はてなの茶碗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter


2004年02月29日(日) 編集

梅

増17

赤塚城趾へ花見に行く。

歸りに乘つた成増驛行のバスはなかなか面白かつた。歩道もないやうな狹い二車線の道路を器用に走つて行く。所々カーブもきつく、またアップダウンも多いので車體がよく搖れる。乘り物に弱ければかなり車醉ひしさうな塩梅だつた。

でも默々と讀書に勤しむ猛者も見掛けた。

某定例會に出席する。本當に世の中には色んな人が居る。

2004年02月28日(土) 編集

体質水

体質水

よく見ると、体のデザインがかはつてゐる。

2004年02月27日(金) 編集

寒暖の差がはげしい。

みそ膳みずさわ

大和町にて。こゝは、色々な種類の味噌ラーメンを取揃へてゐるラーメン屋だ。御當地毎に西京(白味噌)、玄海(麥味噌)、仙臺(胡麻味噌)等と目移りして了ふ程。

けふはお馴染みの札幌ラーメン(六百五十圓)と味玉を食する。

2004年02月26日(木) 編集

funaki_naoto2004-02-26

假令

最近福澤諭吉を讀んでゐる。この單語は割とよく頻出するので、氣に掛けてゐたら、よく閲覽してゐるウヱブサイトでも使用してゐるのを見掛けた。

實は調べるまで、音讀みを間違へて覺えてゐた。

訂正

「假令」のよみを、"たとへば"、となさつてゐるのがちよつと気にかかつたのだけれど――といふのは普通、たとひ(い)、だと思ふので――

過眼日録抄

福澤諭吉の著書でも假令ひ(たとひ)となつてをります.意味と讀みをごつちやにしてゐたやうです。音讀みの方に修正しました。ご指摘ありがたうございます。

2004年02月24日(火) 編集

東亰

東亰

王子稻荷にて。

通勤に使つてゐる路線の驛から、ゴミ箱が撤去されてゐた。自主警備の爲だと云ふ。こゝ一週間の内に何かあるのだらうか。

2004年02月23日(月) 編集

觀戰

東京競馬場にて、 フェブラリーステークスを觀戰する。風の強い、暑い位の陽氣だつた。心無しかターフビジョンの映像も搖れているやうな。

けふは初めて馬單を購入した。かういふ時でないとなかなか買へない。アドマイヤドンから何頭か絞つて購入する。展開は割とゆつくりだつたやうだ。四コーナーでの位置取りをみてやきもきしたが、何とか直線で拔け出してゴールする。きはどい勝利だつた。ミツアキタービンの好走にも驚く。

暫く府中ともお別れ。こゝのコンビニで賣られてゐる、お氣に入りの黒々茶とも暫しのお別れ*1

西海

新スタンド二階の西海にて、冬ラーメン(五百八十圓)を食する。キムチが入つてゐるのが目新しい。豚骨スープと實によく合ふ。後ラーメンと一緒にビワ茶が添へられるのも魅力だ。

*1:他の場所で置いてゐるのを見たことがない。

*2:或いは、「にも」と言ふべきか。

2004年02月22日(日) 編集

猫

新しい電話器を設置する。今までのは、十五年も使つてゐたからかなりぼろぼろになつてゐる。尤も家族は皆携帶電話を所有してゐるから、普段備附けの電話器を使ふ機會が殆どない。

本屋の店頭で立ち讀みしてゐたら、友人に白い大きな犬を背負はされた。ぴつたりと背中に張り附いてゐる。正面から見たら、背中にゐるのも氣が附かれない位だ。電車に乘つて移動するが、流石に邪魔なので適當な場所で降ろした。

Feel Ringなるものを貰つてきた。

2004年02月21日(土) 編集

讀了

長山靖生さんの新書を立て續けに讀む。

  • 日露戦争もうひとつの「物語」(新潮新書)*1
  • 若者はなぜ「決められない」か(ちくま新書)*2
  • 謎解き少年少女世界の名作(新潮新書)*3

三册讀了。あれこれ考へさせられる。

2004年02月20日(金) 編集

孫之家

孫之家

之が面白い。

社會保險事務局へ出向き、新しい健康保險被保險者證を受け取る。今年から、紙からカードに變はつたのだつた。

バスに乘つてゐる。大通りから裏通りへ、そして狹い路地へと這入つてゆく。塀や壁にぶつかるかとハラハラするが、すんなりと走つて行く。

2004年02月19日(木) 編集

懷かしの流行歌で綴る戰後歌謠史

オルトフォン・千代田テクノル共催のチャリティ・ コンサートへ行く。 今日はSPレコオドを中心に、終戰直後からオリンピック前夜までの日本の流行歌を聽く。歌は實に世相を反映してゐる。

