はてなの茶碗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter


2008年07月27日(日) 編集

風景

曇り一時雨

床屋へ行く。短めにしてもらつた。肩とか頸筋を揉まれてもそんなにくすぐつたくなくなつた。でも時々痛い。

特別展 陶匠・濱田庄司−没後30年記念

器がよかつた。それ以上に初めて訪れた民藝館の氛圍氣が素晴らしくて舞ひ上がつて了つた。

民藝館

f:id:funaki_naoto:20080727160333j:image

これも調べてみたいのだが。

二册讀了

ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話

ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話

仏教が好き!

仏教が好き!

面白かつた。

2008年07月26日(土) 編集

風景

晴れ

  • 金曜の夜に遠方の友人と會ふ。不亦樂乎。
  • 浮き世のは面倒だ。

対決−巨匠たちの日本美術展

東京国立博物館にて。眼福。

けふの買ひ物

戸棚の奥のソクラテス

戸棚の奥のソクラテス

哲學ファンタジー。

裝丁は青木澄江。凝つてゐる。

この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)

誰も寝てはならぬ(9) (ワイドKC モーニング)

誰も寝てはならぬ(9) (ワイドKC モーニング)

2008年07月24日(木) 土用の丑の日 編集

晴れ

  • 暑さに弱いのに、今迄日傘を使はなかつたのは痛恨の極みであつた。
  • 晝に美味しい鰻を食べに行く。夕飯も鰻だつた。
  • 風呂からあがつて裸のまゝすぐ横になつたら、もう朝になつてゐた。

讀了

組版/タイポグラフィの廻廊』を讀む。

2008年07月22日(火) 編集

旅行

連休を利用して彼方此方出掛ける。

土曜日

晝過ぎに京都へ到著。暑い。東京だつて暑さに關してはかなりのものだと思つてゐたが、盆地は空氣が動かない。歩いてゐたら大文字が見えた。

花園大学に少し遲れて到著。まさか全く反對方向に向かつて歩いてゐたとは思はなんだ。やれやれ。

何故か會場で本を貰ふ。

漢字音符字典―埋もれていた漢字のつながり発見

漢字音符字典―埋もれていた漢字のつながり発見

FeZnさんと落ち合ふ。works014さんに初めてお目に掛かる。

シンポジウムにてお話や講演を色々聞く。私の今の關心は(實は)常用漢字やら文字コード抔ではなく、私の裡にある文字(と表記)に關する規範みたいなものを問題としてゐる。さういつた事から「キャラクタとしての文字」の話は興味をもつた。今囘、文字コードの話が中心になつてゐたので、殆ど討論などでもそれらの話がでなかつた。もう少し師茂樹さんからお話を聞いてみたかつた(でもアニメはよく分らんが)。

懇親会でworks014さんと彼是お喋りする。

京都では宿が取れなかつたので、今夜は大阪に宿泊。大阪に行くのは生まれて初めて。

Cafe★Destineで水煙草を買ふ。ホテルに着いたら途端に疲れが出てきた。

久し振りに冷房のある部屋で寐たら、お腹を毀した。

日曜日

大阪は朝から兎に角暑い。

f:id:funaki_naoto:20080720105310j:image:h200

時間の餘裕がなく、お土産を買つたらすぐ出發する。

f:id:funaki_naoto:20080720114028j:image:h200

靜岡から身延線に乘る。曇りなのか富士は見えず。坐る位置を考へた方がよかつたかも。

f:id:funaki_naoto:20080720133759j:image:h200 f:id:funaki_naoto:20080720171025j:image:h200

けふは大月に宿泊する。夜はバーベキュー。遲く迄飮み食ひする。

月曜日

車に乘つてあちこち觀光に連れていつてもらつた。

澤で水遊び。

f:id:funaki_naoto:20080721113438:image:w200 f:id:funaki_naoto:20080721111557j:image:w200 f:id:funaki_naoto:20080721111049j:image:w200

お蕎麦を食べ山中湖へ。流石に標高が高いのか、けつこう陽燒けしてゐた。

f:id:funaki_naoto:20080721143433:image:w200

道志の温泉「紅椿の湯」へ行く。浸かつてゐる時は然程氣にならないが、後から湯の成分が效き始める。

f:id:funaki_naoto:20080721164228:image:h200

歸りは峠道を車で飛ばし、中央本線の驛まで送つて貰つた。

2008年07月17日(木) 編集

無題

晴れ

  • 夏場にしては珍しく、綺麗に月がみえる。
  • 今年初めて蝉の聲を聞く。

けふの買ひ物

江戸語・東京語・標準語 (講談社現代新書)

江戸語・東京語・標準語 (講談社現代新書)

風俗小説論 (新潮文庫)

風俗小説論 (新潮文庫)

2008年07月16日(水) 編集

無題

夏バテ

  • 暑さで何もする氣が起らない。
  • 道すがら路上で猫がのびてゐるのをみる。
  • 水煙草は勤勞意慾を著しく低下させるな。

讀了

消された漱石―明治の日本語の探し方

消された漱石―明治の日本語の探し方

漢字や假名の問題から、割と言葉に關して不斷から意識をしてゐた積りだつたけれど、やつぱり私は骨の髓まで現代人だつた。

京都へ行く前に讀めてよかつたかもしれない。

2008年07月13日(日) 編集

バウハウス・デッサウ展

東京藝術大學にて。

ロシア構成主義はなんか好きだ。

バレエはびつくりした。彼我の文化にはやはり逕庭がある。

2008年07月12日(土) 編集

無題

TIBF

暑い。案の定矢鱈と込んでゐた。招待券でも入場するのに結構手間取る。

思ひがけず色々な人とお目に掛かることが出來て樂しかつた。

初めてiPod touchを觸る。丸で魔法を眼の邊にしたやうに驚く。

FeZnさんにブルーノ・ムナーリをお勸めするのを忘れた。

イワタのフォントを購入。TrueType Ver.4を勸められるが、OpenTtype fontで環境を作つてゐるので、泣く泣く見送る。

大日本のブースで秀英體を見る。新たに「秀英横太明朝体」と「秀英ゴシック」なるものがお目見えしてゐる。秀英體のゴシック體!『秀英体研究』ではあまりゴシックの話はなかつたやうな。

現在、ひらがな・カタカナを2種類試作しており、会場でぜひ皆様のご意見をうかがいたいと思っております。

第15回東京国際ブックフェア(TIBF2008)DNPブースのおしらせ

と云ふ訣で二種類の書體を並べてお客に選ばせてゐた。尤も私は、文字がどのやうな形であれ、それをどのやうに用ゐるかと云ふ事に重點を置いてゐる。たゞ文字の字形の良し惡しと云ふよりも、その書體が遣はれるコンセプトの方が重要だと考へて了ふ。だから個人的な文字の形の好みではAになるが、液晶でみるのならば、Bの方がよりスマートに感ぜられる處はある。

來週は京都で、來月は五反田や名古屋で、それぞれお目に掛かる機會がありさうだ。

いろいろ

一足先に會場を後にする。中にゐた間に、表では大雨が降つてゐたみたい。

水上バスで淺草へ出る。潮が高いので、上に登れないのが殘念だ。

海

友人と落ち合ひ、食事をとつたり飮み明かしてゐたら朝になつてゐた。徹夜はしんどい。

2008年07月11日(金) 編集

狛犬

晴れ後曇り

  • 夏風邪が流行つてゐるみたいだ。
  • ゴミ箱が復活した。
  • 暑い日はフレーバーのある煙草がうまい。

職場にて

  • 予告無しに冷房が止まるのは勘辨して欲しい。
  • 朝日文字をわざわざ使はせるなんてやりきれない。Good Grief !

讀了

私の「漱石」と「龍之介」 (ちくま文庫)

私の「漱石」と「龍之介」 (ちくま文庫)

ちくま文庫の集成では現代假名遣だつたのに、これだけは表記が正假名。

何となく氣質が似てゐるやうな處があるかもしれない*1

最近聽いてゐるもの

Pacific Ocean Blue / Bambu

Pacific Ocean Blue / Bambu

It's Not Too Lateばかり何度も何度も繰り返し聽いてゐた事があつた。沁みる。

*1:あそこまで自分は極端ではないと信ずるが。

2008年07月08日(火) 編集

無題

曇り時々晴れ

傘を持つてゐる時に限つて、雨は降らない。

職場にて

  • ケーキや洋梨のゼリーを食す。
  • またサーバーが落ちる。

けふの買ひ物

甲骨文字に歴史をよむ (ちくま新書)

甲骨文字に歴史をよむ (ちくま新書)

今度はちくま新書から甲骨文字の本。

乗りテツ大全―鉄道旅行は3度楽しめ! (平凡社新書)

乗りテツ大全―鉄道旅行は3度楽しめ! (平凡社新書)

時刻表ひとり旅 (講談社現代新書)

時刻表ひとり旅 (講談社現代新書)

時刻表の旅 (中公新書 550)

時刻表の旅 (中公新書 550)

