特急「エルム号」というと思い出されるのが北海道で走っていた臨時気動車特急。
楡の木という意味も知らず、いい名前だと思っていた。
寝台特急北斗星号が誕生し、本州と北海道を結び、一時は相当な人気となり、それを補完する臨時列車として登場したのが、「エルム号」だった。
こんどは素敵なヘッドマークをつけてもらい、北海道行きをワクワクさせるような列車であった。
やがて北斗星号の人気もかげり、いつしかこのエルム号も消えてしまった。
三度復活することはあるのだろうか。
1995年12月22日 上野駅