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2007年05月27日(日) 東京優駿に驚く 編集

紫陽花

  • 紫陽花が咲き出した。
  • 再び牙狼画廊へ。ゆつくり繪をみたり、他のお客さんとお喋りしたりする。
  • 日が暮れたらいきなり凉しくなつた。

けふの買ひ物

SUPER ROOTS(9)

SUPER ROOTS(9)

譜面があるのに驚く。ジャケット寫眞をみると、コーラスの人々が全員譜面を手にしてゐるみたいなので、この曲(?)にはなんらかのコンポジションがあるのは確かな筈。實際にこゝに載せられてゐる譜面を使用したのだらうか。そしてどうやつて音を採つたのだらう。

2007年05月26日(土) 編集

晴れ

定例會に出席。

堀尾@阿佐ヶ谷ヴィオロン

友人のライブを聽く。

また朝まで飮む。最近自分で注文すると、いつも同じものしか選ばないので(酒も碌に知らないし)、これから暫くはバーテンダーのお勸めに從つて、任せつきりにしてみる。

三册讀了

人間を磨く (新潮新書)

人間を磨く (新潮新書)

本來だつたら、ハードカヴァーで出版されるやうな内容の隨筆だが、新書の方がより多く目に觸れるだらうから、それもまたよいかと。

讀みながら文章の事を考へる。恐らく文藝の世界に於いても、文章くらゐ軽んぜられやすいものはないのではないか。

座右の名文―ぼくの好きな十人の文章家 (文春新書)

座右の名文―ぼくの好きな十人の文章家 (文春新書)

矢張り何であれ、褒めてゐたり好きなものを語る文章はよい。

この本が口述を基にしてゐることを、後書きで述べられるまで氣が附かなかつた。

古典と口語譯の問題についても。これも文章の問題。

2007年05月25日(金) 編集

無題

  • 連日暑かつた。
  • 鼻風邪をひく。くしやみが止まらない。

職場にて

  • まだ冷房を入れないので、合間々々に團扇で煽いでばかり。のぼせて集中しづらい。
  • 會社のすぐ前の通りを、勇ましい掛け聲とともに神輿が練り歩いてゐる。

けふの買ひ物

ひらがなの美学 (とんぼの本)

ひらがなの美学 (とんぼの本)

芸術新潮の特集「ひらがなの謎を解く」を再編集し増補したもの。

2007年05月20日(日) 編集

三册讀了

ゲーテとの対話 上 (岩波文庫 赤 409-1)

ゲーテとの対話 上 (岩波文庫 赤 409-1)

ゲーテとの対話 中 (岩波文庫 赤 409-2)

ゲーテとの対話 中 (岩波文庫 赤 409-2)

ゲーテとの対話 下 (岩波文庫 赤 409-3)

ゲーテとの対話 下 (岩波文庫 赤 409-3)

ゲエテは豪い人物だと云ふがよく傳はる。對話が既に箴言となつて語られてゐる。

ある事柄に就いて語る時、先づ長處から語る姿勢が凄い。

最近の買ひ物

人間を磨く (新潮新書)

人間を磨く (新潮新書)

色々と驚かされる。先づ桶谷先生が新書を出すと云ふのが何と無しに意外に感ぜられた。もしやと思ひ頁を捲ると、正假名遣ひで書かれてゐるのでさらに驚く。新潮社もやるなあ。

そして何より文章に痺れる。かういふ日本人にしか書けない文章は、この先も無くなることはないし、また誰かが書くと私は思つてゐる。でも恐らく、それが正假名で書かかれることは、もう二度とこの先ないのだらう。

座右の名文―ぼくの好きな十人の文章家 (文春新書)

座右の名文―ぼくの好きな十人の文章家 (文春新書)

何となく今度の講演*1とも、關はりがあるかもしれない。宣長のことも取上げてゐるし。

新書375三度のメシより古本! (平凡社新書)

新書375三度のメシより古本! (平凡社新書)

僕の描き文字

僕の描き文字

ウィトゲンシュタイン (平凡社ライブラリー)

ウィトゲンシュタイン (平凡社ライブラリー)

むもん関講話 (1976年)

むもん関講話 (1976年)

玉藻鎮石―山中智恵子歌集

玉藻鎮石―山中智恵子歌集

*1:私は行けないが。

2007年05月19日(土) 編集

三日月と金星

木版画ロッケンロー個展2007

土曜に横濱の牙狼画廊へ行く。オープニングパーティーと云ふので、中華料理を御馳走になつたり、Vivienne★Kickによるギグやゲストの紙麿呂*1によるマジックを觀る。素晴らしい一時。

パフォーマンスばかり樂しんでゐたので、作品の方はゆつくり見られなかつた。お禮も兼ねて後日また觀に行く予定。

歸りもまた飮みに行き、なんだかんだでまた朝まで痛飮。今朝は矢鱈と冷える。

金曜日

新宿へ友人のライブを聽きに行く。朝まで飮む。

驛へ向ふと、頭の上を鴉が飛び廻る。朝の五時だと云ふのにすごい人込みだ。

堀尾,栗田@赤坂

木曜日に赤坂へ友人のライブを聽きに行く。今まで聞いたことのないサウンド。ピアノの栗田妙子の名は覺えておかう。

今日はCoronaやGrolschなど輕い麥酒ばかりを飮む。

2007年05月13日(日) 編集

鳥居清長―江戸のヴィーナス誕生

千葉市美術館にて。兎に角、展示品の多さに壓倒される。二百以上も見るのは流石に草臥れる。人物だけでなく、背景の構圖も面白い。

歩いて行つたら迷子になつた。

晴れ

土曜に某定例會に出席。相變らず不調。

けふの買ひ物

日本語の歴史〈4〉移りゆく古代語 (平凡社ライブラリー)

日本語の歴史〈4〉移りゆく古代語 (平凡社ライブラリー)

雑誌のカタチ―編集者とデザイナーがつくった夢

雑誌のカタチ―編集者とデザイナーがつくった夢

PLAYS

PLAYS

ステレオ録音に一抹の不安を抱いてゐたが杞憂であつた。これはこれで、曲によつては效果を擧げてゐる。

2007年05月11日(金) 編集

職場にて

  • 湯島の甘味處「みつばち」の小豆アイスを食す。美味い。あまり甘くないのがよかつた。
  • 色々なところから貰つたお土産の一升瓶が、三本(梅錦、土佐鶴、越乃寒梅)あるので、皆で利酒を行つた。梅錦は割と甘めで、寒梅は普通、土佐鶴が一番飮みやすかつた。翌日に殘らない程度に飮んでゐたが、もう空つぽになつた。

2007年05月10日(木) 編集

晴れ後雨

  • 凉しくなつて漸く人心地。
  • 晴れた日は新緑が眩しい。

職場にて

  • 連休が明けてから、連休進行の皺寄せが來る。詰まらないミスが増えて、てんやわんや。鐵砲駈けの利かぬ身には堪へる。
  • 霧の森大福を食す。美味い。今囘は新宮わきの茶(稀物)も飮む。言葉にならない贅澤さ。

2007年05月06日(日) 編集

青い花

丸の内丸善にて安野光雅の繪を見る。二階のJAXA iに立ち寄る。

驛では大きなトランクを轉がしてゐる人ばかり。

二册讀了

連休中に讀む。

2007年05月05日(土) 編集

無題

春の優品展

五島美術館にて。相變はらず燒き物は目の毒だ。この時期しか公開されない「源氏物語絵巻」を見る。復元されたものは、實に色鮮やかだ。

活版再生展

三軒茶屋にて。見本帳を買ふ。

書体見本帳

築地活字 書体見本帳

  • 出版社/メーカー: 築地活字
  • メディア: 冊子

“クロード・ガラモンのうた”(作曲:モーマス)まであるとは。

写真日記街角

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上目黒氷川神社の側から。何の工事だらう。

けふの買ひ物

アジア古代文字の解読 (中公文庫)

アジア古代文字の解読 (中公文庫)

カバーの插畫はヴァレリーの「カイエ」から。

2007年05月04日(金) 編集

弘道館

弘道館

隷書。ムのところが口みたいに書かかれてゐるが、他にはどんなのがあるだらう。

因に隷書では〈私〉がどうなるのか調べてみると、〈私〉のムのところが三角みたいに書かれてゐる。

「幕末の写真師夫妻 島霞谷と島隆」

群馬県立歴史博物館にて。

濕板寫眞に感嘆する。かなり低感度で撮影する爲、精密な描寫が可能となる。菅原一剛と久保元幸と云ふ寫眞家の事を知る。

島霞谷は活字を作つた事しか知らなかつたが、寫眞や繪、書畫など幅廣く活動してゐる。

南瓜を擔いで呵々大笑してゐるポートレイトは樂しい。これが1860年代の寫眞なのだから驚く。

夏日

日差しが強い中歩き廻る。

2007年05月03日(木) 滿月 編集

澁澤龍彦―幻想美術館

埼玉県立近代美術館にて。

澁澤龍彦と云ふフィルターを通して集められた作品が、數多く展示されてゐる。澁澤龍彦を昔ほんの少し讀んだだけの、必ずしも熱心な讀者ではなかつた身では、かういふのは私の趣味ではないなあと云ふ作品も結構多々あつた。勿論樂しめるものもあるのだけれど。

六十年代の美術・演劇界との關はりや活動が面白かつた。

一番最後に見た四谷シモンの天使像が凄い。見てゐて空恐ろしい心地になる。

2007年05月02日(水) 編集

職場にて

  • 平日なので出勤。
  • 鹽大福を食す。
  • Zip100MBディスクを久し振りにみる。問題はこの中のデータをどうやつて取り出すのか。

疑問

何ゆゑ正統表記を奉ずる人は、現行の日本語表記で用ゐられてゐる特定の文字(アラビア數字)や表記法(横書き)を、忌諱したりして排外主義に陷るのか。

國語國字の問題は、一般に假名や漢字に就いて論ぜられてゐるが、何時から、日本語の表記全般に關して、一家言を持てるやうになつたのか。

處で、この「所詮は愚癡か」に用ゐられてゐる文字に非ざる外來の符號の存在に、著者は氣が附いてゐるのだらうか。

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