SPやドーナッツ盤が中心なので一曲が短い。またDJよろしく、次々とレコオドをまはしてゆくので、今日は廿曲以上も曲がかかる。半分は知つてゐる曲だ。セットリストを擧げてみた。

  • リンゴの唄
  • 星の流れに
  • 東京ブギウギ
  • 河童ブギウギ
  • 悲しき口笛
  • ひばりの花売娘
  • 青い山脈
  • 芸者ワルツ*1
  • お富さん*2
  • 岸壁の母
  • 東京へ行こう
  • 別れの一本杉
  • リンゴ村から
  • 有楽町で逢いましょう
  • 赤と黒のブルース
  • 逢いたいなァあの人に
  • 東京午前三時
  • 東京なんて何さ
  • 黒い花びら*3
  • 東京ドドンパ娘*4
  • ハイそれまでよ
  • 下町の太陽
  • ああ上野駅
  • 影を慕いて*5

*1:これはテネシーワルツにヒントを得て作られたものらしい。

*2:曲中、これ程までにハンドクラッピングが活躍してゐる曲は今日でもなかなかないと思ふ。

*3:低音の魅力。

*4:一體このリズムは、考へて作つたのか、それともどつかから拜借したのか。バックトラックだけ聽いてみたい。

*5:森進一の歌に古賀政男のギター。録音當時森進一は十六歳!しかも歌聲を聽いてまた驚愕した。

2004年02月17日(火) 編集

職場に、Macintosh G5 がやつてきた。Panther の一擧一動に皆驚いてゐる。

千葉の友人のところへ行く。ホテルか病院のやうな廣々とした、矢鱈人の出入りが多いアパートだつた。

2004年02月16日(月) 編集

神社

暖かい一日だつた。日向で陽を浴びてゐると暑いくらゐだつた。

神社

府中の大國魂神社にて。點が面白い。

觀戰

東京競馬場にて、ダイヤモンド・ステークスを觀戰する。今年から、距離が延長して三千四百メートルになつた。長距離レース愛好家の私にはたまらない。何より、今日は岡部騎手の走りを見たかつた。三千四百をどのやうに乘りこなすのか、それだけでも見る價値はあると思つてゐる。

淡々としたペースでレースは進む。それが二周目の向う正面から第四コーナーにかけて、急に流れが變る。さういつたコントラストの違ひが際立つて感じ取れる。息をするのを忘れるかのやうな時間が、そこに流れてゐた。

阿多利

きね打ち麺(五百四十圓)を食する。

歸りに、府中の本屋にて岡本太郎『今日の芸術』(光文社)*1池田晶子『新・考えるヒント』(講談社)*2を購入。

2004年02月15日(日) 編集

似顏繪

ザウアークラウト經由。

すごい。よく出來てゐる。福笑ひにもなるな。早速作成してみた。……誰?*1

自分の顏の特徴を的確につかんで、用意されたパターンに當て嵌めるのは存外難しいかも。特に目の選擇は容易ではない。あとは單に適切なパターンがなかつただけかもしれない。

2004年02月14日(土) 編集

仁王立ち

写真日記犬

撮影してゐたら、奧にもう一頭犬が居た。「何奴!」といつた具合にこちらへ向つて吠えまくる。

怪しい者ではありません。

けふの買ひ物

『東京の戦前 昔恋しい散歩地図』(草思社)*1を讀む(と云ふより眺めてゐる)。昭和六年頃の東京市の地圖が載せられてゐるので見飽きない。

大昔の地圖も良いが、特に興を催すのは、自分が生まれた年代の古地圖を見ることかもしれないと思つてゐる。

2004年02月13日(金) 編集

犬

松屋で牛めしを食べる。そのとき、お店に讀みかけの本を置き忘れたみたいだ。Good Grief !

翌日お店に行つたら、ぼろぼろになつてはゐたが無事持ち歸る。

2004年02月12日(木) 編集

舊岩崎邸

梅まつり

湯島天神へ梅を見に行く。さういへば今まで梅だけみて參詣するのを忘れることもあつたので、今年はちやんと氣をつけた。時節柄合格祈願や御禮參りの參拜客も多い。混合つてゐるなか、賽錢箱の前で竝んでゐたら、賣店のをばさん方が、お寺ぢやないんだから竝ばなくてもよいと云ふことを口にしてゐた。何だろ。

梅は早咲きのものをのぞいて、まだ全體では三分咲くらゐだらうか。一週間早かつた。そのかはり、たこ燒きを頬張つたり、ステージで太鼓の亂れ打ちを見物したりしてお祭り氣分を樂しむ。

西洋館

通りを隔てたすぐ向ひに、舊岩崎邸庭園があるのでぶらりと立ち寄る。目と鼻の先なので、兩方行くことをお勸めする。

此の樣な本格的な西洋館に這入るのは、滅多にない經驗だ。物珍し氣に眺め隨ら、昔讀んだ、西洋館を舞臺にしたミステリを思ひ浮かべた*1。天井は矢鱈高く、部屋毎に暖爐が備へ附けてある。何より建築や部屋のデザインの意匠が、恰も一つの世界となつて眼前にあらはれてゐるのを強く感じた。

洋館のすぐ隣は和館。ドアの向うには、疊敷きの渡り廊下がいきなり現はれ、進むと大広間へと續いてゆく。すごいギャップを感じるが、どこかほつと一息ついて了ふ。

*1:地下通路があるのもポイントが高い。

PetroniusPetronius 2004/02/15 01:46 旧古河邸の庭園もお薦めですよ。あそこの薔薇は逸品です。

funaki_naotofunaki_naoto 2004/02/15 02:00 あそこもコンドルが設計した洋館がありますね。暖かくなつたら出向いてみます。

2004年02月11日(水) 紀元節 編集

工事中

写真日記:工事中

石神井川の側を通りがかつたら、河川の工事をしてゐた。どのやうに川の流れを變へて、水漏れを防いでゐるのか。なかなか興味深い。

職場にて

表が矢鱈と騷がしいので何事かと思ひきや、近所のビルが火事だつた。ヘリコプターが大擧して押し寄せ、邊りを取り圍んでゐる。屋上にのぼつて空を眺める。これ程までに所狹しとヘリコプターが集まつてゐるを見るのは初めてだ。ぶつかるのではないかと心配する。

つかず離れずといつた塩梅で、ヘリコプターは時計廻りに周囘してゐた。青い空を背景にしてゐると、廻旋してゐる魚の群れを思ひ浮かべる。海の底に居るやうだ。

圍碁にしても將棋にしても、必勝パターンは「ある」筈ではないかと云ふ話は、多分『考へるヒント』のなかの「常識」の事ではないでせうか。讀み直したら、中谷宇吉郎先生が登場してゐたことに改めて氣附く。

2004年02月10日(火) 編集

日曜日に久し振りに明治神宮へ參拜に行く。陽氣も良かつたので、北小路を廻つて廣場に出た。芝生の上で寛ぐ。寢轉んだり、坐つて居たりして過ごす。陽が傾くと流石に寒くなり出す。

2004年02月09日(月) 編集

澳門(マカオ)とか、益荒男*1とか、丸葉朝顏*2とか。

*1:「お」ではなく「を」だろ、とこゝは突込むところです。

*2:「お」ではなく以下略。

2004年02月08日(日) 編集

久し振りに本屋へ行く。新書をあれこれ買ひ込む。すぐ讀めて了ふだらうといつも胸算用を立てるが、すぐさま讀んだためしはまづない。

光文社新書の“酒を愉しむ!”關聯のものを何册かと、長山靖生『日露戦争 もうひとつの「物語」』(新潮新書)を購入。さういへば、今年は日露の戰からもう百年だ。

memo

2004年02月06日(金) 編集

茶ぼかし

地下鐵の驛構内にハープ奏者が居た。思ひ入れたつぷりに、ブルースハープを鳴らしてゐる。

江戸っ子ラーメン

けふもごま味噌ラーメン(七百三十圓)を食する。眞夜中にこつてりしたものを食べ續けるのは、流石に暫く控へることにした。

寫眞

色見本シリーズは終了。

2004年02月05日(木) 編集

梅茶ぼかし

柊はひひらぎと記すことを知る。

辭書をひくと、手に触れるとひりひり痛む(ひひらく)ことからきてゐる。なほすぐ隣の單語には、疼き(ひひらき)と云ふのがあり、ひりひり痛むことを云ふ。冬の字が共通してゐるのが面白い。

2004年02月04日(水) 編集

渋茶ぼかし

ホームに降りて隣の車輛内をのぞいたら犬を見掛けた。入り口のドアの處に、息を潛めてぢつとうづくまつて居る。微塵も氣配を感じさせない。

2004年02月02日(月) 編集

渋鴬ぼかし

重たいものを持つて、一日歩きずくめだつたので、翌日筋肉痛になる。流石に體は使はないと衰へて了ふ。

NortonのInternet Securityを購入。私も人竝にウインドウズを使ふやうになつたので、セキュリティにも氣を掛けるやうにした。幸ひウイルスも怪しいファイルも檢出されなかつた。

2004年02月01日(日) 編集

渋グレーぼかし

某定例會に出席する。世の中には、本當に色々な人が居ることを實感する。書物に觸れることよりも強烈な經驗である。

はやりもの

本草兎目經由、The Cyborg Name Generator

FUNAKIで行つたら結果は、Functional Unit Normally for Accurate Killing and Infiltrationとなる。譯すと、正確な殺害と潜入のための機能的な装置とでもいふのか。

九州じゃんがら

原宿の九州じゃんがら二階店にて、ぼんしゃんと味玉を食する。こつてりした豚骨スープだ。

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