はてなの茶碗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter


2008年11月28日(金) 編集

雨後晴れ

  • 氣忙しい。
  • まだ體調を崩す人が多い。

二册讀了

空海の思想について (講談社学術文庫)

空海の思想について (講談社学術文庫)

ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)

ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)

最後の方で込み上げるものがある。電車の中で讀んでゐて少し困つた。

けふの買ひ物

文字の美・文字の力

文字の美・文字の力

2008年11月24日(月) 編集

無題

  • 連休中はじだらくに過ごす。
  • 何時の間にか紅葉も見頃になつてゐた。
  • 奈良の茶粥を食す。

最近見たもの/謄写印刷文化展/スリランカ/陶磁の東西交流/森川如春庵の世界/巨匠ピカソ/アンドリュー・ワイエス

謄写(孔版・ガリ版)印刷文化展

墨田区立緑図書館にて。

スリランカ—輝く島の美に出会う

東京国立博物館表慶館にて。表慶館に這入るのは初めてだ。

陶磁の東西交流

出光美術館にて。

茶人のまなざし 森川如春庵の世界

三井記念美術館にて。髭が凄い。

「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」

国立新美術館にて。

ピカソの絵は見てゐて分かつた例がない。分からぬ絵を何故見に行くのかも分からない。

纏めて見てゐて、相変はらず絵やオブジェはサッパリ分からないが、ピカソと云ふ人間の輪郭は何となく掴めてきた。

「ドラ・マールの肖像」と「マリー=テレーズ」の肖像がよかつた。

「巨匠ピカソ 魂のポートレート」

サントリー美術館にて。

「ピエロに扮するパウロ」がよかつた。

最後の最後で、最晩年の「若い画家」といふ作品にうたれて仕舞つた。

アンドリュー・ワイエス—創造への道程

Bunkamuraザ・ミュージアムにて。初めて觀たが驚いた。

一枚の絵に、描かれた一人の人物の表情に、大長編に匹敵する程の表現がある。

テンペラより水彩が好き。

2008年11月23日(日) 新嘗祭 編集

無題

本の森

この漢字は、筒井康隆の『本の森の狩人 (岩波新書)』で初めてみた。

f:id:funaki_naoto:20081124201514j:image:w200

讀賣新聞で連載してゐた時に、擔當者が「森*1の狩人」と云ふタイトルをつけた。これで「本の森の狩人」と読ませるらしいと。

六册讀了

最近讀んだもの。

マホメット (講談社学術文庫)

マホメット (講談社学術文庫)

イスラーム生誕 (中公文庫)

イスラーム生誕 (中公文庫)

親鸞 (平凡社ライブラリー)

親鸞 (平凡社ライブラリー)

石牟礼さんの話は沁みる。

「法華経」を読む (講談社現代新書)

「法華経」を読む (講談社現代新書)

信じない人のための「法華経」講座 (文春新書)

信じない人のための「法華経」講座 (文春新書)

碎けたといふか亂暴と云ふか、兎に角勢ひのある文章。でもきちんと宗教の話になつてゐる。

「信じる」と「信じない」との間に揺さぶりをかける本

白隠禅師 (講談社現代新書 (790))

白隠禅師 (講談社現代新書 (790))

*1今昔文字鏡だと屬性が國字になつてゐた。

2008年11月16日(日) 編集

紅葉

某日

  • 曇りがちだが妙に生暖かい。
  • こ線は跨線。き線は饋線。
  • 新宿のアルタ前が込み合つてゐた。突然ライブが始まつて身動きが取れず參る。

「数寄者 益田鈍翁―心づくしの茶人」展

畠山記念館にて。流石に和服姿の人が多い。

布き冨草紙が樂しい。

「1930年代・東京」展

東京都庭園美術館にて。三階の倉庫に初めて這入つた。

ラジオ深夜便

懐かしい音

昭和十四年のラジオ体操を聞いた。この頃はまだ江木理一だつたか。

こころの時代

中村健之介氏のお話「宣教師ニコライの日記から〜日本人の宗教感情を読む」を聞く。

宣教師ニコライと明治日本 (岩波新書)

宣教師ニコライと明治日本 (岩波新書)