兄のトランク (ちくま文庫)

兄のトランク (ちくま文庫)

森田たまだ。

遠野物語 (角川文庫)

遠野物語 (角川文庫)

2008年07月06日(日) 編集

鏑木清方展

鏑木清方記念美術館にて。

入口写真 あぢさゐ写真

朝涼」や「慶喜恭順」がよかつた。

企画展 田村隆一〜詩人の航海日誌

鎌倉文学館にて。澁い西洋館だ。

展示されてゐる詩につかはれてゐるフォントが氣になる。

鎌倉觀光

鶴岡八幡宮にて。

境内から 橋 池

甘縄神明宮にてお詣り。えらく古い神社らしい。

甘縄神明宮

由比ケ浜まで歩く。海岸は靄がかゝり始めてきた。何がなんやら。サーファーが向うを横切る。

由比ケ浜 由比ケ浜

サンダルを脱いでの上までつかつてみたが、結構水温は暖かい。曇りだがその儘泳いでも平氣だつたかもしれない。

由比ケ浜

歸りは江ノ電に乘る。今迄乘る機會がなかつた。家々の間を縫ふやうに走る。海岸沿ひの景觀は見事だつた。

江ノ電

今度は天氣のいゝ時に江ノ島へ行かう。

けふの買ひ物

鎌倉の古本屋にて。

王国 (1973年) (叢書・同時代の詩〈1〉)

王国 (1973年) (叢書・同時代の詩〈1〉)

雑草万葉 (1968年)

雑草万葉 (1968年)

2008年07月05日(土) 編集

無題

晴れ時々曇り

  • 休日出勤。
  • 眞夏日になつた途端ばてて了ふ。

最近買つたもの

DTP WORLDの文字に關する記事を再編集して纏めたもの。

いとしこいし想い出がたり

いとしこいし想い出がたり

MUSICS

MUSICS

三册讀了

哲学の最前線―ハーバードより愛をこめて (講談社現代新書)

哲学の最前線―ハーバードより愛をこめて (講談社現代新書)

観念論ってなに? (講談社現代新書)

観念論ってなに? (講談社現代新書)

対話・心の哲学 (講談社現代新書)

対話・心の哲学 (講談社現代新書)

讀み易かつた。かういふ考へ方は好みだ。

2008年07月03日(木) 編集

狛犬

曇り

  • もう七月。割と忙しくなつてきた。多分氣が附くと年末になつてゐることだらう。
  • 蒸し暑くなつてきた。

けふの買ひ物

東京っ子 (1962年)

東京っ子 (1962年)

ことばのブリキ罐

ことばのブリキ罐

插畫とイラストを著者自身が描いてゐる。上手い。裝幀は泉沢光雄。

濹東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)

濹東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)

表記が正字正假名のやつを探す。荷風は正假名で讀みたい。木村莊八の插畫は現行の方が大きく見易い。

俳諧大要 (岩波文庫)

俳諧大要 (岩波文庫)

私鉄探検 (ソフトバンク新書)

私鉄探検 (ソフトバンク新書)

南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫)

南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫)

キリスト教問答 (講談社学術文庫)

キリスト教問答 (講談社学術文庫)

解説が山本七平

2008年07月01日(火) 編集

「源氏物語・雨夜の品さだめ」

ティアラこうとうにて。日本舞踊とコンテンポラリーダンスを見る。

一部は、塩高和之氏*1の琵琶とのコラボレーションで、源氏の「雨夜の品定め」をテーマにしたダンスや舞ひが繰り廣げられる。

琵琶の幽玄な調べにやられる。音量は小さいが、しかし何と云ふサウンドだ。

二部はコンテンポラリーダンスが中心だつた。

日舞と云ふものを初めて目にしたけれど、直に見るととても興味深い。動きもさうだが、動から靜の、靜から動へ移る時の狹間にある、姿かたちから目が離れなかつた。舞ひと云ふのは型なのだな。

二册讀了

集中講義! 日本の現代思想 ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)

集中講義! 日本の現代思想 ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)

思想とは流行ものの類ひか。

〈宗教化〉する現代思想 (光文社新書)

〈宗教化〉する現代思想 (光文社新書)

私自身、哲學者を教祖に祭り上げ、著作を教典のやうに崇める手合ひだから、問題點は實によくわかる。でも、あまりに哲學者やその思想を、形而上學やら疑似宗教といつた枠組みに、強引に落し込み過ぎるきらひもあるかと。

*1:昔、阿佐ヶ谷で琵琶を觸らせてもらつた。

カレンダー
2003 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |