ピアノの国より
未来に向かって

 みんなお休み中もがんばって練習していたなぁ。感心!練習の記録表が効いたかな?そんなことないね。みんなピアノが大好きだってことだね。休み明けから1ヶ月、落ち着いたところでそろそろ年末の「ふれあい演奏会」の準備にかからないと・・・。新しく入った4歳のHくん・小2のSちゃんにも大活躍してもらおうっと!

2007/11/5



 教室再開の10月がやってきた。2ヶ月のお休みの間、みんなは元気にがんばっていたかな。ちょっぴり心配。でも久しぶりに生徒のみんなに会えるのは、とっても楽しみ。

2007/10/1



 では教室がお休みの間に、ピアノの上達法を書き出してみよう。これは、いつもレッスンで言っていることだし、誰にも当てはまることだよ。

☆部分練習する
   いつもはじめから弾かない。必ず間違えるところは、取り出して練習。間違えずに弾けるようになったら、少し前から弾いてみる。それで弾けたら、またもう少し前から弾いてみる。

☆片手で練習する
   部分練習をするとき、片手で弾いてみると意外に弾けていないことが多い。

☆ゆっくり弾く
   弾けそうなのにどうしても止まってしまう、思うように弾けない、また部分練習のときにも言えること。うまく弾けないのは今練習している速さが自分に合っていないということ。そういう時は思い切ってゆっくり弾くようにする。

☆弾いている音をよく聴く
   ゆっくり弾いてみると、すべての音がよく聴こえてくる。自分の弾いている音を一つひとつ丁寧に、どんな音色を出したいのかイメージしてから弾くようにする。そうすると自分の出せる音色の引き出しがどんどん増えてくる。テンポに乗って弾くのも大切だけど、そうやってゆっくりじっくり弾くのも大切。

2007/8/3


 さてさて、2ヶ月のお休みがせまってきた。7月末で出産・育児休暇に入り、8月に産んで10月にはレッスン再開の予定。
 このお休み期間に、みんなには宿題を出すことになっている。
1、大曲を一人で仕上げる。
2、1〜2ランク下の小曲集を1冊全部弾く。
このどちらかを選んで、2ヶ月間の宿題にするというもの。
 いずれも楽譜が用意できたので、来週には渡そうかな。わからないところがあれば少しはレッスンしておいたほうが良いだろうし。
 そして、他にもうひとつ宿題を出した。それは2ヶ月の間に「音楽体験をしてくる」こと。演奏会に行くもよし、レクチャーなどに参加するもよし。みんなチケットなどの手配はできたかな?小4のAちゃん、小3のTくん、指揮者体験の準備はOK?先生は体験報告が楽しみだよ。

2007/7/11


 昨日、YAMAHAのセンターの生徒たちとお別れをしてきた。私の教えていた教室では産休・育休を認めないと言うのだから仕方がない。でも、一度に何人もと別れるのはつらく寂しい。
 ピアノを教え始めてもう20年近く経つのだから、もちろんたくさんの生徒との別れがあった。でも、それは一人ずつだったし、送り出すとき「先生はいつもここにいるからね。ピアノがしたくなったら、いつでも帰っておいで。」という気持ちで送り出してきた。
 これがセンターをやめる場合は違う。私がもうそこにはいないのだから。別の先生の下に移籍した生徒はもちろん、私がやめるのを知って「自分もやめる」と言った生徒も、もう私のもとには戻ってこられない。唯一の慰めは、私がやめた後でも別の先生の下でピアノを続けてくれていることかな。その生徒の「これから」を見られない悔しさはあるけれど、私と何年かレッスンしたことで、ピアノをかけがえのない楽しみとしてくれこれからも続けてもらえるのは、教えてきた身としてはとっても嬉しいことだ。

 でも・・・産んで育てて落ち着いたら、また外の教室でも教えたいな。自宅で教えるのとは違う緊張感があるし、範囲が広がることで新しい出会いもあるし。私の教え魂(?)はとめどないのだ・・・。

 さて、自宅でのレッスンはまだまだ!今日もみんながやってくる。こちらは産む直前まで教えて、2ヶ月のお休みをもらったらすぐにレッスン再開の予定。気持ちを立て直して元気にレッスンしないとね。

(2007/4/25)


 生徒との会話で、聞いてうれしい言葉。それは「ピアノの先生になりたい」。小学生あたりが言ってくれるとすごくうれしい。教えてきたかいがあったとか、そんな気持ちではない。幼稚園や小学生の子供が将来を口にするとき、身近な人物にあこがれてそのようになりたいと言うらしい。
 生徒が「ピアノの先生になりたい」と言ってくれた時、先生である自分に純粋にあこがれてくれているんだなと、自分があこがれの対象になれたことが、とってもうれしいのだ。
 これがまた中学生以上の言葉となると、ちょっと現実味を帯びてきて、うれしいどころではない。その生徒のピアノが、その世界に通用するものなのかを冷静に考える必要があるから。
 さて小3のHちゃんは「ピアニストかピアノの先生か学校の先生になりたい」という。この先が楽しみね。そういえば先生は小5あたりからすでにピアノの先生になると決めていたよ。

(2007/3/16)


 昨年末に大学1年のAさんが飛び込んできた。彼女は高3の夏に大学受験のためピアノをお休みして、今回「復帰」のはずだったのだけど・・・。なんと「やっぱり音大に行きたい」という。
 うれしいやら、あわてるやら。そして一年がかりの受験勉強がはじまった。調音に視唱に楽典。そしてもちろんピアノ。Aさん、さあ行くよ!!未来に向かって!

(2007/1/1)