はてなの茶碗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter


2004年12月31日(金) 編集

大晦日

部屋の大掃除。例によつて處分する本を纏める。本が本棚に收まりきらなくなつて早幾歳

年賀状は年が明けてから書かう。

つごもり

時々、つごもりかつもごりか迷ふ。月籠(ツキコモリ)の約だつた。

歳月は勝手にきて勝手に去る。

2004年12月30日(木) 編集

晦日

忘年會に出席。芋燒酎月の中を呑む。お湯割りがよく合ふ。

こころの時代

托鉢者石川洋氏のお話「今 托鉢者として生きる」、菊地養生園名誉園長竹熊宣孝氏の「一年の計は断食にあり」を聞く。

2004年12月29日(水) 編集

水仙

忘年會

仕事納め。本當はまだ納まつてゐないのだが。

その後忘年會へ。甲州ワインの白の辛口(シュール・リー)を呑む。白子との組み合せは絶品だつた。

歸りは歩いた。

2004年12月27日(月) 編集

大佛樣

有馬

中山競馬場にて有馬記念を觀戰する。私の本命はタップダンスシチー。前日まで本命は別の馬だつたけれど、パドックを見て考へ直した。あとゼンノロブロイも矢張りよく見えた。

緩みないペースで走つたタップダンスシチーは強かつた。そして、それを上廻るレコオドタイムで走り拔けたゼンノロブロイはもつと強かつた。押さへで買つた1-9のみ適中。

今年の競馬も一先づお終ひ。

はてな寺社めぐり

若宮の方から出て中山の方へ向ふ。正中山奧之院と正中山法華經寺に立ち寄り參詣する。こゝが日蓮宗の大本山だつたのか。

中を迂路々々と歩き、祖師堂でお參りしたり、五重塔や法華堂を見て廻る。何處からともなく南無妙法蓮華經と、お題目が地鳴りのやうに遠くから鳴り響いてゐた。

境内の周りでは、矢鱈猫の姿を目にする。

けふの買ひ物

『T-FAL ティーメーカー ヴィテス 1.0L』を購入する。

yukodokidokiさんのを見て*1、なかなか使ひでがよささうなので欲しくなつた。

お馬さんに買つて貰ふ積りだつたが、さうは問屋が―。

2004年12月26日(日) 編集

猫

写真日記猫

若宮にて。

大障碍

後樂園にて中山大障害を觀戰。幾ら何でも、障碍競走で一番人氣が二倍を切るのは賣れ過ぎだらう。手を出さなかつたのは正解だつた。

木村@菊川なあ〜じゅ

菊川なあ〜じゅへ友人のライブを聽きに行く。

客席にナポレオンズボナ植木さんがみえてゐた。ステージの合間に一つだけ手妻を披露してくれた。一萬圓札が目の前で五千圓札二枚になつた!

讀了

『グレン・グルードとの対話』讀了。

グレン・グールドとの対話

グレン・グールドとの対話

私がピアニストだつたらもつと面白く讀めたかもしれない。

あと今野緒雪マリア様がみてる インライブラリー』を購入。矢張りCobaltに載せてゐたのをまとめたものか。

2004年12月25日(土) 編集

野菜

職場にて

ケーキを食べて、シャンパンを呑む。ヴーヴクリコのイエローラベル*1だつた。甘つたるくなく、呑みやすいので名前を覺えておかう。

けふは野菜を貰つて歸る。時々不思議な職場だと思ふ。

大(Oh!)水木しげる

先日江戸東京博物館へ 『大(Oh!)水木しげる』展を觀に行つた。

私も水木さんの樣な老人になりたい。

野見宿彌神社

序でに野見宿彌神社に立ち寄る。相撲の神樣である 野見宿彌が祀られてゐる。こぢんまりとした所だつた。

*1:ラベルには Veube Cliquot Pnsardin とある

2004年12月24日(金) 編集

大人買ひ

和算の贈り物

文京シビックセンターへ行き、市井の畫家である大塚京子氏の個展を觀る。

隣のフロアの企劃展「和算の贈り物」も見學した。分らないなりにでも、割と樂しめる。

天長節

春日一帶は隨分殺伐とした氛圍氣だつた。矢鱈街宣車や警官達が目立つ。

後で“文京区民センター”“12月23日”で檢索してみて合點がゆく。

寸゛さんもあの場に居合はせてゐたみたい。

2004年12月22日(水) 編集

職場にて

Software Designの特集「次世代Webテクノロジ Atom基礎講座」を讀む。

江戸っ子ラーメン

ゴマ味噌ラーメンを食す。

2004年12月21日(火) 編集

紅葉

冬至

柚子の假名遣ひが咄嗟に(以下略)。

けふの音樂

Noahlewis’Mahlon Taits を聽く。

Six Pieces For Dancing

Six Pieces For Dancing

NOAHLEWIS’ MAHLON TAITS

NOAHLEWIS’ MAHLON TAITS

私にとつて理想の音と音樂。

哈爾濱

上野御徒町の哈爾濱にて五目燒そばとライスのセット(八百圓)を食す。

今まで手不附だつた中華料理店の色々な麺類のメニューを食べてみたくなつた。

2004年12月20日(月) 編集

子供から大人までのクリスマス・コンサート@小石川図書館

小石川図書館へ『図書館利用者による図書館利用者のための図書館コンサート Vol.6「子供から大人までのクリスマス・コンサート」』*1を聽きに行く。出演は tico moon(吉野友加:アイリッシュ・ハープ、影山敏彦:ギター)とアヤコレット(p&vo)+守屋拓之(b)。素晴しい音樂だつた。

tico moon

ハープとギターのデュオ。歌はない。水彩畫の樣にそれぞれの音が重なる。

アヤコレット

彈き語り。シャンソンみたいな、話す樣な語る樣な歌ひ方だ*2。リトミックを學んでゐたと云ふので納得した。守屋さんのベースが澁い。

memo

會場にて目に止まつたものをメモ。

mfweb
切り繪と影繪。會場にてステージビジュアルを行ふ。
風待荘
フライヤー・ポスターデザイン。會場にて作品を觀る。
デムジークインター『音の力〈ストリート〉復興編』
音の力 〈ストリート〉 復興編

音の力 〈ストリート〉 復興編

後でこれも一緒に探してみよう。

2004年12月19日(日) 編集

木村伊兵衛展・富本憲吉展

東京国立近代美術館へ「木村伊兵衛展」と「人間国宝の日常のうつわ―もう一つの富本憲吉展」を觀に行く。

企劃展だけでなく、所藏品のギャラリーもすごくよかつた。教科書で目にしてゐた有名な作品が幾つかあり、それを初めて觀ることが出來た。

工藝館は一見東京驛みたいな外觀だつたので目をひく。かつては陸軍近衞師團司令部廳舍として使はれてゐたと云ふ。

磁器をあれこれ見る。かういふのは見てゐるだけでは物足りなくなるものだけれど、流石に色繪の色遣ひははつとする。思はず聲がもれてゐた人もゐた。イッチンの奔放な線描は面白かつた。

堀尾・木村@阿佐ヶ谷ヴィオロン

阿佐ヶ谷へ友人のライブを聽きに行く。ピアノとコルネットのデュオで、ジャズバラードを演奏してゐた。沁みる。何時しかバラードばかりの演奏を聽いてゐて退屈だと思はなくなつた。

會場は阿佐ヶ谷ヴィオロンと云ふ喫茶店。暗めの照明で、かなり落着いた氛圍氣だ。メニューに酒類がなかつたので、こゝが純喫茶*1だと云ふことにやうやく氣が附く。よくよく見れば、實に凝つたオーディオシステムが奧に鎭座してゐるし、置いてあるレコオドは全部クラシックだ。さらにカウンターの棚にびつしりと竝べられてゐるのは、酒罎ではなく眞空管だつた。魂消た。

ライブの後、ブランデーを垂らした珈琲を飮み隨らレコオド鑑賞。ビゼーカルメンを聽いた。歌はマリア・カラス。他のお客達も肅々と聽いてゐる。

居酒屋にて

芋燒酎薩摩邑を呑む。奢つて貰つたので恐縮。

*1:今でもさう呼ぶのかなあ?

2004年12月18日(土) 編集

印

用賀にて。

健康診斷を受ける。少し太つた。

檢査待ちの合間に『更級日記』を讀む。

けふの買ひ物

椅子を購入する。

こころの時代

映画監督吉川透氏のお話「ある知識人の病み方と死に方〜丸山真男の人間力〜」を聞く。

何だか弔辭を聞かされてゐるやうな心持ちになる。

2004年12月17日(金) 編集

鳥

自宅のディスプレイが毀れた。お古だつたのもあり、彼此長いこと使つてゐた。

かういふ時に限つてマシンの具合も惡くなる。

けふの買ひ物

トモネン

トモネン

私はかういふ描線が本當に好きなのだなあと、改めて思ふ。

2004年12月16日(木) 編集

WE3@千代田テクノル

千代田テクノル・オルトフォン共催のチャリティ・コンサートへ行く。今日はピアノトリオWE3*1の演奏を聽く。

クリスマスソングや、ジャズのナンバーを演奏してゐた。猪俣さんのドラムは、間近で聽いてゐてもちつとも五月蝿くなく、叩きまくるのだが騷々しくない。ブラシは絶品だつた。前田さんは、ピアノからオルガンのやうな音を出してゐたのが印象に殘る。隨分低音域を中心に彈いてゐたのだが、何か關係があるのか。

最後にトリオの伴奏を從へて、會場の觀客全員で White Christmas を合唱した。何と贅澤な。頗る滿喫する。

潘街粥麺専家

最近、神保町の南口にある東京パークタワーの方へ引つ越した。前の場所の時は重寶してゐたのだが、少し離れた所になつて了つた。

新しい店内は廣く、落着いて食べることができる。煮卵麺と粥のセットを食す。

*1:Piano:前田憲男、Bass:荒川康男、Drums:猪俣猛。

2004年12月15日(水) 編集

こころの時代

妙好人研究家楠恭氏の「妙好人の世界〜因幡の源左〜(1)」を聞く。實に有意義で面白いお話だつた。

ハンスハンス 2008/05/27 07:20 禅宗には偉い坊さんが多く、浄土真宗には偉い信者さんが多いんですって。

funaki_naotofunaki_naoto 2008/05/27 14:46 なるほど。

2004年12月14日(火) 編集

雙子座流星群

私が空を見上げると、俄に雲がかゝりはじめる。

2004年12月13日(月) 編集

鍋

銀座にて。

肌寒い一日だつた。

後樂園にて朝日杯と鳴尾記念を觀戰する。

讀了

小西甚一『国文法ちかみち』(洛陽社)讀了。

国文法ちかみち 改訂版

国文法ちかみち 改訂版

文法は隨分忘れて了つた。活用も品詞もうろ憶えのまゝだつた。

何より小西先生はかう仰る。

文法を勉強するほんとうの目的は、ものごとの「すじみち」を通す考え方の訓練だと、私は思う。

くりかえして言おう。文法は考えかたのすじみちである。

私はこれが一番弱いのだけれども。

2004年12月12日(日) 編集

無題

写真日記

HOUSE OF SHISEIDO前にて。他にもカメラを向けてゐる人達が多かつた。

山名文夫の世界

銀座のHOUSE OF SHISEIDOにて「山名文夫の世界 曲線のモダンガール」、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて「もうひとりの山名文夫 1920s―70s」をそれぞれ鑑賞する。

山名文夫の名は最近知つたのだが、家には資生堂の化粧品が幾つかあつたから、そのデザインはずつと以前から目にしてゐたことになる。

ペンで描かれたシンプルな描線を見ると溜息が出さうだ。何といふ艷かしい曲線だらう。そして息衝いてゐるかのやうな唐草紋樣。

打ちたての蕎麥を食す。

2004年12月11日(土) 編集

蜜柑

職場にて

蜜柑を貰ふ。

晩酌

燒酎「霧島」を飮む。お湯で割る。

こころの時代

飛騨千光寺住職大下大圓氏の「わたしの仏教実践リポート」を聞く。

2004年12月10日(金) 編集

ソーセージ

「さんさん録」を讀む。

職場にて

ソーセージを貰ふ。早速燒いて、北海道土産の大沼ビール(アルト、ケルシュ)を開けてつまみにした。とても美味しい。

大沼ビールのアルトが實によく合ふ。ケルシュは輕く飮みやすいのに、とてもしつかりとした味だつたので驚く。凄く口に合ふ。

2004年12月08日(水) 編集

flying・Composer Singing

flying

私は方向音癡で、飛ぶ夢は時々(ごくたまに)見るといつたところでせうか。飛ぶと言ふより、浮かんだり、滑走する樣な心地でしたが。

飛ぶ夢といへば、長山靖生が父親革命*1で、實に素晴しいことを書いてゐる。

Composer Singing

  • 歌が下手な作曲家
  • 絵が下手なデザイナー
  • 文章を読めない作家

かういふものが成立し得るか否か。

大和但馬屋日記

作曲はジャンルによつては分業化(例へばクラシック等)されてゐるのでよくあることかと。言い換へるなら、歌が下手な歌手となるでせうか*2

因みに私は、歌が下手な作曲家の所謂“作曲家歌ひ”(Composer Singing)が大好きです。

けふの音樂

Seriouis Dub

Seriouis Dub

*1:あとがき參照。

*2:尤も歌が下手な歌手よりも、歌心のない歌手の方が問題だと思つてゐる。

2004年12月06日(月) 編集

某定例會に出席する。

暑かつたり寒かつたり。夜は星がよく見えた。

追手

タラモア・デューを飮む。ストレートを註文し、時折チェイサーを口にする。

2004年12月05日(日) 編集

馬頭

馬頭觀音

印内にて。

床屋へ行く。

ステイヤーSを觀戰する。土曜は空いているからいゝ。

ダイタクバートラムの單のみ適中。

スリーエイト

中山競馬場地下一階のスリーエイトにて味噌ラーメン(六百五十圓)を食す。

オーソドックスな味噌ラーメンと云ふのだらうか。

印内の寺社

ヲケラ街道を歩きしな、熊野神社と八坂神社に立ち寄り參詣する。

讀了

松原正『文學と政治主義』(地球社)讀了。

2004年12月04日(土) 編集

喜久水

喜久水

西船橋にて。ルビが振つてあると有り難い。

これは喜久水をくづしたものかな。

2004年12月03日(金) 編集

夜景

ラジオ深夜便

インタビューシリーズ「達人たちの至高のメッセージ」を聞く。

  • 「最強の心技体の秘密」元横綱 大鵬幸喜
  • 「舞踊人生75年」現代舞踊家 石井みどり
  • 「木の匠 千年の技」宮大工 小川三夫
  • 「仏を彫る こころを彫る」仏像彫刻家 江里康慧

聞き手が宇城憲治だつたので驚いた。達人は達人を知る。

2004年12月01日(水) 編集

師走

師走の假名遣ひが咄嗟に出てこなかつたのであせる。

けふの音樂

スティーヴ・ライヒ入門』と云ふのを聽く。

大音量で聽いたら樂しさうだ。氣になつたのであれこれ探して聽いてみた。

漸次的位相變位プロセス*1つて仰々しい響きだが、聞き始めたら止まらなくなりさう。

*1:gradual phase shifting process

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