はてなの茶碗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter


2005年03月31日(木) 編集

日中は

暖かい。そろそろ冬物も徐々に片附けよう。

職場にて

引越しの際、不要になつた古本の山を供出する。

キーボードやらマウスも出すことにした。

2005年03月30日(水) 編集

判定結果

no title

Letter from Yochomachi 余丁町散人の隠居小屋 - Blogより。

なんと。

日本版ポリティカルコンパス(ドラフト2)

流行もの。判定結果は以下の通り。といつても、私は政治經濟に相當疎いので、可成り適當に答へてゐる。出された結果ですら、それをどのやうに判斷していゝものなのか、それすら覺束ない。

グラフの縦軸は、政治的価値観を示します。上に行くほど保守、下に行くほどリベラルであることを示します。

グラフの横軸は、経済的価値観を示します。左に行くほど経済左派、右に行くほど経済右派であることを示します。

政治的な右・左度(保守・リベラル度) 5.63

経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) 0.23

2005年03月29日(火) 編集

二册讀了

音の静寂 静寂の音

音の静寂 静寂の音

これは詩なのか。批評なのか。

論文のやうでもあり、獨り言でも、深遠な哲學のやうでもあり。

音樂に就てではなく、音樂とは(それを演奏するとは)何か、に就て語る。

東京に暮らしていて 音楽を語ることはない

こんなにたくさんの音楽家がいて

音楽することに何の意味があるのか

だれも知らない

それとも言いたくないのか

でも普通、音樂家が、音樂とは何か、と問ふことはないのではないか。

音楽がよく聞こえるように音楽専用のホールを建てるというのも、考えてみればおかしな話ではないか。そのために特別な場所を要求する音楽とはいったい何なのか。生きるためにはさまざまの場面で音楽を必要とすることもあるだろう。だが、音楽も聴かれるためには聴く人間を必要としていて、聴く人びとをコンサートホールに呼びだしている。何の権利があって人びとを自分の場所に呼びつけて入場料を取って音楽を聴かせることができるのか、だれか説明してくれないか。普通だれかに話したいなら自分で出かけていくだろう。相手に来てもらうなら心をこめてもてなさなければならない。拝観料を取って託宣をあたえるのは神のしごとではないだろうか。いつから音楽は神のようなものになったのか。

劇場、何のために?(1993)

こんなことを音樂家は、いや音樂家でなくとも、先づ考へもしないのではないか。茲で問はれてゐるのは一體何なのか。

いとしこいし 漫才の世界

いとしこいし 漫才の世界

これは面白い。本の半分を占めるいとし・こいし名作選は聲に出して讀まなくてはいけないとのこと。臺本そのものからではなく、口演の聞き取りに近いものなので、實に讀み易く、活き活きとしたリズムを感じさせた。

試しに小聲で讀んでみたが、どうしても途中で吹出して了ふのでうまくゆかなかつた。

2005年03月27日(日) 編集

無題

月が綺麗。

堀尾@阿佐ヶ谷ヴィオロン

阿佐ヶ谷ヴィオロンへ友人のライブを聽きに行く。

コルネットとピアノのデュオで、スタンダードから、知られてゐない作曲家の隱れた名曲等を取上げてゐた。幅廣いレパートリー持つてゐる。

たつた千圓のチャージで、こんな素晴しい演奏が聽けるのはありがたい。今日も珈琲や紅茶にしこたまブランデーを入れて貰ふ。

その後、打ち上げに參加した。いゝ居酒屋を教へて貰ふ。

2005年03月26日(土) 編集

一先づ

以前の環境が整つたので、また更新出來るやうになつた。

因みにまだ片附けは終つてゐない。

惡辣なレッテルを貼つて人を揶揄しておきながら、恬としてそれを恥ぢぬやうな人を私は輕蔑します。

リンク

ところで、闇黒日記「平成十七年三月二十六日」の

へのリンク先が違ふものになつてゐます(修正濟)。

2005年03月20日(日) 編集

只管

片附け。何とかオンラインに繋げられるやうになつたが、部屋には空けてゐないダンボール箱がまだ五十箱以上も放置したまゝ。

某定例會に

出席する。怪氣焔を吐く。

2005年03月18日(金) 編集

funaki_naoto2005-03-18

はてな部屋出し

引つ越しをする。十五年居たこの部屋ともお別れ。

2005年03月16日(水) 編集

立讀み

さんさん録を讀む。木蓮がそろそろ咲き出す頃だ。

讀了

『ローランド・カーク伝』讀了。

ローランド・カーク伝

ローランド・カーク伝

2005年03月15日(火) 編集

本棚

写真日記本棚

私は本棚を見られることに、さして抵抗や痛痒も感じない。

本棚だけなら。

言葉の救はれ」でつかはれてゐる寫眞は,濱谷浩のものだと知る。

けふの買ひ物

伝奇集 (岩波文庫)

伝奇集 (岩波文庫)

神の慰めの書 (講談社学術文庫)

神の慰めの書 (講談社学術文庫)

告白 上 (岩波文庫 青 805-1)

告白 上 (岩波文庫 青 805-1)

アウグス ティヌス 告白 (下) (岩波文庫 青 805-2)

アウグス ティヌス 告白 (下) (岩波文庫 青 805-2)

宗旨替へした訣ではない。

2005年03月13日(日) 編集

講演會

東京ウィメンズプラザへ松原正先生の講演「政治・好色・花鳥風月」を聞きに行く。素晴しいお話だつた。

幾つか話の内容を覺書して、以下に記す。

  • 現象論ばかりで本質論が語られてゐない。
  • 人は必ず死ぬ。
  • 日本に哲學者は居ない*1
  • エロスとは自分に缺けてゐるものを求めること。
  • たまに撃つ彈もないのが珠に瑕
  • 哲學者達は暇人である。しかし暇は(ギリシャ語では)もともと「スコレー」と呼ばれ、英語のスクールの語源でもある。きちんとものを考へるのには、それなりの時間が要る*2
  • 存在への驚異。ワンダー。Twinkle twinkle little star, how I wonder what you are〜♪
  • 戰鬪機が夜間、または雲の中に這入つた時、操縱者は時として自身の上下を見失ふことがある。

立ち讀み

圖書館にて文藝春秋四月號の白川静先生の特別寄稿「皇室は遙かなる東洋の叡智*3」を讀む。

中央公論一月號では漢文の特輯をしてゐたのに氣附く。加藤徹氏と張競氏の對談「訓読文化が今日の日本人を作った」を讀む。

*1:これは、あまりいゝ言ひ方ではないと思ふ。

*2:そして、眞理を學ばうとする人こそ閑人(スコレー)と呼ばれるに相應しい。

*3:タイトルだけ何故か正字が遣はれてゐる。

2005年03月12日(土) 編集

花

  • 今週は花見に行けさうもない。
  • 重たいものを運んだら筋肉痛になつた。

こころの時代

楠恭氏のお話「妙好人 物種吉兵衛の世界」を聞く。

2005年03月10日(木) 編集

岡部引退「イメージ通りに体動かない」(nikkansports.com)

長い間お疲れ樣でした。そしてありがたう。

頃日正しい日本語とか、正しいHTML等に就いて語られてゐるのを多く目にするやうになつた。「正しさ」に就いて關心が集まつてゐるのかもしれない。

2005年03月09日(水) 編集

春の陽氣。猫が日向ぼつこをしてゐた。


通勤途中、危ふく鳥の糞が直撃するところだつた。

讀了

『正統とは何か』を讀む。

正統とは何か

正統とは何か

レトリックの妙、意表を突く逆説とユーモア。チェスタトンの文章は、何から何まで私を惹附ける(飜譯でしか讀めないけれども)。

私は基督教徒ではないが、茲で語られてゐる奇蹟や驚異に對する歡喜は、我が事のやうに身に沁みて感じられた。

2005年03月08日(火) 編集

花

こころの時代

山折哲雄氏のお話「現代の教育への眼差し〜親鸞道元〜」を聞く。

まんがタイムに掲載されてゐる「蜜柑の国」を讀む。しかし

ファミリー四コマ誌は似たやうな名前ばかりで紛らはしい。

けふの買ひ物

バッハの思い出 (講談社学術文庫)

バッハの思い出 (講談社学術文庫)

日本人の言霊思想 (講談社学術文庫 483)

日本人の言霊思想 (講談社学術文庫 483)

茶道の哲学 (講談社学術文庫)

茶道の哲学 (講談社学術文庫)

古典の読み方 (講談社学術文庫)

古典の読み方 (講談社学術文庫)

阿含経入門 (講談社学術文庫 546)

阿含経入門 (講談社学術文庫 546)

また學術文庫。

2005年03月07日(月) 編集

土曜に

某定例會に出席。矢張り安物のワインは飮み過ぎてはいけない。

床屋へ行く。歸りにとげ拔き地藏尊高岩寺に立ち寄る。

2005年03月06日(日) 編集

雪の降る夜

降頻る雪が、街燈の明りに照らされて舞つてゐる。傘をさゝずにそれを眺めてゐる

文藝同人誌『昧爽』第七號が屆く。特輯は福田恆存

「大学で正しい日本語を教え直すべき」だと思いますか?(バトルトーク)

一軒家@メモ帳經由で。茲で附けられてゐるコメントが氣になつた。

おもわない。「正しい英語」というのは聞いたことがないだろう。ことばというものはあいまいに使われるものだ。よって「正しい」はない。

続きを読む

2005年03月04日(金) 真逆 編集

聖橋

真逆

  • 真逆(大和但馬屋バンブラ日記)

yms-zunyms-zun 2005/03/05 04:34 これは面白い写真ですね。

funaki_naotofunaki_naoto 2005/03/06 00:39 騙し繪のやうな風景を狙つてみました。

2005年03月03日(木) 編集

近況

  • タクシー歸り。
  • 櫻餠を食べる。
  • 重たいものを運んだら、肩凝りがひどくなつた。

讀了

鈴木大拙『日本的靈性』『東洋的な見方』二册讀了。

2005年03月01日(火) 編集

連立方程式で考える。―犯人は「から」か「おあずかり」か? (コールスロー)

「頂戴致します」と云ふ言ひ廻しは、最近聞くことが少なくなつた。

おめでとうございました? (NHK放送文化研究所【ことばQ&A】)

以前、噺家がまくらか何かで、“ありがたうございました”ぢやない、“ありがたうございます”だ云々、と言つたやうな話を聞いたことがあり、爾來「ありがたうございました」と口にすることに抵抗感を感じて了ふやうになつた。

そんなことを讀んでて思ひ出す。

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