はてなの茶碗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter


2006年06月30日(金) 編集

一病息災

  • 暑い。どこかしら具合が惡かつたりする。
  • サッカーを見てゐると、他の事が全く手につかない事が判明する。

けふの買ひ物

さんさん録 (2) (ACTION COMICS)

さんさん録 (2) (ACTION COMICS)

あとがきが味ひ深い。「この世に居る」とはどういう意味か

次の連載が待ち遠しい。

+DESIGNING Vol.1

+DESIGNING Vol.1

補足と訂正あり。

讀了

一休道歌

一休道歌

一休―逸話でつづる生涯

一休―逸話でつづる生涯

こころの時代

中野東禅「暮らしに生かす禅の言葉」を聞く。

2006年06月25日(日) 編集

紫陽花

休養

  • 今日は一日家に居た。部屋で宝塚記念を見る。でももう心躍るものが感ぜられなくなつてゐる。
  • 「俳句」七月號(角川)の特集「文語の威力、口語の魅力」を讀む。

俳句における「文語」と「口語」を対比し、それぞれが持つ力を徹底検証!

  • 総論「文体を超えて」……櫂 未知子
  • 文語の名句精選18句鑑賞……加藤かな文
  • 口語の名句精選18句鑑賞……土肥あき子
  • 文語と口語、私の場合……池田澄子・仁平 勝・正木ゆう子・守谷茂泰
俳句「特集 文語の威力、口語の魅力」

今日は、のこいのこを聞く。CMでのポップでキャッチーな歌唱と、フォーク歌手としての歌ひ方の差にびつくり。あと慥かに「コメッコ」はNiagara CM Specialと別物。ミックスの違ひかと思つたが、歌が異なる。

2006年06月24日(土) 編集

渚にて

On the Beach

海を見にお台場海浜公園へ行く。

虹橋散策

一度はレインボーブリッジを踏破してみたいと常々思つてゐた。丁度台場からの遊歩道入口が近くにあるのでこれ幸ひとサウスルートを歩いてみた。高さがあり眺めはよい。途中金網に覆はれるのでそれ程でもなくなる。それなりに人の姿も見掛ける。ランナーの姿も多い。

f:id:funaki_naoto:20060624182954j:image:w180 f:id:funaki_naoto:20060624184611j:image:w180 f:id:funaki_naoto:20060624184549j:image:h180

すぐに汐留に到著。驛まで距離があるが、わざわざ歩いて橋を渡つたのに、またゆりかもめに乘るのもつまらないので、田町まで歩く。

堀尾@阿佐ヶ谷ヴィオロン

友人のライブを聞きに行く。一曲一緒に音を出させて貰つた。

2006年06月23日(金) 編集

曇り

  • 所用で數年振りに品川へ降り立つ。知らないビルが増えて居る。
  • オアゾで定例會。

ルオーとローランサン展

松下電工汐留ミュージアムにて。マリー・ローランサンを纏めて見るのは初めて。女性をよく描いてゐる。でも何か初めて見ると云ふ氣がしない。このタッチと色遣ひはどつかで目にしてゐる筈。

けふの買ひ物

朱子学と陽明学 (岩波新書 青版 C-28)

朱子学と陽明学 (岩波新書 青版 C-28)

生きていることの科学 生命・意識のマテリアル (講談社現代新書)

生きていることの科学 生命・意識のマテリアル (講談社現代新書)

郡司ペギオ-幸夫さんに興味を抱いてゐるのだが、しかし以前手に取つた『生命理論』は、一、二頁讀んで見事に返り討ちに遭つて了つた。茲には何か重要な事が語られてゐると私の直觀は告げてゐるのだが、讀めないのでは話にならない。

新書で仕切り直しを圖るがしかしこれも手強い。

蘭学事始 (岩波文庫 青 20-1)

蘭学事始 (岩波文庫 青 20-1)

箴言と考察

箴言と考察

笑い (岩波文庫 青 645-3)

笑い (岩波文庫 青 645-3)

2006年06月21日(水) 編集

花

夏至

夜に神社へ立ち寄ると、茅野輪と本堂の間を往復してゐる一團と出會す。何人かは跣足で、小走りに本殿へ駈け上がると、賽錢を投げ二拜二拍手一拜を行ひ、また忙しなく駈け降りては、一禮を繰り返してゐた。これつてお百度なのか?

