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2007年04月30日(月) 編集

Sweet dreams, Baby !

ポップアート1960's→2000's

茨城県近代美術館にて。POPは樂しい。

ロイ・リキテンスタインは今みてもポップだ。

常設展の小川芋銭の畫がよかつた。

けふの買ひ物

水戸の古本屋にて。

英語発達小史 (岩波文庫 青 659-1)

英語発達小史 (岩波文庫 青 659-1)

回想 子規・漱石 (岩波文庫)

回想 子規・漱石 (岩波文庫)

若き人々への言葉 (角川ソフィア文庫)

若き人々への言葉 (角川ソフィア文庫)

四册讀了

最近讀んだもの。

鈴木大拙真宗入門

鈴木大拙真宗入門

妙好人

妙好人

妙好人の世界

妙好人の世界

なむあみだぶつ。

色彩について

色彩について

2007年04月29日(日) 昭和節 編集

牡丹

快晴

漸く床屋へ行く。最近は関東毛髮研究所と云ふ處に通つてゐる。

一箱古本市

不忍ブックストリートの一箱古本市へ行く。まづ鴎外記念館に立ち寄り、根津神社でツツジを見ながらたこ燒きを食す。可成りの人出だ。

寄り道を濟ませ、オヨヨ書林から見て廻る。一箱と云ふのは、ざつと目を通すのには丁度よい。そして置かれてゐる册數は少なくとも、氣になる本は幾つかあるものだ。

歩いて廻るのに充分な距離を、地圖を片手に迂路々々するのは、オリエンテーリングみたいで樂しい。何とか迷子にならず開催されてゐる處を全部廻る事が出來た。

けふは本を見るだけでなく、面白いお店やギャラリーを知ることが出來たのがよかつた。

今日買つたもの。

製本工房から (1978年)

製本工房から (1978年)

カリグラフィー入門独習ブック

カリグラフィー入門独習ブック

日本の伝統色―その色名と色調

日本の伝統色―その色名と色調

書名は〈傳〉なのだが。あと本文書體が妙に長體がかかつてゐるやうにみえる。

「日本語のデザイン」の著者だ。

気まぐれ美術館 (新潮文庫)

気まぐれ美術館 (新潮文庫)

うつしみ―この内なる自然 (平凡社ライブラリー)

うつしみ―この内なる自然 (平凡社ライブラリー)

私の美男子論

私の美男子論

印刷は精興社、裝幀と本文レイアウトは金田理恵。

作家の猫 (コロナ・ブックス)

作家の猫 (コロナ・ブックス)

餘所で買つたもの

日本でいちばん小さな出版社

日本でいちばん小さな出版社

誰も寝てはならぬ(6) (ワイドKC モーニング)

誰も寝てはならぬ(6) (ワイドKC モーニング)

須藤公園

f:id:funaki_naoto:20070429172021j:image:h200 f:id:funaki_naoto:20070429172201j:image:h200

谷千根工房の側にある公園の藤が綺麗だつた。

2007年04月28日(土) 編集

チューリップ

文字を見る、絵を読む 日本文学とその媒体

惠比壽の日仏会館にてお話を聞く。

小泉吉永「往来物と文字教育」

高木元(千葉大学)「江戸読本に於ける文字と絵画」

質疑應答が面白かつた。門外漢の身では、話されてゐる事柄の前提やら豫備知識を全く持ち合せてゐない。お話を聞いてゐるだけでは何ともわからなかつた部分が、質問の遣り取りによつて、やつと見處が掴めるといつたやうな案配だつた。

府川充男(印刷史研究会)「レオン・ド・ロニーの書物と『まいにちひらかなしんぶんし』に用いられた仮名活字」

久米康生(和紙文化研究会)「記録・印刷に用いられた和紙」

追記

今囘も挨拶しそびれましたが、六月にはお目に掛かる機會があるかと思ひます。

karpakarpa 2007/04/30 00:29 すれ違ひばかりですねえ……。こんどのもじもじカフェでは必ず ;-)。

2007年04月25日(水) 編集

雨後曇り

信玄餠を食す。

けふの買ひ物

やつと黄色い本*1を入手する。ほんと電話帳みたいだ。

f:id:funaki_naoto:20070426013548j:image:h200,right

基本 日本語活字見本集成 OpenType版

別に突つ込みを入れられる程の見識は持ち合せてゐない。

五册讀了

最近讀んだもの。

宗教の授業

宗教の授業

親鸞のコスモロジー

親鸞のコスモロジー

蓮如のラディカリズム

蓮如のラディカリズム

君自身に還れ 知と信を巡る対話

君自身に還れ 知と信を巡る対話

ピクトさんの本

ピクトさんの本

この種の路上觀察的なものが私は大好きだ。何氣なく見過ごすものを觀察し、そこに發見される見立ての面白さが樂しい。

*1:何となくこの名稱でも通ずるやうな。

2007年04月23日(月) 編集

曇り

  • 喧噪の日々は過ぐ。
  • 今月の日経デザイン(2007年5月号no.239)*1は文字特輯。活版印刷も取上げられてゐる。
  • 「私の青空」「私の白日」を讀む。

2007年04月22日(日) 編集

スタンド

觀戰

改修工事を終へた東京競馬場へ行く。いつから工事してゐたのか忘れるくらゐの長さだつた。

さういへば今年初めての競馬場だ。普通のレースは案の定外しまくつた。單勝を買つた馬は二着に、本命から流せばヒモが拔ける。やれやれ。

今日のお目當てである第1回ジョッキーマスターズ*1(芝1600m)を見る。文字通り夢のやうな光景だつた。誘導馬やスターターなど細かな演出も心憎い。

2007年04月21日(土) 編集

晴れ

  • 今日は暖かい。
  • 定例會に出席。
    • 音の周波數の違ひを何故「高い」と「低い」で表すのか。慥かそんな話を石原藤夫で讀んだ事があつた。

深夜便アーカイブス

「三つの歌」が凄い。

けふの買ひ物

待つたこの日。

大阪豆ゴハン(4) (講談社漫画文庫)

大阪豆ゴハン(4) (講談社漫画文庫)

大阪豆ゴハン(5) (講談社漫画文庫)

大阪豆ゴハン(5) (講談社漫画文庫)

大阪豆ゴハン(6) (講談社漫画文庫)

大阪豆ゴハン(6) (講談社漫画文庫)

描き下ろしや解説が樂しい。

国語学原論 下 (岩波文庫)

国語学原論 下 (岩波文庫)

解説を前田英樹が書いてゐる。

人間自身―考えることに終わりなく

人間自身―考えることに終わりなく

裝釘は新潮社装幀室。

2007年04月20日(金) 編集

職場にて

  • あれこれてんやわんや。
  • 恆例の筍を貰ふ。

晴れ

友人の父が亡くなつたので通夜に行く。家族がクリスチャンなので、通夜ではなく前夜の祈りと呼び教會の禮拜堂で式を行ふ。初めてだ。オルガンによる前奏が始まる。音色が沁みる。女性の牧師さんが司式者を勤めた。聖書を置いてお話をし、そして合間に全員で讚美歌を合唱した。佛式の通夜よりもよつぽど面白い。

堀尾@新宿

友人のライブを聽きに新宿に行く。至福の一時。酒を飮み過ぎて怪氣焔をあげる。

夜中の三時を廻つてゐても歌舞伎町はごつた返してゐた。あまりうろつくものではない。歩いて歸る心算だつたが、ちよつと歩き廻つたら靴がお釋迦になつた。

2007年04月14日(土) 編集

無題

イタリア・ルネサンスの版画展

国立西洋美術館にて。どれも緻密でじつくり見てゐると草臥れる。聖ヒエロニムスを題材にしたものが幾つかあつた。

堀尾@阿佐ヶ谷ヴィオロン

友人のライブを聽きに行く。火事場でガソリンを撒いて、さらに花火を打上げるかのやうな、勢ひのある演奏だつた。

雨が降つてきたので、傘を借りて歩いて歸る。

2007年04月12日(木) So it goes 編集

野生のチューリップ

晴れ

近所の染井吉野は割と早くに咲き出して、そろそろ花の散る頃だが、他の山櫻や枝垂、イチヨウの咲き出す時期や順番が、微妙にずれてゐるやうにみえる。

最近買つた物

idea (アイデア) 2007年 05月号 [雑誌]

idea (アイデア) 2007年 05月号 [雑誌]

オトル・アイヒャーの特輯。それから新連載「和文活字を見る眼*1」がはじまつた。これは樂しみだ。

別册は來週發賣される。

国語学

国語学

詩に誘われて (ちくまプリマー新書)

詩に誘われて (ちくまプリマー新書)

新編 算私語録 (朝日文庫)

新編 算私語録 (朝日文庫)

人生の鍛錬―小林秀雄の言葉 (新潮新書)

人生の鍛錬―小林秀雄の言葉 (新潮新書)

編修に杉本圭司氏の名が。

親鸞・普遍への道―中世の真実 (ちくま学芸文庫)

親鸞・普遍への道―中世の真実 (ちくま学芸文庫)

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む (ちくま学芸文庫)

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む (ちくま学芸文庫)

グレイのしっぽ

グレイのしっぽ

それでも人生にイエスと言う

それでも人生にイエスと言う

2007年04月11日(水) 編集

曇り後雨

  • 傘を持たずに濡れて歸る。
  • 職場にてあれこれトラブル續き。
  • firefoxではてなをみると矢鱈と重い。擴張機能を幾つか外したら直つた。あとはてなRSSは相變らず更新を拾つてくれない。
  • 「天才と使徒の相違について」を讀む。天才は世に満ち溢れてゐるが、流石に使徒にはまだお目に掛かつた事がない*1。尤も私は信徒ではないが。

*1:たゞ預言者の使徒になるなかれ。

2007年04月08日(日) 編集

曇り

  • お寺で花見をしてゐたら、境内から北村英治のクラリネットが聞こえてきたので驚く。夕方からこゝでライブがあるみたい。
  • 赤塚城址に行つた時、櫻吹雪が綺麗だつた。散りつつある櫻も亦趣きがある。

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  • 無線綴ぢの練習をする。

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生誕100年 靉光展

東京国立近代美術館にて。好い繪が一杯あつた。クレヨン畫や自畫像がよかつた。靉の字はパソコンで出せるのか。

常設展は駈け足でみた。私のお氣に入りの菊池芳文「小雨降る吉野」は、この時期一入感じ入るものがある。

muroyanmuroyan 2007/04/12 18:26 こんばんは。キーワードで飛んできました。東京国立近代美術館、今日行ってきました。特別展、なかなか味わい深い絵がいっぱいでよかったです〜♪

funaki_naotofunaki_naoto 2007/04/13 00:01 はじめまして。常設展の作品も是非お勸め致します。

2007年04月07日(土) 編集

無題

写真日記今日の空

曇り。少し肌寒い。

池袋モンパルナスの作家たち

板橋区立美術館にて。知らない畫家ばかりなのだが、好い繪が澤山あつた。何故かこゝの美術館では、好い繪ばかり觀る事が出來る。無料だなんて申し訣ないな。

吉井忠の「雪国」、寺田政明の「灯火の中の対話」はよかつた*1。五月からの古沢岩美の展示も樂しみ。

最近買つたもの

新訂増補非-知 (平凡社ライブラリー)

新訂増補非-知 (平凡社ライブラリー)

ハイデッガー カッセル講演 (平凡社ライブラリー)

ハイデッガー カッセル講演 (平凡社ライブラリー)

日本語は天才である

日本語は天才である

表紙をぢつと見てゐると何かをかしい。否、をかしい訣ではないのか。惱ましい。氣になる部分を擴大してみる。

f:id:funaki_naoto:20070405004306j:image:h200

插畫は〈風俗画報臨時増刊「日ポンチ」第五編 威露破がるた(其の一)金升*2案/春郊*3画より〉とある。裝幀は新潮社装幀室。

*1:この繪をつかつてはてなセリフみたいな企劃もやつてゐた。

*2:鶯亭金升?

*3:平賀春郊?

2007年04月04日(水) 編集

曇り後雷雨後晴れ

  • 上野に花見に行く。花の盛りは過ぎてゐたが、結構まだ見られる。
  • お晝にイタリア料理を食す。慣れぬ手附きでフォークとスプーンを握る。デザートが矢鱈と多いのには參つた。

けふのソフィテル(四月四日)

f:id:funaki_naoto:20070404132319j:image:h240

眞似つ子してみる。

写真日記今日の空

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歸る頃には雷雨になつてゐた。凍える。

特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」

東京国立博物館にて。平日でもそれなりに込んでゐたが、我慢出來ない程ではなつた。

「受胎告知」をみた。繪の前で立ち止まる事が出來ず、慌ただしい。平成館の展示は面白かつた。

讀了

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)

2007年04月02日(月) 編集

延平門

延平門

中華街にて。

職場にて

  • 新年度の初つ端から寐坊する。
  • 彦根に行つた同僚から、小あゆ煮を貰ふ。巷で話題のひこにゃんの話を聞いた。

けふの買ひ物

星新一 一〇〇一話をつくった人

星新一 一〇〇一話をつくった人

印刷は精興社。裝幀は吉田篤弘吉田浩美

この世には二種類の人間がいる

この世には二種類の人間がいる

裝幀は南伸坊

対談の本―ロックンロールから枝豆まで (MARBLE BOOKS)

対談の本―ロックンロールから枝豆まで (MARBLE BOOKS)

2007年04月01日(日) 編集

晴れ後曇り

暑い日。

小島烏水版画コレクション展

横浜美術館にて。慥かに浮世繪や石版畫、エッチングなど版畫だらけだ。

水彩で好い繪があつた。

常設展は何故かシュルレアリスムの作品が多い。お氣に入りのフランシスコ・ベーコンを此處で初めて見る事が出來た。

日本畫のコーナーにはこれまたお氣に入りの鏑木清方があつた。

「言葉の戦士 涙香と定輔」

日本新聞博物館にて。萬朝報は以前目にする機會があつたのだが、さういへば二六新報をみるのは初めてだ。會場の照明が暗いので、記事を讀むと云ふよりも文字ばかり見てゐた*1。先に「幕末―大正の新聞紙面と組版意匠の変遷」を讀んでおいた方が、もつと樂しめたかもしれない。

常設展示で、モノタイプやCTSによる、新聞印刷の工程がヴィデオで上映されてゐて、とても面白かつた。

一匹狼のグループ展 vol.3〜ネオ大和魂ナリケリ〜

横濱牙狼画廊にて三人展*2を觀る。

珈琲をご馳走になつたり、話込んだりして長居をして了ふ。雨がやんでから歸る。

*1:五號假名とかYSEMとかぶつぶつと呟く。

*2飯島浩二佐竹奈々Vivienne_Alice(こんどうあや)

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