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2010年02月28日(日) 編集

活字見本

欧文組版セミナー

土曜にアップルストア銀座にて。

「思いやり」は本当に六つかしい。

「あくまで一つのやりかたとして」「私ならかうする」抔、安易に規範と受け取られないやうにくどい程に留保をつけてゐた話振りがとても豪いと思つた。

欧文組版メモ

欧文組版に対する共通の質問

外国の組版本には基本的なもの、当たり前のことが書かれていない。

対象は美大の3, 4年生から社会人まで

アプリケーションのマニュアルやルールブックにはしたくなかった。

例外が多いので百パーセント適用することはできない。

組版は生き物(法律ではない)

ルールブックではなく良い組版のために

壮大なテーマ「思いやり」

教育の話

・文字を知らない、関心がない。

・書体の歴史、J、U、Wの歴史

グレーに見えるところを同じにする。地の部分。墨と書の話。

書体を換えて組む練習

・書体によってワードスペースは異なる筈

コンピューターは自分の基準がない。

WEBデザインの組版には骨がない。

名刺の組版

・欧文はでは肩書きを下におく。

・イタリックの表記

・カンマを入れるか。

タイポグラフィ講演会

何故か質問をする羽目になる。滅多にやらないんだけれど。

メモ

文字造形は文字とその媒体との相互作用。

字だけでなく版面全体の景色。

麗しのうつわ―日本やきもの名品選

丸の内出光美術館にて。茲の燒き物は危險だ。見詰め過ぎて草臥れて了つた。

仁清や猿投の壺がよかつた。

二册讀了

沈黙するソシュール

沈黙するソシュール

ソシュールがと云ふよりも、茲まで〈在る〉ことに就いて問へる人はなかなか居ない。

2010年02月26日(金) 編集

長谷川健一@下北沢lete

下北沢leteにて長谷川健一を聽く。好い音樂を聞きながらだとお酒が美味しい。あとは烟草とつまみも欲しい。

買ひ物

文字の組み方―組版/見てわかる新常識

文字の組み方―組版/見てわかる新常識

遂にきた!

杉浦康平のデザイン (平凡社新書)

杉浦康平のデザイン (平凡社新書)

ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書)

ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書)

プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus) (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus) (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

2010年02月22日(月) 編集

風景

猫の日

特に何をするでもなし。

職場にて

  • まだ息を入れられない。
  • また周りで風邪が流行つてゐる氣がする。

2010年02月21日(日) 編集

庭園

曇り時々晴れ

型落ちのネットブックを購入。併しガジェット探しはまだまだ續く。

国宝・曜変天目と付藻茄子―茶道具名品展

静嘉堂文庫美術館にて。澁い燒き物を澤山みて頗る滿喫する。

裏にある庭園を散歩する。

2010年02月20日(土) 編集

無題

晴れ

やつと一息つけた。

みたもの/木田安彦の世界/田中一光ポスター展

木田安彦の世界

汐留ミュージアムにて。「西国三十三所」をしげしげと眺める。不思議と目を離せない。

ガラス繪は思つてゐたものよりも結構小さかつた。製作に版画と通ずる点があるとのこと。好いのは本当に凄い。

田中一光ポスター展

gggにて。ポスターをまじまじと眺める。六十年代から七十年代のが好きだ。

この間のABCで聞いた田中一光は色彩の人だと云ふ話を思出す。

買ひ物

「辞書」の発明―中国言語学史入門

「辞書」の発明―中国言語学史入門

唐代の人は漢詩をどう詠んだか―中国音韻学への誘い

唐代の人は漢詩をどう詠んだか―中国音韻学への誘い

それから岩波の『図書』を入手。

2010年02月19日(金) 編集

無題

晴れ

年に一度の健康診斷。体重が増えて、視力が落ちた。待合室でスケートをみる。

又一順でお晝。

二册讀了

マイルスの夏、1969 (扶桑社新書)

マイルスの夏、1969 (扶桑社新書)

ソシュールのパラドックス

ソシュールのパラドックス

日本語教育に對する批判に終始してゐた。ソシュールを切り貼りして、さらにヴィトゲンシュタインも援用すれば、言語に對する架空性を暴くことは幾らでも容易に成し得るだらう。

「国語」だの「正しさ」への批判に、私が共感を抱けないのは、それらへの告發があまりに易々と上手く出來過ぎることにある。

2010年02月14日(日) 編集

庭園

「ホントはすごい、字の話。」

字本メモ

1.きっかけ この本を作るまでのいきさつ

西武で初めてあう。

加藤森沢のカレンダー 600種類の文字

話がよく分からない、字にしたけど分からない。

印度へ行った話。

田中一光 人間と文字の関係

個の営みと結び付けた人

科学、人間の身体と文字の関係。→何が文字なのか、何故字があるのか?

レシピ

1. きっかけ この本を作るまでのいきさつ

2. ことばと言語は同じでない

言語:大脳の中で5W1Hを整理整頓する方法(言語する脳)

ことば:他の人に見せたり、聞かせたり触らせたりする方法。

3. 字は見えないものを具体化

見えないもの・聞こえないもの・触れないもの・匂わないものでさえも、読むだけで意味がわかる。そして伝えられる

4. 字と美

文字+美(色・texture、物体化)を組み合わせることで、脳と眼を同時発火させる。同時発火させて倍々ゲームのような楽しさをあたえる。

5. 字は進化する

今まで、たまたま手で書いていたに過ぎないが、これからは、携帯文字(絵文字か)・ギャル文字といった書かずに選ぶという手法で進化するのでは。また前回共通認識のピクトなども文字になるのでは。

ビュジュアル化が難しい。脳の話。

広告手法とビュジュアルの方法→字を見るときと広告をみるときは一緒

字だけで絵にするのは広告表現としてやった。

字に関してはフラット(基本)、離れたところまで持っていくのがグラフィックデザイン

「文字でない字」

言語は脳にある。字というのは言語の一つ、ファッションも言葉

字は並べて5W1Hを入れられる。

字は意識しないと書けない、字の形がなくなる。

普遍的・絶対的な文化があるのでは。

ヒエログリフがなくなった理由。誰も遣わなくなった。

ただの線である。字に5W1Hがはいっている。

田中一光:色彩の人、色見本だけでなく、色の棚があった。

記憶にある色のイメージとコンピューターの出す色は違う。

ノイズのなさ、色のシャープさ、そして凄まじい色校。

字に色をつけているのではなく、色のイメージから字のイメージを浮かび上がらせる。

光朝はボドニからきた。

アポリネール,字を絵に戻す。

早いコミュニケーションと遅いコミュニケーション

陶磁器ふたつの愉楽

根津美術館にて。今迄根津美を訪れる機会が一度もなかつた。丁度美術鑑賞を始めた頃に改修に入つて了つたこともあるが、去年新創されてからも何故か巡り合せが惡く行くことが出来なかつた。これでやつと宿題を片付けたやうな心持になる。

澁い焼き物を澤山みた。殷や夏のコレクションは凄い。

庭園を散歩する。

2010年02月13日(土) 編集

無題

鈴木(she said)@大塚

友人のライブを聽きに行く。何年か振りに會ふ人も居た。

二次會で電子書籍とパチスロの話を聞いた。

小村雪岱とその時代

埼玉県立近代美術館にて。以前常設展にある雪岱の畫をみて衝撃を受けたことがあつた。

装丁本を眺めてゐた。表紙や見返しに書かれた畫を見ると、これは一つの作品になつてゐる。恰も小説の風景が其の儘眼前に廣がるやうな心地にさせて呉れる。

鏑木清方の『註文帖』で遣はれてゐる活字は秀英の四号だらうか。

紀元節

出勤。

2010年02月09日(火) 編集

無題

曇り

氣温の高い日。結局雨はあまり降らなかつた。

買ひ物

水木しげるの遠野物語 (ビッグコミックススペシャル)

水木しげるの遠野物語 (ビッグコミックススペシャル)

法と言葉の中世史 (平凡社ライブラリー)

法と言葉の中世史 (平凡社ライブラリー)

2010年02月07日(日) 編集

菩薩

風の強い日

やつぱり川越線は止まつてゐたか。

企画展「菩薩たちの夢」

金沢文庫にて。

称名寺の池に掛かつてゐる橋が渡れるやうになつてゐた。皈りに裏山を散策して海邊へ行く。

買ひ物

物と心

物と心

漢字の運命 (1952年) (岩波新書〈第93〉)

漢字の運命 (1952年) (岩波新書〈第93〉)

中国語五十年 (1973年) (岩波新書)

中国語五十年 (1973年) (岩波新書)

日本語はどう変わるか――語彙と文字 (岩波新書)

日本語はどう変わるか――語彙と文字 (岩波新書)

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

それとみずのわ出版のスムース13号を買ふ。

二册讀了

ソシュールの思想

ソシュールの思想

ソシュールは氣になる(そして実に私好みの)人物だ。

ソシュールを読む (岩波セミナーブックス 2)

ソシュールを読む (岩波セミナーブックス 2)

私の読んだのは31刷(2009年)の本。これ程永く読み継がれてゐるのはなかなか無い。

2010年02月06日(土) 編集

無題

国宝 土偶展

國寶やら重文といつたレッテルを追ひかける趣味はないので、然程期待もせず展示を觀に行つた。数千年前の土偶達を込み合ふ中、覗き込むやうに眺めてゐた。

目が離せない。これには駭いた。

わが國の造形物に對する感覺は、實に深い流れがある。

2010年02月05日(金) 編集

無題

PAGE2010

文化会館にて大熊肇さんの講演「組版/見て分かる新常識」を觀る。恐らく今月出る新刊『文字の組み方』の内容も幾らか含むのだらう。

見出し周りの組み方は、不断やらないので勉強になる。横組で和歐混植のときに起る或問題點は、今迄全く見落としてゐた。まさに虚を突かれた思ひをした。でも十〜十二級前後の本文だつたら(あと書体も考慮して)其の儘にして了ふかもしれないが。

モリサワのブースで色々お土産を貰つた。電子書籍はみる時間がなかつた。

2010年02月04日(木) 立春 編集

無題

晴れ

寒い日が續く。月曜は久し振りに雪が積もる。此れ位冷えないと冬らしくない、と強がつてみたりもする。小供の頃はもつと冷えてたやうに思ふ。

無題

本当に全集が届いた! 有難いことである。御礼の手紙を書かないと。

職場にて

何故かパイプ烟草の葉を貰ふ。着香系のもの。併し吸ふ暇が殆どない。

2010年02月03日(水) 編集

節分

此処最近、一層頭の螺子が外れたまゝになつてゐる。表には出ないが細かいミスが増えて居る。問題は、一度抜けた螺子は再び締められることがない。

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