2008年11月15日(土) 編集

無題

某日

  • ブライアン先生の新譜をやつと聽く。
  • 月が眩しい。
  • 久し振りに流星をみた。
  • 晴れると暖かい。

けふの買ひ物

私の畸人録

私の畸人録

心の対話 (1968年)

心の対話 (1968年)

買つてみた。

2008年11月12日(水) 編集

無題

曇り時々雨

二册讀了

岡潔―数学の詩人 (岩波新書)

岡潔―数学の詩人 (岩波新書)

數學の事を中心に、數學者の評傳として書かれてゐる。元々數學者なんだから當然なんだけれど。

岡潔は決して一般受けしやすい人ではないと思つてゐるし、彼の云ふ處の「情緒」は數學よりも六ケ敷いものであるかもしれない。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

2008年11月09日(日) 編集

無題

見たもの/釈迦追慕/ミリオンセラー誕生へ!

特別展 釈迦追慕

金沢文庫にて。

晩秋ではあるが、まだ紅葉は見頃ではない。

称名寺の池ので、山々の稜線と曇り空を見てゐたら、思はず魅入つて了つた。

裏手にある金沢山に登る。途中に石佛や觀音像が矢鱈とある。それ程高い山ではないが階段が急だ。下りがおつかなかつた。

ミリオンセラー誕生へ!―明治・大正の雑誌メディア

印刷博物館にて。雜誌に於ける不易流行を考へる。

『赤い鳥』の清水良雄による裝丁は、今見ても全く古びてゐない。

先週買つたもの

吉田松陰 (岩波文庫)

吉田松陰 (岩波文庫)

語意/書意 (岩波文庫 青 37-1)

語意/書意 (岩波文庫 青 37-1)

文学と私・戦後と私 (新潮文庫)

文学と私・戦後と私 (新潮文庫)

友情の文学誌 (岩波新書)

友情の文学誌 (岩波新書)

漢字の常識

漢字の常識

民俗誌を織る旅 (五柳叢書)

民俗誌を織る旅 (五柳叢書)

本は異なもの味なもの

本は異なもの味なもの

2008年11月06日(木) 編集

狛犬

晴れ時々曇り

  • 相變はらず自宅のMacの調子が惡い。
  • 夜空を見上げるとオリオン座が見える。
  • 向原の合はせ柿を食す。

三册讀了

代表的日本人 (岩波文庫)

代表的日本人 (岩波文庫)

南洲随想 その他

南洲随想 その他

2008年11月03日(月) 明治節 編集

狛犬

連休中の出來事

  • 天皇賞を觀戰。また競馬に行きたくなつた。
  • 新蕎麦を食す。

写真日記

f:id:funaki_naoto:20081102161129j:image:w240

府中の夕空。

見たもの/鉱物アソビ/西洋絵画の父 ジョットとその遺産

「鉱物アソビ」出版記念展

美篶堂にて。鉱物と書いて〈イシ〉と讀む。

學生時代、地學部に在籍してゐたのに、當時は然程鉱物に興味を抱かなかつた。

西洋絵画の父 ジョットとその遺産展

損保ジャパン東郷青児美術館にて。

古本市

池袋の外市と神保町の神田古本まつりへ行く。案の定彼是買い込む。

歴史の跫音

歴史の跫音

愁ひ顔のさむらひたち (1975年)

愁ひ顔のさむらひたち (1975年)

河上徹太郎も正假名で讀みたい。

太宰治

太宰治

森有正全集〈10〉 (1979年)

森有正全集〈10〉 (1979年)

パリだより (1974年)

パリだより (1974年)

日本王権論

日本王権論

日本人は思想したか

日本人は思想したか

私にとって神とは

私にとって神とは

徳川無聲との對談『問答有用』が收められてゐる。例の天動説の話。

日本語大博物館―悪魔の文字と闘った人々

日本語大博物館―悪魔の文字と闘った人々

漢字文化を考える

漢字文化を考える

大修館が主催した講演會「漢字文化を考える」における講演を收録したもの。カセットテープも販賣されてゐた。

漢字と假名や日本の文字文化を論ずる山本七平は初めて讀むな。

カレンダー
2003 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |