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2007年02月25日(日) 編集

無題

晴れ

曙橋のMOTT GALLERYでイラスト展をみる。

けふの買ひ物

今日の買い物。

今日の買い物。

続・今日の買い物。

続・今日の買い物。

どうして毎日買い物してしまうのだろう

いやまつたく。

あとSAB LETTERPRESSのポストカードを買つた。

2007年02月24日(土) 編集

無題

写真日記今日の空

  • 風の強い寒い日。
  • 定例會に出席。

こころの時代

竹笛奏者の天上昇氏のお話「竹笛は天に通じる」を聞く。好い笛の音だつた。

2007年02月23日(金) 編集

雨後曇り

  • 東京法務局へお使ひに行く。
  • 今月の芸術新潮を讀む。出光の『文字のデザイン』の小特集や支那の書籍設計家・呂敬人を取上げてゐる。

堀尾@阿佐ヶ谷ヴィオロン

友人のライブへ行く。トランペットとベースのデュオだつたので、勢ひフリー・スタイルに流れがち。また終電がなくなる迄飮んで歩いて歸る。

2007年02月22日(木) 編集

晴れ

  • 猫の日。さういへば最近猫に出逢はない。
  • 中央線の新型車輛(E233系)に乘つた。それから西武多摩川線にも初めて乘つたが、改札の處に驛員が居たりするのが妙に新鮮だつた。ついこの間までそれが自然だつたのに。
  • 「この世界の片隅に」を讀む。
  • そろそろ梅も見頃か。

好奇字展

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所にて。

知らない文字が一杯あつて樂しかつた。オブジェも面白い。

日本の活字印刷として「日本のカテキスモ」や古活字版「大鏡」が展示されてゐた。茲での解説が興味深いので覺書。

活字の書體が行書や連綿體なのは、手寫本に似せると云ふ意味合ひがあり、また活字版の缺點を補ふ爲でもある。活字には筆寫體のもつ「墨繼ぎ」による濃淡や強弱の表現が出せない。

何よりベタ組みの連綿體組版は、假名が多く遣はれてゐると、必然的になぎなた讀みによる誤讀の危險性が増す。何せ當時の日本語には句讀點がない。

そこで間違へやすい文字列には、連綿にする事で誤讀を回避しようとする意圖があると指摘してゐた。語の切れ目で連綿がおこることは無いと云ふ。

キリシタン版は徹底してゐるが、後の慶長・寛永ではまた變はつてくるとのこと。

しかし土・日・祝日が休館と云ふのは嚴しい。平日働く勤め人は、遣繰りしないと先づ來られない。

こころの時代

一橋大学内藤正典氏による「イスラムへの理解と誤解」を聞く。

最近買つたもの

リクエスト復刊。アマゾンのレヴューを讀むと、例によつて「旧字」が讀みづらいだのと文句が出てゐる。現代に於いては、信仰と理性の共存よりも、新字と正字の共存の方が遙かに困難なことなのだらう。

漢字テキストとしての古事記 (Liberal Arts)

漢字テキストとしての古事記 (Liberal Arts)

漢字の話。

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ (光文社新書)

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ (光文社新書)

言葉の本。

哲学的な何か、あと科学とか

哲学的な何か、あと科学とか

オンラインでも讀める。

西田幾多郎 <絶対無>とは何か (シリーズ・哲学のエッセンス)

西田幾多郎 <絶対無>とは何か (シリーズ・哲学のエッセンス)

反復 (岩波文庫)

反復 (岩波文庫)

不安の概念 (岩波文庫)

不安の概念 (岩波文庫)

忘れられた日本人 (岩波文庫)

忘れられた日本人 (岩波文庫)

孔子家語 (岩波文庫)

孔子家語 (岩波文庫)

民衆の芸術 (岩波文庫 白 201-2)

民衆の芸術 (岩波文庫 白 201-2)

リクエスト復刊。今囘四十一點も復刊されてゐる。

2007年02月19日(月) 編集

職場にて

引つ越して一月たつが、電氣代が以前の倍も掛かるのには驚いた。以前よりも廣い分、光熱費はそれなりに嵩むと踏んでゐたが、豫想以上であつた。

大家の云ふことには、入つたすぐの月はどこのフロアでも電氣代が矢鱈と増えるものらしい。どうなのだらうか? 兎も角暫く節電に勤しむことになつた。

讀了。

アンドロメダ忌に埴谷を讀む。もう十年經つ。

埴谷雄高文学論集 埴谷雄高評論選書3 (講談社文芸文庫)

埴谷雄高文学論集 埴谷雄高評論選書3 (講談社文芸文庫)

2007年02月18日(日) 編集

日立フィルハーモニー@東京文化会館

上野の東京文化会館にて日立フィルハーモニー管絃樂團定期演奏會を聞く。スメタナの『我が祖國』六つの交響詩を全曲通して演奏してゐた。

箱や演奏はよかつたのだけれど、生憎私はスメタナに疎く(モルダウしか知らない)彼の祖國の事も何も知らない。彼の描く景色を受け入れる準備がこちらにはまだなかつた。プラハを知つてゐればまた違つたのかもしれないが。

けふの買ひ物

西武池袋の古本市にて。

本とコンピューター

本とコンピューター

デザインの20世紀 (NHKブックス)

デザインの20世紀 (NHKブックス)

文章読本

文章読本

正字正假名の中央公論社版。

2007年02月17日(土) 編集

曇り後雨

東京自由大学にて「ソクラテスについて語り合う神田オープンカフェ」 に參加する。切つた張つたの打々發止の遣り取りがあるかと思つたが、人數が多かつたのと、大學の教授を呼んだりしてゐた所爲か、講義みたいな内容だつた。

海野和三郎先生に小田川方子と玉城康四郎を薦められる。

生と知の根源―比較思想論集

生と知の根源―比較思想論集

こころの時代

東洋思想研究家の境野勝悟氏のお話「み仏の説かれた教え」を聞く。話が佳境に入ると呵々大笑しだす。愉快な話振りだ。

2007年02月16日(金) 編集

晴れ

  • 閉ぢ籠つてばかりなので、春一番にも全く氣が附かない。
  • マスクをした人が多く目につくやうになつた。
  • 夜中に參詣に行つたら、賽錢の音に驚いた猫が神棚から突然飛び出してきて、非常に魂消る。

職場にて

  • ハブが引切無しに家鴨の鳴き聲みたいな音をたてる。
  • ジャックフルーツを食す。それなりに匂ふが味はあつさりしてゐて美味しい。

「鏑木清方と仲間達〜金鈴社に集まった人々」展

月曜に講談社野間記念館にて。最近、日本畫が矢鱈と沁みて沁みて仕方ない。

最近買つた物

みちの辺の花 (講談社学術文庫)

みちの辺の花 (講談社学術文庫)

繪が安野光雅だ。

書物史のために

書物史のために

読書欲・編集欲

読書欲・編集欲

翻訳とは何か―職業としての翻訳

翻訳とは何か―職業としての翻訳

再現か表現か―デザイン対話

再現か表現か―デザイン対話

往復書簡をかう組むとは。面白い體裁だ。

重力のデザイン―本から写真へ

重力のデザイン―本から写真へ

『ページと力』も讀みたい。

idea (アイデア) 2007年 03月号 [雑誌]

idea (アイデア) 2007年 03月号 [雑誌]

三月にでる別册の基本日本語活字見本集成は氣になる。それなりの値段みたいだけれど。

最近讀んだ本(六册讀了)

現代論理学入門 (岩波新書 青版 C-14)

現代論理学入門 (岩波新書 青版 C-14)

時々無性に形式論理に憧れる。私の頭には交通整理が必要だ。尤も、論理學を理會する程の頭は無いので、さらなる餘計に澁滯がされる羽目になる。

入門!論理学 (中公新書)

入門!論理学 (中公新書)

とても面白く讀む。多分に論理學からはみ出しさうな、どこか哲學みたいな處があるのがよかつた。處々這入るくすぐりも樂しい。

論理を知らないひとには論理学の教科書は読めません。だから、論理学の教科書というのはある意味で知っていることばかり書いてある。

こうやって書き出すといかにも論理学という感じで、それなりのものに見えるのかもしれませんが、教師なんかやっていると、どうもため息なんですよね。だって、ほら、あたりまえのことばっかりじゃないですか。これ見せられて、おおそうだったかのかって感心する人いますか? 「目からうろこ」ってひと、いるでしょうか。

しかし當り前のことは、ちつとも當り前のことではなかつたりする。

哲学の謎 (講談社現代新書)

哲学の謎 (講談社現代新書)

矢張り私は哲學の方が好みだ。これはそんなに文章にくすぐりを入れてゐないのだけれど、文章の面白さよりも、寧ろ問題それ自體の面白さ、それに對する考へ自體を樂しんでゐる。

無限論の教室 (講談社現代新書)

無限論の教室 (講談社現代新書)

數學に疎い身では、茲で述べられてゐる無限の理會に通じたとはとても云ひ難いが、兎に角頁を捲らずにはゐられない、文章の勢ひだけは讀後に殘つた。本當に心から樂しんで書いたのだらう。

この本の精神的な背骨に或る哲學者を擧げてゐたが、流石にそれは氣が附かなかつた。

「つまずき」のなかの哲学 (NHKブックス)

「つまずき」のなかの哲学 (NHKブックス)

  • つまずくは、爪突くだから云々。
  • 〈謎〉の扱ひ方が絶妙だつた。文章もとても樂しい。
  • 山内さんはハビトゥスを見出したのだが、かといつて私もそれで濟ますと云ふ訣にはいかない。まだこの先もつと躓く必要があるだらう。
  • 分らないものを分らない儘にしておくのは難しい。
  • p.39に誤植。
ゲーデルの哲学 (講談社現代新書)

ゲーデルの哲学 (講談社現代新書)

これと先の野矢茂樹の本も、編輯に上田哲之氏が關はつてゐる。名前を覺えておかう。

2007年02月11日(日) 紀元節 編集

海

散策

三浦半島へ行つた。

写真日記花

三浦海岸の驛前にて。河津櫻が綺麗だつた。

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よみがえる鎌倉の学問

金沢文庫にて。澤山の寫本があつたが、てんで讀めぬので只管眺めるだけ。

補助解説册子「〜金沢猫が語る〜700年前の本と学問」の猫が可愛い。防蟲として和本に銀杏の葉を挟んでゐたと云ふのを知る。

紺字金字法華経の世界〜平安時代の装飾経〜

横浜市歴史博物館にて。平安時代末期頃の寫經を眺める。

この法華経は全8巻からなり、紺色に染めた和紙に金泥絵具で法華経を書写したもので、成立はと推定されます。

この「紺紙金字法華経」の特徴は、各巻毎に「見返し絵」といわれる挿し絵が見られることです。これはそれぞれの巻の説法をわかりやすくイラストにしたもので、紺地に金銀の絵の具で線描されています。

歸りに別の圖録を買つた。この展示は見ておきたかつた。

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古代日本 文字のある風景―金印から正倉院文書まで

大塚・歳勝土遺跡公園

歴史博物館のすぐ隣に彌生時代の遺蹟があると云ふので觀に行く。復元された竪穴式住居が幾つかあつた。

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中にも這入れる。

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何故かしら妙に樂しい。

文字散策

今日一日歩き廻つて見掛けた文字を並べてみる。

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「み」の字の形も氣になるのだが、最近は(特に書寫體の)文字の置かれ方も氣になる。

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ラーメン屋で變體假名が遣はれてゐるのは珍しいかも。

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これはやまかわと讀んでいゝのだらうか。

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称名寺にて。篆書。

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称名寺にて。鬼や卑で上の點がないのものは割とよくみる。

「在来工法」はなぜ生まれたか−2…「在来」の意味

勿論これは國語の話ではなく建築の話である。

2007年02月10日(土) 編集

無題

第5回もじもじカフェ「正字体の正体とは!?」

阿佐ヶ谷のバルトにて大熊肇さんの話を聞く。ずつと正字正假名サイトを名乘つておきながら、私は正字に就いて碌に知識を持ち合せてゐない*1ので勉強がてら赴く。會場はとても好い氛圍氣の店でピアノも置かれてゐる*2。そんなに大きな處でないとは思つてゐたが、三十人も這入ると矢張り窮屈だつた。

正字といつても、所謂戰後の國語國字問題に纏はる正字の話ではなく、金文から楷書に至る、支那の書の歴史に於ける正(式)書體のお話が中心だつた。他にも漢字や書に關する多岐に亙る話題があれこれあつた。内容を一部記す。

  • 言の篆文と音の篆文の上半分は同じ形なのに、後の書體では違ふ形になること。
  • 亞の字源。
  • 悪は「惡」の他に傳統的楷書では亜/心ではなく西/心だつた。
  • 土・丈・他に裝飾點がつく理由。
  • 案の安は宀(ウ冠)ではなく冖(ワ冠)に女と書く。
  • 保は口/木ではなく口/ホ。
  • 「はしご高」と「くち高」
  • 右と左の書き順。
  • 簡体字で隷書を書かされた話。

あとヒューガルテンと料理がとても美味しかつた。また行きたい。

反應

來てゐると知つてゐれば一言挨拶したかつた。

アンテナハウスの人も聞きにいつたみたい。

けふの買ひ物

紀伊國屋書店の新宿南店で「本と表紙とその関係―装丁、装幀、装釘」フェアが催されてゐた。面白い本が幾つかあつた。

山口瞳開高健における柳原良平寺山修司における宇野亜喜良など、その作品と装丁がまさに「幸福な出会い」をした作品群を取り上げ、「作家」と「装丁家・装画家」の間にある物語に迫ります。また、「本」や「エディトリアルデザイン」「活字」についての書目も揃えました。ぜひ足をお運びください。

http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/event.htm
樹の花にて―装幀家の余白 (白水Uブックス―エッセイの小径)

樹の花にて―装幀家の余白 (白水Uブックス―エッセイの小径)

本の話 絵の話 (文春文庫)

本の話 絵の話 (文春文庫)

新編 百花譜百選 (岩波文庫)

新編 百花譜百選 (岩波文庫)

木下杢太郎は國語國字問題に言及してゐたので、私は其の名を知つたのだが、今ではどのやうに讀まれてゐるのだらうか。

声が生まれる―聞く力・話す力 (中公新書)

声が生まれる―聞く力・話す力 (中公新書)

ことばの本。

変わる方言 動く標準語 (ちくま新書)

変わる方言 動く標準語 (ちくま新書)

ことばの本。

若い荒地 (講談社文芸文庫)

若い荒地 (講談社文芸文庫)

流れとよどみ―哲学断章

流れとよどみ―哲学断章

これは誰の裝釘なのだらう。

*1:寧ろ、年を負ふ毎に訣が分らなくなる一方だ。

*2:ライブも行はれてゐるみたいだ。

karpakarpa 2007/02/12 23:05 いらしてゐたのですね。私も知つてゐれば御挨拶さしあげたかつたです。懇親会にゐらしたのであれば、狩野さん(ノートパソコンを広げてゐた方)より奥に坐つてゐたのが私なのでしたが……。

funaki_naotofunaki_naoto 2007/02/12 23:47 懇親會の時、竹下直幸氏の隣に居て途中で退席した男性が私です。このやうな催しが續くのであれば、何れ遠からずお目に掛かれる機會はあるでせう。

2007年02月04日(日) 立春 編集

風の強い日

床屋へ行く。間があいてかなりぼさぼさ頭になつてゐた。冬場は伸ばしてゐても鬱陶しくないから、ついつい放つたらかしにして了ふ。

初めて行つた床屋だつたが、昭和の趣きを殘した隨分と古い造りの建物だつた。氛圍氣も惡くない。しかし何年此處に通へるやら。

大英博物館 ミイラと古代エジプト展

国立科学博物館にて。最初に3Dシアターを見せられるのだがこれが滅法面白い。映像の威力とは凄いものだ。展示は人込みが非道くて、見るどころではなかつた。

最近讀んだもの(六册讀了)

平易で時にくすぐりを交へた樂しい文章ではあるが、「音樂を聽く」と云ふ事のシリアスな意味合ひをきちんと押さへてある。

タイトルは「近代獨逸思想の受容と飜譯」の方が正確かと思ふ。ちつともキャッチーではないが。

著者も後書きで觸れてゐるが、限られた視野からの仮説的な問題提起以上のものではない

餘談だが本書で亂數發生課題*1と云ふ心理試驗が紹介されてゐて、パニック状態に置かれた人間に、しばしば乱数発生能力の低下が観察されるという話を讀み、例へば不安に見舞れた人物が素數を數へる事で精神の均衡を保つと云ふのは、これと何か關聯があるのかと思つた。

あくまで私の關心は國語にあり、鍵括弧つきの「國語」ではない。私は國語に對してもつと別の事を考へる。わざわざ鍵括弧をつけて物事を見るやうな遣り方は私の性に合はない。

125、168頁に誤植があつた。

最近は物理學やら生命科學、自由譯といつた樣々な現代語譯が出されてゐるが、これは哲學の立場から般若心經を讀んだもの。本當は哲學から讀むのも何うかと思つてゐるのだが、贔屓のウィトゲンシュタインを持ち出されてしまつては致し方ない。

茲最近の黒崎さんの著作を讀んでゐれば、だいたいの話の落としどころは目處がつくので、そんなに變な譯にはならないと思つてゐたが、ガンバレ!には面喰らつた。

*1被験者にできるだけランダムな数字列を作らせるというきわめて単純なテスト

2007年02月03日(土) 編集

funaki_naoto2007-02-03

笹乃雪

「乃」から「の」への變化がよく窺へる。

  • はてなはお休み。矢張りと云ふか、はてなに可成り依存してゐた事を改めて知つた日。
  • インドカレーを食す。大勢で行つたので、別々のメニューを注文して、夫々のルーをつまみ食ひする。

けふの買ひ物

だまされる視覚 錯視の楽しみ方 (DOJIN選書 1)

だまされる視覚 錯視の楽しみ方 (DOJIN選書 1)

これは樂しい。

「つまずき」のなかの哲学 (NHKブックス)

「つまずき」のなかの哲学 (NHKブックス)

先に讀んだライプニッツの本がよかつたので手にしてみた。

一先づミッション終了。

2007年02月02日(金) 編集

展覽會巡り

日曜に彼方此方廻る。幾ら時間がないからとはいへ、一日に四つも見て廻るものではない。

「抵抗と恭順―明末清初の書人たち」

書道博物館にて。丁度いゝくらゐの作品数なのでゆつくり見てゐられる。作品毎に的確なキャプションがつけられてゐて、見處がつかみやすい。例へば、扇面形式での文字の配置などは指摘されて成る程と思ふ。

書の名筆III『書のデザイン』

出光美術館にて。本阿弥光悦の「新古今和歌集散書屏風」がよかつた。また最近のもので、草野心平の詩を書いた青木香流の「ゆき」、森田安次の「風の又三郎」もとてもよかつた。音が聞こえてきさうな書だつた。

諸橋轍次博士と大漢和辞典』展

表參道の新潟館ネスパスにて。新潟日報の記事や展示を見る。「諸橋轍次博士と大漢和辞典」と云ふビデオが上映されてゐた。この間讀んだ原田種成氏も登場してゐる。作成されたのは結構前だと思ふ。

「義塾図書館を読む〜和・漢・洋の貴重書から〜」

http://www.mita.lib.keio.ac.jp/archives/exhibit/annual_exhibition

圖録を買つた。

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