しかし一人だけならまだしも、大勢でやられると演習かスポーツトレーニングみたいでもある。何うにも落着かなくて不可い。

2006年06月18日(日) 編集

某定例會に出席。ブルーのシャツを着た人を多く見掛ける。

けふの買ひ物/讀了

日本人のギタリストも多く紹介されてゐるので勉強になつた。

2006年06月17日(土) 編集

あぢさゐ祭り

今年は丁度見頃だつた。

f:id:funaki_naoto:20060617165554j:image:w180 f:id:funaki_naoto:20060617165403j:image:w180 f:id:funaki_naoto:20060617165349j:image:h160

猿廻しを終へたお猿さんを撮る。

f:id:funaki_naoto:20060617170544j:image:h160 f:id:funaki_naoto:20060617170655j:image:h160

けふの買ひ物

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

巷で話題騷然なのも頷ける。

お言葉ですが…〈7〉漢字語源の筋ちがい (文春文庫)

お言葉ですが…〈7〉漢字語源の筋ちがい (文春文庫)

訣と訳の話がのつてゐる。この先、連載してゐる分は文庫化されるのだらうか。

装幀談義

装幀談義

とっておきの東京ことば (文春新書)

とっておきの東京ことば (文春新書)

暮らしの和道具 (ちくま新書)

暮らしの和道具 (ちくま新書)

f:id:funaki_naoto:20060618022458j:image

活字のぬくもり

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1990/03
  • メディア: 単行本

朝日新聞社での活版の記録。印刷局の職人さん達の話を纏めたもの。

2006年06月16日(金) 編集

紫陽花

雨後曇り

  • 濕度の所爲かあちこち具合が惡い。腰が痛みだす。
  • 人竝にサッカーを見てゐたりする。
  • 紫陽花だけでなく十藥もあちこちで咲いてゐる。

再讀(五册)

茲最近プラトンばかり讀んでゐる。

国家〈上〉 (岩波文庫)

国家〈上〉 (岩波文庫)

国家〈下〉 (岩波文庫 青 601-8)

国家〈下〉 (岩波文庫 青 601-8)

譯の御蔭か非常に讀み易い。劇だと思へばすらすらと讀める。

プラトンの哲学 (岩波新書)

プラトンの哲学 (岩波新書)

内容は專門的であるが、處々でくすぐりが這入るのが樂しい。

ラケス (講談社学術文庫)

ラケス (講談社学術文庫)

メノン (岩波文庫)

メノン (岩波文庫)

ソクラテスの問ひ方は興味深い。

2006年06月14日(水) 編集

無題

  • 昨夜赤い眞ん丸の月を見る。
  • 今日は矢鱈と警官の姿を見掛けた。珍しく職務質問にも遭ふ。何かあつたのか。

2006年06月11日(日) 編集

文字講座「世界の書体開発会社の現場」

東洋美術学校にて山本太郎氏と鈴木功氏のお話を聞く。以下覺書を記す。

第一部

初めに山本さんがAdobeに於ける書體設計に就て話をする。漢字(小塚明朝)を中心にあれこれ。

漢字は何分數が多いので、如何に效率よく(しかも品質を落とさずに)設計するかに主眼が置かれてゐる。茲では、漢字をエレメント(はらひやはねといつた要素)毎に分解し、基本となるエレメントを作る*1。そして共通のエレメントを持つ漢字を拔き出し、エレメントの差が小さい順に竝べて作成する事によつて作業の省略化や效率化を成し遂げてゐる。さらにいへばエレメントの相對的な位置情報を較べる事*2で、その書體ファミリーの作成にも對應する事が出來る。

これは千や萬といつたオーダーをこなすのであれば有效な方法であると思つた*3。逆に數が少ない時(百位の單位)であるならば、一つづつ作る方が早い事もあると云ふ。

歐文書體ではGaramondを取上げ、同じGaramondでも見出し用・本文用・キャプション用などではどのやうにデザインが異なるかを説明してゐた。

書體開發のツールとしてIllustratorを改造した*4TWB225と云ふアプリを使つてゐた。Classic上で動作するから可成りの年代ものなのだらう。

因に實際に山本さんのお話を聞いて居て、グーテンベルクの隠れ家を讀んだ時の印象とは、また隨分と異なる印象を受けた。

第二部

續いて鈴木さんのお話。主に寫眞を映し出しながら、これ迄の書體との關はりから、Type Projectでの職場の樣子や氛圍氣を傳へてゐた。

他には、AXIS Fontの解説やどのやうな媒体に使はれてゐるか等紹介してゐた。AppleやCanonにも使はれてゐる。

UltraLightの事も幾つか。和文書體の持つ概念を擴張する事が出來たと云つてゐた。

(フォントの)使ひ方や用途が限定される事によつて、逆にそのフォントのデザインをどのやうに仕上げるかを確信を持つて決められると云ふやうな事が耳に殘る。

AXIS Fontを使つてみたくなるが、尤もまだ用途が思ひ浮かばない。新ゴLよりも字面が小振りにみえるので、まとまつた量のキャプションを組む時には試してみたい。

第三部

最後は司會の方がテーマを振りながら、兩者の話を聞く。

  • 何故タイプフェイスを職業として選んだか

山本さんが大いに語る。

  • オプティカルスケーリングの是非
    • 日本語の字幅の問題、全角が正方形であること。
    • プロポーショナルな和文書體のデザインの可能性
  • タイプデザインの將來の方向
    • 紙に印刷された文字とディスプレイ上の文字。
    • 殘る文字とすぐに消える文字との違ひ。
    • 私的な使はれ方をされる文字とパブリックに扱はれる文字の關はり。

夫々作り手にとつて現在は端境期にある。

  • タイプデザインの勉強法
    • 古い漢字や起源に觸れることで、漢字の構造を意識する。
    • 今と云ふ時間の廣がり。
    • 文字の機能性、歴史性、娯樂性
    • 色々な興味を持つ。歴史を掴む。
    • 價値觀を持つ。
    • 本物を見る。
    • 質の探究。
    • チャレンジングの姿勢。

質疑應答では、和歐混植の講座が始まる。

あとAXIS Fontには何故Blackがないのか*5と云ふ質問はよかつた。徒者ではない。

*1:尤も一つのエレメントを作成するのに何个月も掛かるみたい。

*2:細いものと太いものでは、當然エレメントのデザインが大きく變はる。

*3グループワークによる書体開発の実現もじマガ_文字の巨人_小塚昌彦さんパラメトリックフォント制作システムGT新書体フォントの制作システムについても參照。

*4:5.5がベースなのかな。

*5:その太さが特に求められてゐなかつたことと、太いフォントは非常にデザインが難しいとの由。

2006年06月10日(土) 編集

無題

梅雨入り

相變らず調子は今一つ。

第52回N.Y.TDC展+2006日本タイポグラフィ年鑑受賞作品展

銀座伊東屋にて。このやうな文字の見せ方があるのかと、いつも驚嘆する事頻り。書籍でみるよりも、實際にものとして目の前で見るのは面白い。

十八日に特別教室「漫画で遊ぼう」と云ふイベントがあるがこれは行けないので殘念だ。

けふの買ひ物

人生のほんとう

人生のほんとう

マラルメ詩集 (岩波文庫)

マラルメ詩集 (岩波文庫)

二十一刷目。表記が正字正假名の儘なのがいい*1

友人のような音楽

友人のような音楽

私が今求めてゐるのはさういふものなのかもしれない。

言語の興亡 (岩波新書)

言語の興亡 (岩波新書)

ことば散策 (岩波新書)

ことば散策 (岩波新書)

ことばの履歴 (岩波新書)

ことばの履歴 (岩波新書)

先月復刊してゐた。さういへば昔、どの山田先生だつたか判然とせずごつちやになつてゐた事がある。

分類の仕方が興味深い。例へば單に新字を舊字や異體字と對比させるのではなく、より詳しく分けてゐる。さらに字體のデザイン差と云ふ項目は珍しいかもしれない。

漢字の一覽にはヒラギノ明朝體が使はれてゐる。

*1:と云ふ事は版下もその儘使ひ廻してゐる事になるのだらうか。それとも別のものなのか。

平頭通平頭通 2006/06/11 11:13 『常用漢字字体一覧』、舩木さんの事だから手にされると思つてゐました。教科書体も一覧に載つてゐますし、大変参考になる本だと思ひます。

funaki_naotofunaki_naoto 2006/06/14 00:48 慥かに便利です。異體字の關係や熟語の代用の處も參考になりました。

2006年06月06日(火) 編集

芒種

  • 久し振りに月をみる。
  • 紫陽花が咲き出した。
  • ハーモニカを吹き鳴らしながら、車を運轉してゐる人を見掛ける。

けふの買ひ物

Doopeesのイントロは御馴染みのあのSE。次のアルバムの冒頭も多分これなのか。

ソウ・デ・ヤンスはOmukae de gonsu に匹敵するタイトルであると思ふ。

フォーエバー・ヤン―ミュージック・ミーム〈1〉

フォーエバー・ヤン―ミュージック・ミーム〈1〉

觀戰

日曜に府中で安田記念をみる。香港馬を中心に買つたが、二着の馬は流石に手が出せなかつた(去年の勝ち馬だと云ふのに)。

無題

夢の中では本が讀めない。いや、讀んでゐる實感はあるのだが、いざ活字を追はうと目を凝らしてみても、一つ一つの言葉をどうしても認識出來ないのだ。

逆に音樂は判る事が多い。この間はWhy Do Fools Fall In Love(by Frankie Lymon)をフルコーラス歌ひながら、全ての聲部を辿る事が出來た。この違ひは何なのだらう。

2006年06月03日(土) 編集

曇り

某定例會に出席。飛ばし過ぎた。

買ひ物

f:id:funaki_naoto:20060602015729j:image

エディトリアルデザインの実技

  • 作者: 上口睦人
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 1977/07
  • メディア: 単行本

三十年位前の入門書。今のと讀み比べたらどれ位違ふだらう。

民話を語ろう

福井縣の坂下淳子さんの語りを聞く。さういへば八百比丘尼は若狹の話だつた。

三册讀了

鈴木孝夫氏の本を讀む。實に色々な事を教へられる。

閉された言語・日本語の世界 (新潮選書)

閉された言語・日本語の世界 (新潮選書)

ことばと文化 (岩波新書)

ことばと文化 (岩波新書)

四章の「ことばの意味、ことばの定義」が面白い。

日本語と外国語 (岩波新書)

日本語と外国語 (岩波新書)

色彩の話と漢字の知られざる働きについて書かれてゐる。

カレンダー
2003 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |