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2009年05月31日(日) 編集

オブジェ

曇り時々大雨處により晴れ

よく分らない天氣。

マーク・ロスコ 瞑想する絵画

川村記念美術館にて。遠い所だつた。

バーネット・ニューマン《アンナの光》は流石のインパクトだつた。繪だけでなく展示されてゐる部屋の空間もデザインされてゐる。たゞ、驚きはしたけれど、そこから先に進ませては呉れないし、さういつた性質のものなのだらう。

マーク・ロスコは初めて觀る。手ぶらでみる。今の私には取附端がなかつた。

ロスコの圖録に收録された繪のうち、何點かが天地が逆になつてゐると、注意書きのシールが貼られてゐた。抽象畫といつても、天地といつた人間世界の約束事が、潜り込める丈の餘地はまだあるものらしい。

讀了

お言葉ですが…〈別巻1〉

お言葉ですが…〈別巻1〉

2009年05月30日(土) 編集

駒場

曇り

メーラーからメイルが送信出來なくなつた。調べたらメールサーバの仕樣が變更されてゐたので、SMTP認證にしたら解決した。しかし原因が分ると、何で今迄送信できてゐたのか不思議でならない。

みたもの/矢内原忠雄と教養学部/国立トレチャコフ美術館展

特別展「東京大学教養学部創立60周年記念 矢内原忠雄と教養学部」

講演を聞いた。内村鑑三の話だつた。長谷川町子も矢内原忠雄を描いてゐた。

さういへば矢内原伊作は矢内原忠雄の息子だつたのか。

国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア

渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムにて。好い繪が多い。《オリガ・コスティチェワの肖像》がよかった。

深夜便アーカイブス

文化講演会から村上信夫「料理の歴史と料理のコツ」を聞く。

2009年05月29日(金) 編集

ホームにて

また宴會。

買ひ物

落葉籠〈上〉 (中公文庫)

落葉籠〈上〉 (中公文庫)

ジョン・ケージ著作選 (ちくま学芸文庫)

ジョン・ケージ著作選 (ちくま学芸文庫)

賑やかな版面だ。本文・組版設計者を明記するべきだらう。

誰も寝てはならぬ(11) (ワイドKC モーニング)

誰も寝てはならぬ(11) (ワイドKC モーニング)

とりぱん(7) (ワイドKC)

とりぱん(7) (ワイドKC)

讀了

お言葉ですが…〈11〉

お言葉ですが…〈11〉

本文が小塚になつてチト面喰ふ。

2009年05月24日(日) 編集

風景

森鴎外展―近代の扉をひらく

神奈川近代文学館にて。

欝−(木+メ+木)+木命名典故があつた。

あと経籍訪古志の活字が綺麗だつた。清國の活版。

三册讀了

お言葉ですが…〈8〉同期の桜 (文春文庫)

お言葉ですが…〈8〉同期の桜 (文春文庫)

お言葉ですが…〈9〉芭蕉のガールフレンド― (文春文庫)

お言葉ですが…〈9〉芭蕉のガールフレンド― (文春文庫)

讀み續けて感じたのは、舌鋒の鋭さや言葉の蘊蓄と云ふだけでなく、文章自體の魅力があることだつた。

2009年05月22日(金) 編集

風景

晴れ

  • 一週間があつといふ間に過ぎる。
  • 變な姿勢をとつてゐたのか、腰を痛める。

職場にて

  • 宴會。
  • ひよんなことから大掃除をする。
  • 空調の具合がをかしかつたのは冷媒が漏れてゐたためらしい。

今週の買ひ物

角鹿の蟹 (1980年)

角鹿の蟹 (1980年)

講談社学芸文庫より先に見つける事が出來てよかつた。

日本の方言 (岩波新書 青版 C-100)

日本の方言 (岩波新書 青版 C-100)

日本の方言地図 (中公新書 (533))

日本の方言地図 (中公新書 (533))

日本の近代小説 (岩波新書)

日本の近代小説 (岩波新書)

二葉亭四迷伝 (1958年)

二葉亭四迷伝 (1958年)

表記は正字正假名。

素白随筆遺珠・学芸文集 (平凡社ライブラリー)

素白随筆遺珠・学芸文集 (平凡社ライブラリー)

表記は新字新かな。春秋社の『岩本素白全集』を底本としてゐる。

山隈寛子山隈寛子 2009/05/28 22:15 こんにちは。お久しぶり。腰の痛みは治りましたか?
私も先々週、ぎっくり腰になりそうになりました。
でももう大丈夫だけど。で、突然ですが、今度カラオケに行きませんか?お返事お待ちしております。

funaki_naotofunaki_naoto 2009/05/28 23:29 ご無沙汰してをります。返事はメールで致します。

2009年05月17日(日) 編集

風景

曇り

風の強い日。近所を散歩し、強風の中歩き廻つて草臥れる。皈つたら寐込んで了つた。

三册讀了

お言葉ですが…〈5〉キライなことば勢揃い (文春文庫)

お言葉ですが…〈5〉キライなことば勢揃い (文春文庫)

お言葉ですが…〈6〉イチレツランパン破裂して (文春文庫)

お言葉ですが…〈6〉イチレツランパン破裂して (文春文庫)

お言葉ですが…〈7〉漢字語源の筋ちがい (文春文庫)

お言葉ですが…〈7〉漢字語源の筋ちがい (文春文庫)

實名と通稱は、以前指摘されるまで全く知らなかつた。慥かに菊池寛松本清張が通稱で呼ばれてゐる事は分る。しかし未だに吉本隆明抔は、今でも耳に引つ掛かることがある。この違和感は何處からくるものなのだらうか。

今月、新刊が刊行されてゐた。

2009年05月16日(土) 編集

阿修羅像

色々みたもの/資生堂・サントリーの商品デザイン展/国宝 阿修羅展/ムーミンの世界展/近代絵画、セザンヌから梅原・安井まで

第3回企業のデザイン展「資生堂・サントリーの商品デザイン展」

四半世紀振りにSaSuKeを見た。これもサントリーだつたか。

国宝 阿修羅展

東京国立博物館平成館にて。平日の夕方を狙つたのだが、それでも入場制限が行はれてゐて行列することになる。凄い人氣だ。

押し合ひし合ひしながらだと、とてもものを觀る氣になれないが、阿修羅像は流石に違つて見えた。混雜も喧噪も全く關係のない處に居る。

ムーミンの世界展

大丸ミュージアム東京にて。最終日が近いのでこちらも込んでゐた。

昔アニメを少し見てゐたくらゐ*1で、トーベ・ヤンソンの話は全く讀んだことがない。

たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

近代絵画、セザンヌから梅原・安井まで

永青文庫美術館にて。

*1:何故かスナフキンに憧れてゐた事だけ憶えてゐる。

2009年05月15日(金) 編集

辨財天

晴れ

  • 新宿のルーツ&トラディショナル館が閉店とは殘念。
  • ラジオ深夜便の番組スケジュールが非常に見づらいものになつた。
    • 後日、二週間番組表ができてゐた。

最近買つたもの

新版 忘れ得ぬ国文学者たち―并、憶い出の明治大正

新版 忘れ得ぬ国文学者たち―并、憶い出の明治大正

国語学史 (1966年)

国語学史 (1966年)

常識的文学論 (1962年)

常識的文学論 (1962年)

「國語問題のために」「國語も小説もやさしくない」で國語の話をしてゐる。

時間と自我

時間と自我

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

連載中に讀んでゐた。一體この話をどうやつて終らせる積りなのだらうと思つたことがある。いつかもう一度ゆつくり讀み直したい。

2009年05月14日(木) 編集

無題

晴れ

鼻風邪をひいて嚔が止まらない。毎年この時期に罹るのは何か季節の所爲なのか。


職場にて

グラフィックボードが壞れる。

讀了

仮名遣の歴史 (1929年)

仮名遣の歴史 (1929年)

入力がてら通讀する。

この底本自體に結構誤植があるみたいなので、校合の必要がある。しかし何時校正出來るのやら。

ラジオ深夜便こころの時代

堺正一「塙保己一に学ぶ」を聞く。

2009年05月10日(日) 編集

京急蒲田驛前

第八回文学フリマ

大田区産業プラザPiOにて。

買つたもの

  • ライトノベル×レイアウト
  • はんせい(五)
  • おいちわさま
  • 黒死館逍遙(七号、八号)

深夜便アーカイブス

文化講演会から如月小春「言葉の個性」を聞く。

2009年05月09日(土) 編集

記念撮影

見たもの/池本さやか/活版凸凹フェスタ2009/アストロノーツ・スヌーピー展

池本さやか『海の中の大きな時間の流れ』The Great Flow of Time, Underwater

ルーニィ247フォトグラフィにて。龜の寫眞がよかつた。

活版凸凹フェスタ2009

CCAAアートプラザにて。

硬券切符が懷かしい。以前、初めて自動改札機に通す切符を手にした時、何と薄つぺらなものかと驚いたのものだつた。

赤井都『凪のゆくえ』を購入。

會場でid:FeZn さんと會つた*1

アストロノーツ・スヌーピー展

日本橋三越本店にて。「アポロ計画」のドキュメンタリー映像を見てゐたら涙が止まらなくなつた。

*1:實は次の日も別の塲處で會ふことになる。

2009年05月08日(金) 編集

風景

晴れ

十三夜だ。

職場にて

  • 色々なお土産を食す。
  • 晴れると流石に冷房が欲しい。

六日

出勤。美篶堂まつりに行けず。

四册讀了

お言葉ですが… (文春文庫)

お言葉ですが… (文春文庫)

お言葉ですが…〈2〉「週刊文春」の怪 (文春文庫)

お言葉ですが…〈2〉「週刊文春」の怪 (文春文庫)

お言葉ですが…〈3〉明治タレント教授 (文春文庫)

お言葉ですが…〈3〉明治タレント教授 (文春文庫)

お言葉ですが…〈4〉広辞苑の神話 (文春文庫)

お言葉ですが…〈4〉広辞苑の神話 (文春文庫)

連載してゐた時も單行本になつてゐた時も、今迄拾ひ讀みばかりで通して讀んだことがなかつた。

2009年05月07日(木) 編集

木村@in F

大泉学園in Fにて、友人のライブを聽く。演奏を聽くのは何年か振り。

新潟の日本酒を飮む。

2009年05月05日(火) 立夏 編集

風景

大和し 美し 川端康成と安田靫彦

千葉市美術館にて。好い畫や繪が多い。

良寛さんの書を纏めて觀るのは初めてだつた。

浮世絵ベルギーロイヤルコレクション展

展示が澤山あるのは見應へがあるのだが、やはり草臥れる。

2009年05月04日(月) 編集

牛

晴れ後曇り

夕方から出勤。

第8回一箱古本市

ファーブル昆虫館は面白い施設だつた。

千駄木邊りで迷子になる。ギャラリーの場所も結構あやふやだつた。記憶はアテにならない。

今日買つたもの。

チベット旅行記 (旺文社文庫 90-1)

チベット旅行記 (旺文社文庫 90-1)

ふところ手帖 (中公文庫 A 64)

ふところ手帖 (中公文庫 A 64)

和漢書道史

和漢書道史

2009年05月03日(日) 編集

窓越し

第8回一箱古本市

今日は根津方面を歩き廻る。まだまだ知らないお店がある。

買つたもの。

日本近代史学事始め―一歴史家の回想 (岩波新書)

日本近代史学事始め―一歴史家の回想 (岩波新書)

歴史好き (1983年) (中公文庫)

歴史好き (1983年) (中公文庫)

牛のあゆみ (中公文庫)

牛のあゆみ (中公文庫)

酒の肴・抱樽酒話 (岩波文庫)

酒の肴・抱樽酒話 (岩波文庫)

回想の本棚 (1976年)

回想の本棚 (1976年)

私は本当に私なのか―自己論講義 (1983年) (Lecture books)

私は本当に私なのか―自己論講義 (1983年) (Lecture books)

ジャコメッティの肖像

ジャコメッティの肖像

上野伊三郎+リチ コレクション展

目黒区美術館にて。

壁紙が好い。七寶の櫛箱やプレートには痺れた。

第5回東京製本倶楽部「紙の技・本の技」展

区民ギャラリーにて。和紙のルリュールも惹かれたが、未綴ぢ本に駭いた。本のあり方として盲點だつた。

2009年05月02日(土) 編集

岡倉天心宅跡

晴れ

  • 今日からお休み。尤も連休と云ふ程ではない。
  • いゝ加減冬物を片付けなくては。
  • 書体の研究 Vol.3を入手。

山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年

府中市美術館にて。司馬江漢の繪が澤山あつた。

常設展にも好い繪が多い。

2009年05月01日(金) 編集

風景

職場にて

  • 出勤。
  • 電動自轉車がきた。

二册讀了

日本故事物語 上

日本故事物語 上

日本故事物語 下

日本故事物語 下

色々な點で大いに示唆を受ける。

前説として、橋本治の解説が前に置かれてゐるのは深切な配慮であらう。通讀した後でまた讀み直した時、成る程とも思つた。

そういう意味でこの本は、「諺や成句の解説本」ではない。どういう本かと言えば、この本は「日本人のあり方」を考えさせてくれる本である。「日本文化のあり方」であるよりも、「日本人のあり方」である。

日本人の「ことばに對する」あり方も附け加へていゝ。

この本の背後には「なぜ故事を知ることが必要なのか」という、大きな問いかけも隠されている。

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