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2003年12月31日(水) 編集

猫

今年は色々とお世話になりました。

大晦日

一年たつのは早いものだ、十年たつのは早いものだ、百年たつのは早いものだ、千年たつのは早いものだ―

以下略。

家で「十二人の怒れる男」を見る。かういふドラマは大好きだ。見隨ら三木のり平さんの話を思ひ浮かべた。

「せりふ」というのは「競り符」じゃないかと思う。そう競り合う。役者と役者が舞台の上で、丁々発止と渡り合う「言葉」。つまり競る符牒だ。だから、「せりふ」って言うんじゃないかと思う。

だとすると、「せりふ」は競らなければならないわけだ。舞台の上で、意見が対立したり、感情がもつれたり、それぞれ登場人物の人生観が交差したりして、「言葉」が競り合う。芝居というものはそうじゃないといけない。

そして大掃除を兼ねて部屋の模樣替へを行ふ。一日は過ぎて行く。

2003年12月30日(火) 編集

明神

大井には行かず、秋葉原であれこれ買ひ物。そしてまた神保町へ廻つて白川静『常用字解』(ISBN:458212805x)を購入。

明神

神田明神に立ち寄り參拜してたら、こんなを見つけた。明の古字だ。

早速『常用字解』で調べてみた。左の部分は窓の形を意味してゐる。窓から月明かりが入りこむことを明といふ。さらに、

竪穴を中心に作られた部屋の窓は一つであり、そこから入る窓明かりを神の訪れとみたてて窓のところに神を祀った。それで神のことを神明という。

年の瀬だと云ふのに漫畫ばかり讀んでゐる。『歴史劇画 大宰相』を讀み始めたら止まらなくなつて了つた。年賀状を書き上げられるのだらうか。

2003年12月29日(月) 編集

觀戰

後樂園にて有馬記念を觀戰。シンボリクリスエスは強かつた。有馬であんな勝ち方をした馬は居ないんぢやないか。奇しくも秋天のやうな展開*1となつたのも幸ひしたのか、レコオドと云ふのもすごい。

しかし、馬券は一着三着…*2ゼンノロブロイまではまだしもリンカーンまでは手が廻らなかつた。

讀了

諸橋轍次孔子老子・釈迦「三聖会談」』(ISBN:4061585746)讀了。諸橋先生は愉しみ隨らこれを書いたのだらうなあ。

*1:千メートルが五十八秒つて、二千五百の競馬なのか。

*2:私の本命はタップダンスシチー

2003年12月28日(日) 編集

高山

觀戰

晝過ぎに中山競馬場へ行く。ところがお目當の中山大障碍が、降雪の爲中止になつてゐた。Good Grief ! しかし中山が雪に降られるのは珍しいかも*1。大障碍は來年の一月に持ち越し。

飛騨の高山らーめん

中山競馬場にて、高山の秋(八百七十圓)を食する。醤油ラーメンと肉野菜炒め丼のセット。これが高山ラーメンと云ふものなのだらうか。すごくあつさりとした醤油味と縮れ麺の組み合わせ。私好みである。

*1:午後の時點では、雪は跡形もなかつた。

2003年12月27日(土) 編集

夢創造

仕事納め

去年は廿八日だつたから、二日餘分に休みが増えたことになるのか。しかしその皺寄せが年始に押し寄せてくることが既に確定してゐる。

忘年會の後、終電で歸宅。雨に降られたが、幸ひ雪になる前に歸れた。

夢創造

と書いてゆめづくりと讀む*1。忘年會にてもらつた。これは携帶用健康正座椅子(寫眞參照)で、たしかに素晴しい坐り心地だつた*2

讀了

白川静孔子伝』(ISBN:412201784x)讀了。先に「現代人の論語」を讀んでゐたとはいへ、かうも滯ることもなく、樂しく讀み進むことが出來るのが、我ながら不思議だつた。私は論語や支那の古典に關する知識などまるで持ち合はせてゐないから、どこまで理解出來たか甚だ疑はしいものだが、頁をめくるごとに心に響く文章や、體を搖さぶる片言に度々出遭つた。そして驚く。

孔子と論語を通して理想(イデア)が語られてゐる。

*1:本氣と書いてマジと讀むが如し。

*2:枕としても使用出來る。

2003年12月25日(木) 編集

職場にてケーキを食べる。

2003年12月24日(水) 編集

クリスマス

写真日記:クリスマス

埼京線のガード下にて。

買ひ物

休みの日にあれこれ買ひ出しに出掛ける。上野から秋葉原を經由して、神保町へと廻る。歩きずくめの一日。

時節柄か、大通りで耶蘇教の街宣車を見掛ける。永遠の命や神の國の話を流してゐる。しかしどうしてかうもやすつぽく聞こえるのか。讀んで感銘を受けた、同じコトバの筈なのに。

2003年12月23日(火) 編集

VAIO

友人から VAIO(PCV-S710)を讓り受ける。

五年位前のモデルなのだが、私が今所有してゐるマシンの中で、これが一番ハイ・スペックなマシンとなつた。今迄どんな環境だつたのやら。

OSやアプリケーションをインストールして、最低限のセットアップをする。後は Mac とどうやつて連携させようかな。

2003年12月22日(月) 編集

發賣中

寶籤

三億圓(消費税込)で賣られてゐるのか。

2003年12月21日(日) 編集

天野屋酒店

天野屋酒店

野と酒の字體が面白い。

寒い。この冬一番の寒さだ。こつちは雪が降らないだけまだましだけど。

流石に堪へるので、けふからあんかを使ひ出す。

けふの買ひ物

  • 竹内まりや『Longtime Favorites』
  • つじあやの『パレード』

を購入する。

「パレード」はストリングスがとても效果的だつた。サビの處がぐつとくる。

リファラがあつたので、もう少し感想を記してみます。つじあやのさんのボーカルの魅力は、一言で云ふとスヰングしてゐると云ふ事に盡きると思つてゐます。

2003年12月20日(土) 編集

横顏

年に一度の健康診斷の日。鬼門の胃のレントゲン檢査もそつなくこなす。たゞバリウムを出す爲に飮んだ下劑の影響で、體調はすぐれない。

檢査値や測定値は、見事なくらゐに一定と云ふか變り映えがない。

2003年12月19日(金) 編集

江戸っ子ラーメン

頃日、お店が閉つてゐることが多く心配してゐたが、また店を開けてゐたので安心した。

ごま味噌ラーメン(七百二十圓)と玉子(百圓)とコーン(五十圓)を食する。久し振りのごま味噌だ。今日は矢鱈味が濃くて、後で喉が乾いてしかたない。

2003年12月18日(木) 編集

府中の空

北里典彦@千代田テクノル

オルトフォン・千代田テクノル共催のチャリティ・ コンサートへ行く。今日は北里典彦「スゥイングクルー」のライブ。2トランペット、4 トロンボーンにリズムセクションと云ふビックコンボの編成。ブラスしかゐないので、アンサンブルがとてもまろやかだ。トランペットの池田順子さんとのデュエットはもう堪らない。まるで、極上のランチタイム・ミュージックを髣髴させる。曲やアレンジがまた良い。

ドラムの BARD JOHNSTON のブラシ・ワークは言葉にならない程の素晴しさだつた。何とスヰングしてゐるのだらう。小氣味の良いスネアの響きにしびれてゐた。

クリスマス・ソングやジャズ・コーラスなども繰り廣げられたとても樂しい演奏會だつた。

讀書つれづれ

呉智英『現代人の論語』(ISBN:4163655700)讀了。

この本の面白さは、前書きにあるやうな

経学的解釈から離れ、歴史学、民俗学、宗教学などの研究成果を踏まえた論語像、孔子像、儒教像を描き出すよう試みた

ところにあるのではなく*1、實に活き活きと論語を讀んでゐる處に心打たれる。單なる解釋だけだつたら、そんなに心動かされることはなかつただらう。

何より孔子や論語を通して、理想や思想、精神への深い信を感じたからこそ、讀み隨らしびれて了つたのだつた。

次は「孔子伝」(中公文庫)と「孔子暗黒伝」(創美社)を讀み始める。諸星大二郎は凄い。

*1今言ヲ以テ古言ヲ視ルやうなものより、述ベテ作ラズのやうなものが好みだ。

2003年12月16日(火) 編集

テスト中

本宅のCSSを少し變更してみた。ある程度見映えを確認したいのだが、問題は私の環境には OperaMozilla もない。どつかをかしなところがある筈。

2003年12月15日(月) 編集

觀戰

後樂園にて朝日杯*1を觀戰。本命のメイショウボーラーは二着まで。内枠だつたら、京都だつたらと、そんなことが頭をよぎる。無理して前に出る分、ペースが早くなるし、中山の坂でどうしても一杯になつて差されて了ふのは仕方ない。

この先抑へる競馬が出來るやうになつたら面白い。來年が樂しみだ。

潘街粥麺専家

神保町の潘街粥麺専家にて,煮卵麺(四百三十圓)を食する。トッピングの家鴨の卵がなくなつて了つた。あれ好きだつたのに。

私の隣に座つてゐた子供が、つけ麺を食べ隨ら感極まつたのか「このお店は幸せだ」と、矢鱈と感心するやうに何度も呟いてゐた。

變な日本語だけど氣持ちはわかる。

*1朝日杯フューチュリティーステークス。「外来語」委員会は(以下略)。

2003年12月14日(日) 編集

某會合に出席。樂しい一時を過ごす。

内山興正老師の著作が面白いと云ふ話を聞いて、讀んでみたくなる(先に『仏音』で目にしてゐた)。

2003年12月12日(金) 編集

次はCSSの手直しに取掛かりたい。

流石に夜は冷えてきたので、湯たんぽを引つ張り出した。暫くこれで寒さをしのぐ。

2003年12月11日(木) 編集

かくれんぼ

夢日記

登山に行くのだが、なかなか支度が整はない。携帶のバッテリーは少ないし。

兎に角外出するが、今度は驛に辿り着けない。

札幌ラーメンどさん娘

この系列のお店は割とあちこちで見掛けるので、チェーン店のやうなものかと然して氣にも止めてゐなかつた。本蓮沼の「どさん娘」へ寄つたときも、何の氣なしに這入つてゐつたものだつた。

でもこの店は何かが違つた。うまく言へないのだけど、店の内裝や主人の立ち振舞ひから、年季を窺はせる氛圍氣があつた。

白味噌ラーメン(七百七十圓)と玉子(五十圓)を食する。麺は中太のストレート麺。チャーシューは厚めで、炒めた野菜が加へられてゐる。何より、白味噌のスープが良かつた。くどさが、白味噌によつて抑へられてゐるので、とても飮みでのあるスープだつた。

2003年12月10日(水) 編集

讀了

二册讀了。久し振りに小説を讀む。

2003年12月09日(火) 編集

奔流

月を見上げ隨ら歸る。今時分の月は矢鱈南天の高い位置にあるので、首が痛くなりさうだ。

月が季節によつて、南中高度が異なることは話に聞いてゐたが、月齡によつても一ヶ月周期で變化してゐるのは、調べてみるまで氣が附かなかつた。

2003年12月08日(月) 編集

觀戰

後樂園にて、 阪神ジュベナイルフィリーズ*1を觀戰する。人氣のスイープトウショウから買つてみたが、向かう正面の位置取りで早くも危惧を抱く。直線の不利もあり、案の定嚴しい競馬になつて了つた。難しい。

ひたすらウヱブサイトの文書型を ISO-HTML に書き直してゐた。

*1:未だにこのレース名を覺えられない。「外来語」委員会は「“外来語”言い換え提案」でこれらを是非取上げて慾しい。

2003年12月07日(日) 編集

街角のキャンドル

讀了

みなもと太郎『冗談新選組』(ISBN:4872573986)がとても素晴しかつた。

外出して後樂園に寄つたら、かなりの人出だつた。それから岩谷さんの寫眞展を觀に行く。雨は降らず、歸りには月がのぼつてゐた。

2003年12月06日(土) 編集

讀了

ユリイカ臨時増刊 田中小実昌の世界』(ISBN:4791700619)讀了。頃日私の中で田中小実昌熱が高まつてゐる。

けふの占ひ

韜晦日記經由で、前世チェックを行ふ。

あなたの前世は【平安の世に蝶よ花よと面白おかしく遊び暮らした貴族】のようです。

あなたの前世は平安貴族。裕福な家庭に生まれ育ち、あまり苦労しないで宮廷で出世した運の良さの持ち主だったようです。特に和歌を得意として、帝から篤い信任を受けていました。生涯のうち、ほとんど苦労をすることを知らず、その一生をまっとうしたのです。数百年のときを経て、現代世界に転生したあなたですが、前世の生き様のためか、あまりこだわりのない性格のようです。友達や遊びを愛して、毎日面白く暮らせればいいや、という思いが心のどこかにあるでしょう。頭脳労働をしているときに、あなたの心に眠る貴族の血が騒ぐことがありそうです。

  • 強者の魂  19%
  • 道楽の魂  100%
  • 苦境の魂  56%
  • 妖魔の魂  6%

貴族なんて云ふ柄ではないが、道樂者なところは當たつてゐる。

大和但馬屋日記經由で「最果ての村12月6日(土) 」の日記を讀む。

 ところで僕が、メロディの話をしていて最終的に考えるのはいつも、

「メロディの無い曲は作れるのだろうか」というテーマです。

miyaviemiyavie 2003/12/09 16:46 占い、私の前世は「巫女」らしいです。

funaki_naotofunaki_naoto 2003/12/10 01:38 この占ひは、割と思ひあたるやうなところがありますね。パーセントの意味がいまいち不明瞭ではありますが。

2003年12月05日(金) 編集

藥局

藥局

殘念ながら現在は閉店してゐる(因みに店名はウサギ藥局と云ふ)。

夢日記

電話をするのを忘れた。

RSS Readerを初めて使用してみる。はてなダイアリーを見るのには重寶してゐる。

角煮そば本舖英二

角煮そば(七百圓)とライス小(百圓)を食する。味玉がつくやうになつたのか。

2003年12月04日(木) 編集

猫

写真日記(写真日記猫)

神保町にて。間近で撮影できた。しかし大きい寫眞は粗が目立つかもしれない。

2003年12月02日(火) 編集

ふしぎなえ

師走

府中で競馬を見たり*1、風邪をひいたりと、遽しい日々を送る。

*1:ありがたうタップダンスシチー

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