどまると再攻撃
・アシナガバチ社会の成り立ちによれば、「巣に何らかの刺激や振動などが伝わると、巣上の働きバチはまず警戒・威嚇体制をとり、刺激が一定のレベルを超えた場合には、巣を飛び立って、毒針を用いた攻撃を行います」
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2006年8月13日(日)
No.208
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